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働きながら本を読む習慣

最近、「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」という本が話題のようである。
残念ながら、私自身は、本を読めている方だと思う。そのために買う機会がないので本の内容はわからない。
ここでは、私なりの社会人でも本を読む方法を紹介したい。

本が読めない人の前提条件


前提条件として、本を読めない人について分類をしてみたい。

そもそも、本を読むのが苦手なのか、好きなのかという軸。
そもそも、本を読みたいのか、そうでは無いのかという軸。
この2軸を考慮して、黄色のマスの部分。
つまり、
①本を読みたいが、本を読むのが苦手な人。
②本を読みたく、本を読むことも苦ではないが、読めない人。
③本を読みたく、本も好きだが、本を読めない人。
の3パターンに分けて対策が必要であると思う。

正直、私は本が好きであるので、本が苦手な人向けの話は説得力がないと思う。よって、ここでは①の解決策は話をできない。

本を読みたいが、本を読めないという状況


本を読みたいが、本を読めないという状況はなぜ起こるのか?
それは習慣の問題に尽きると思う。

私自身は、社会人になって5年間、コンビニの担当員として働いていた。
残業時間は常に100時間を超えて(100時間を切った月は無い)、今で言えばブラック環境に身を置いていたが、ビジネス新刊書を最低で月に3冊は読んでいた。
それを可能にしたのは習慣化していたからだ。

本を読めない状況を作るもう一つは、本を読みたいという目的意識がどこから来るのか?という目的意識の問題である。
目的意識の問題については深くなるので、ここでは割愛する。
そもそも、なぜ自分は本を読みたいのか?ということは、一度考えてみる必要がある。

習慣の問題と対策


本を読むのが好きだけど、本を読めない人の多くは習慣の問題だと思う。
特に社会人であると日々の業務や、家族との時間などに追われてしまう。
「本を読む」という意識が消え去っていることが多い。

私が本を読む習慣を作る上で気をつけていたのは3つの習慣である。

習慣1:本屋さんに行く習慣
習慣2:現在手掛けている仕事のテーマと同じ本を手にとる習慣
習慣3:カバンに必ず1冊入れておく習慣

習慣1:本屋さんに行く習慣
私は当時、週1回は会議のために大阪市内に行くことがあったため、その度に昼休みに近くの紀伊國屋書店に行っていた。
現在も、月に1回は会議で大阪市内に行くので、必ず紀伊國屋書店かジュンク堂書店に寄ることにしている。
しかも、「本屋さんに入ったら必ず1冊買う」というノルマを自分に課しているので、必ず1冊は購入することになる。

本屋さんに寄るという習慣。
本屋さんに寄ったら本を買うという習慣。

これをすることで、本を手に入れることは必ず達成される。
現在も、アマゾンで本を買うことは専門書などはあるが、リアルの本屋さんで必ず購入している。
是非とも、「本屋さんに行って、本を買う」という習慣を生活に組み入れて欲しい。
これで本を50%は読んだも同然だ。
本を読めない人は、本を手に入れないところで止まっていることが多い。


習慣2:現在手掛けている仕事のテーマと同じ本を手にとる習慣
とは言えである。
本を買うまではいけるけど、本を読めない。
積読になってしまうという方もいる。
大丈夫。
本を選んだ時に、タイトル、目次、あらすじ・・・装丁に目を止めている。
これらは、書籍の要約である。
特にタイトルは練りに練られている。
新聞の見出しである。
本を買った時点で、本を読むという目的は50%は達成している。

では、本の中身を読むためにはどうしたら良いのか?
私が社会人1年目に注意していたのは、仕事と関連する書籍を買うということである。
仕事とリンクする書籍を買うことで、自ずと本を読む目的が出来る。
買う本が月に3冊だとしたら、1冊は仕事に関連する本を買う習慣をつけると仕事との相乗効果が出るため続けやすい。

習慣3:カバンに必ず1冊入れておく習慣
そして、読むために大切なことは、常に本が手元にある環境を作るということである。
あなたは1日の中でスマホをどれだけ見ているだろうか?
電車の中を見渡しても、ほとんどの人がスマホを見ている。
新聞や雑誌、書籍を見ている人は1割以下である。
(もちろん電子書籍という選択肢もあるので実はもっと多いかも)
しかし、重要なことは移動時間やトイレの時間、寝る前の時間、お風呂の時間などの細切れの時間を有効活用することである。

読みたくて読めない人は上記の3つの習慣を試してみて欲しい。




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大塩 謙
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