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大人になったら忘れてしまうこと

バスに乗ってたら、小学生ぐらいの男の子がビシィーッ!って手をあげながら横断歩道を渡っているのが見えた。しかも、バスの運転手さんの顔をガン見しながら。

よそ見して歩いてるのだから、手挙げないで渡るよりも危ないのでは…?というツッコミは置いてといて。

小学生の時は、手を挙げて渡りなさいって教えられたよね。他にも、
順番は守りましょう。
お礼はきちんと言いましょう。
人に優しくしましょう。etc…
大人が手を挙げて渡る必要はないけれど、小さいころの教えには今でも通じる大切なことが沢山ある。

アルバイトをしてる友人から「自分を神だと勘違いしてるおじさんやおばさん客が多い」という話をよく聞きます。

つまり、出てきた料理に文句をつけて罵倒してきたり、お礼を言わなかったり、態度がものすごく悪い、年齢を重ねたお客さんが多いということ。

逆に学生や小さな子供はしっかりお礼を言ってくれるし、態度も悪くないことがほとんどなんだそう。

大人になると沢山のことを学ぶし、自分の価値観や考え方も進化していくと思うのだけれど、年齢を重ねるほど、基本的な、人間として大切なことを忘れてしまうのかもしれない。

きっと態度の悪いお客さんも、昔はお礼もしっかり言えてたし、店員に悪態をつくなんてことはしていなかったはず。いつから忘れてしまったんだろう。

大人になったら、子供の頃描いていた理想が崩れることなんて山ほどある。そんな現実に失望して性格も物の見方も変わってしまうかもしれない。

けれど、子供の頃に教わった、人間として大切にしなければならない基本。そこだけは変わらずに、忘れずに生きていきたいと思った。



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