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【入社エントリ】将来の夢は歌って踊れる広報担当!PR会社からマネフォに転職した今、思うこと。

あいさつ

はじめまして!
2022年7月からマネーフォワード広報部に所属している、恒光美里(つねみつみさと)です。

入社から2ヶ月が経ち、改めて自分がマネーフォワードに入社したきっかけや、働きながら感じていることを書きたいと思います。

「社会人生活に慣れたぶん、将来のことに思いを馳せることが増えた」
「企業の広報担当ってどうやってなれるのか知りたい」
「ズバリ私もPR会社で働いています!」

特にそんな方々に読んでいただければと思います。

経歴

2019年4月~2022年6月
大学卒業後、PR総合代理店ベクトルへ入社。PRコンサルタントとして、飲料メーカー、エンタメ業界、生活商材、ITベンチャー‥など、幅広い分野の広報・PR業務を代行。

▲新卒一年目の秋、記者会見にてメディアブリーフィング初体験で<<大緊張>>の図


2022年7月~
マネーフォワードに広報として転職。現在は主にグループ会社の広報を担当(※まだまだ勉強中ですが…)

その日その日を乗り切るのに必死だった新卒時代

大学ではサークルでミュージカルを制作し、出演することに没頭していましたが、「舞台俳優では確実に食べていけないしな~」と、当時は正直なところ”働く”ということに対してやや冷めた姿勢でいました。就活生の時は、

とりあえず、自分の経験や得意そうなことで「会社員」になろう。

とはいえ、自分の仕事が与える世の中への影響を、わかりやすく確認できる職業のほうがいい。

広告代理店やPR会社の仕事は、
・チーム(劇団)を組んでプロジェクト単位で動く点
・制作物(演目)をお披露目(公演)する点、
・常に世間(観客)からの「見え方」を考えてPR(演出)するという点で、舞台制作の活動にやや似ているのでは?

と考え、広告代理店やPR会社に絞り就職活動をし、晴れて就職が決まりました。

PR代理店での3年間はなんとも目まぐるしく、毎日かなり刺激的で、
毎日いろいろな企業の広報担当者さんとコミュニケーションをとっていました。

飲料メーカーの定例が終われば、次はITベンチャーの取材、午後は担当商材を持って雑誌の編集部を訪問…と、クライアントに合わせて頭の中を瞬時に切り替えなければいけませんでした。

(契約継続のためにも、月額のPRコンサル料に見合う働きをしなければ…)

という良い意味でプレッシャーのかかる環境下で、 分からないなりにも毎日必死だったように思います。新卒1-3年目には少し荷が重すぎるのでは…という仕事も、「失敗を恐れずやってみよ」という社風もあってたくさん任せていただきました。

新卒3年間の仕事は、自分を本当に成長させてくれました。

自分にそれまで欠けていた、徹底して相手の立場に立つ丁寧なコミュニケーション術や、あらゆるトラブルを想定し柔軟な頭で先回りして動く力、企画全体を俯瞰して見ながら、冷静に推進していく力、等が身についたと思います。

また昨年の冬、趣味で企画立案、実際の演技、当日の会場オペレーションまで、全て自分たちで手がけながら一本のミュージカル公演をうつ、という貴重な経験をしました。
その際、日々の仕事を経て得た「企画を立てて進行し、お披露目まで持っていく」というスキルが大いに役に立ったと感じました。

▲出演者は全員が会社員!休日や有給に練習するなど、およそ丸一年間かけて準備しました。

就活時の自分の思惑はあながち間違いではなく、舞台制作とPRの仕事には少なからず通じるものがあったと思います。

転職のきっかけ

PR会社で3年間働く中で、下記のような気づきがありました。

  • 担当企業やカバーする広報活動の領域によって、自分のパフォーマンスに差が出ている。
    例:キラキラしたトレンド商材を情報番組に売り込むのは苦手。だけどベンチャー企業のユニークな経営者を、ビジネス誌の記者にいろいろな切り口を作って売り込むことはまあまあ得意かも。

  • BtoB商材やニッチなサービスのPRは難しい。けど、逆にメディアや世の中に理解されたときの喜びもひとしお。

  • 世の中のトレンドを眺めて考察するのが好き。ニュースを追うのが苦ではない。

  • 複数企業を短期間で担当すると、メディアとのお付き合いはどうしても一時的なものになりがち。「自分はこの分野に詳しい」「この記者と仲が良い」と胸を張れるようになりたい。

  • その日その日を乗り切るのに必死、という状態をこのまま続けていていいのだろうか?

と思い、改めて自分のキャリアを俯瞰して見てみたい、と転職を決意しました。

何を広報しよう?転職活動を開始


とはいえ、「広報」という仕事が好きという気持ちは変わらなかったため、広報ポジションに絞って探しました。

これまでお世話になったクライアントの顔を思い出し、
(お世話になった広報の皆さんは、何をやりがいとし、何に苦戦してたんだっけ?)
ということに思いを巡らせながら情報収集をしました。

やがて、自分は「社会のネガティブをテクノロジーや知恵で解決する企業」を担当した時、特にモチベーション高く頑張れていた、ということを意識し始めます。

理由を考えてみると、高校生のころからジェンダーロールや家庭の格差などの社会問題に興味があったことが大きいのではと思います。

「生まれた時から手札が決まっている人生」

というものに、強烈な違和感を持っている学生でした。

つまり、日常に何かプラスアルファして人をさらにハッピーにしたい!というよりも、
今ここにある誰かの不自由さに対し、解決の糸口を提示したい、という思いが根っこにあったと思います。

そこからの企業選びは実にシンプルで、テクノロジーやアイデアで、介護や医療、教育、子育てなどをより楽に、スマートにする事業の会社を受けました。

そんなとき、マネーフォワードの広報担当の方からスカウトサイトを通じてメッセージをいただきました。

そこには前職で書いた自分のnoteを読んで、「面白かった」と書かれていました。毎日大量の求職者の情報を見ているだろうに、noteまで読んでこんなにも熱い長文メッセージをくれるなんて…とジーンときてしまい、ぜひ話を聞いてみたいと思いました。

カジュアル面談でお話してみても非常に波長が合うなと感じたため、そのまま選考に進むことを決めました。

選考中のメモが出てきたのでお見せします。殴り書きですが。。

▲メモを見返すと何が何やら…ですが、
とりあえず「働きたい」と思ったことだけは伝わりますでしょうか。

最後までマネーフォワードに入るかどうか迷ったポイントとしては、

  • 「SaaS」「金融」に対して知識がないのに 大丈夫か

  • そもそもマネーフォワードの事業分野に興味がもてるか不安

でした。

しかし、金融知識については現場で学んでいけばよいと言ってもらい、その不安は解消。

興味がもてるか?についても、マネーフォワードの持つ「『お金』とは、人生においてツールでしかない」という前提は、
むしろお金のことでなるべく悩みたくない(=さぼりたい)と考える自分にこそ、マッチしているのではと思いました。

何より面接をしてくれた方々の人柄の良さが印象に残り、内定を承諾しました。
メンバーの性別・居住地・ライフスタイルの多様性も、自分にとってはかなり安心材料でした。30代以降の自分の人生を考えるにあたって、ロールモデルとなりそうな人がいるなと感じました。

「勝てば官軍」じゃない!?入社後の良い意味でのギャップ

入社してみて、まず驚いたのは「企業への帰属意識が生まれたこと」です。

前職では、会社に所属しているというよりも、数人のチームで数字を追いかけ、一つの営業会社をやっている感覚でした。

また、仕事で最優先すべきは何よりも「クライアント」でした。判断に迷ったとき、クライアントの利益を優先していれば、まず間違えることはなかったです。担当企業の掲載が取れた!認知が広がった!バズった!ということが主な価値でした。

しかし、マネーフォワードのメンバーの考え方や物事の判断基準は、会社の「ミッション・ビジョン・バリュー・カルチャー」に即しています。

”会社としてのありかた”を示したそれ自体は、どこの企業にも存在すると思うのですが、社員の間にあまりにも浸透していることに驚きました。

具体的な例を挙げますと、

「Respect」
社員同士の感謝や尊敬の気持ちを気軽に伝え合えるツールの存在と、その活用率の高さ。

「Teamwork」
人からの相談は忙しくても時間を作って対応する文化。

「Fun」
社内Slackのスタンプレパートリーの多さ&コミュニケーションのフラットさ。社内ウェビナーには常に弾幕のようにコメントが流れ続け、皆が主体的に参加。

広報においては、
「Fairness」
単純にメディアへのウケが良ければ、TwitterでポジティブなコメントがつけばOK、ではない。極端な表現をすれば「勝てば官軍!」ではないということ(笑)。
メディア、ユーザー、投資家、社員…と多方面にフェアな姿勢でいるように皆が心がけ、情報発信ひとつとっても「マネーフォワードらしいか?」を立ち止まって考える。

社員一人一人は多様でも、向かう方向はおおむね同じ、というところに安心しながら働けています。

「安心」といえば、入社後の手厚いフォローも驚いたポイントです。


広報部の新メンバーがやるべきこと、覚えるべき仕事がキレイに一覧化されていて、大抵のことは誰かに聞かなくても、メンバーが蓄積してきてくれたマニュアルを読めば解決してしまいます。

自分や、後に続く方のオンボーディングのためにわざわざ資料を作ってくださったのだなと思うと、一層頑張らねばという気持ちになりました。

▲広報部のオンボーディング資料の冒頭(一部)


資料だけでなく、私のキャッチアップのために入社直後は皆さんが連日出社してくださったり、こまめに様々なメンバーとの1on1面談が設けられていたりと、コミュニケーションが取りやすいよう、配慮してくれました。。

自分の存在が大事にされていると思うと、働くモチベーションもあがりますよね。

最後に

ここまで読んでくださりありがとうございました!

まだまだ私が広報としてできることは限られていますが、マネーフォワードの良さ、プロダクトの面白さを世の中に伝えて行ければと思います。

まずは広報として一人前に動ける力を今年で身に着け、
そして将来的には、大好きな舞台と広報の仕事を両立させて、
そのポジティブな相互作用で自分や周囲をハッピーにするような生き方がしたいと考えています!

どうぞよろしくお願いいたします!

ちなみに…
頑張ってるのにどうにもお金が貯まらない人、
ぜひまずは『マネーフォワード ME』をインストールしてみてください。
自分の底知れない浪費癖と向き合えますよ!!笑

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