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趣味を楽しむ

昨日は仕事を終えた後、久しぶりに観劇をしてきました。

栃木で活動している劇団の芝居。
久しぶりということもあり、またストーリーの内容も面白く、とても楽しんで来られました。

私はプライベートのブログで観に行ったお芝居やイベント、ライブや映画などの感想を書いています。

基本的には「芸術は言葉で語るものではない」という考えなのですが、その感想を書くというのは相反する行動です。

例えば好きなバンドのライブを観に行った時。
そこで感じる会場の雰囲気やバスドラやベースの音で振動する床、楽器の音で空気が揺れる感覚、演奏者と観客の熱気など、その場所、その時間、その空間でしか感じられません。

コロナ当初はこれらの方々は演奏の場を無くし、かなり大変な状況の中から「配信」という手段を見つけ、そうすることで生き残ってきた部分もあるのですが、例え配信であってもその場の臨場感は上記のように「肌で感じる」部分が大きいので、やはりそのまま伝わるものではありません。

同様に絵画や彫刻などもネットで写真は見られても、実際のサイズ感や彫刻であれば手触りなど、やはり現物を前にしなければ分からないモノです。

そういったものをいくら「言葉」と伝えようとしてもそれはかなり難しくて、なかなか伝わらないモノです。

ではなぜ書くのか?
そこまでが私の「趣味」だからです。

○○評論家を気取るつもりなどはまるでなくて、ただ私が「面白かった」「楽しかった」と思えたものを、どこが楽しかったのか、何が面白かったのか、何がすごかったのかなど、私目線で書く。
つまり自己満足です。

もう一つ言うなら、演奏者さんや演者さん、その裏方さんなどに直接感想を伝えることが難しい分、こういう形でその感想や感謝を伝える。
そんな意味も含まれているんです。
(御当人たちが観てくれているかどうかは関係なく)

趣味とは自分がどれだけ楽しめるか、どれだけ満足出来るかが大切で、それによってストレスを発散することも出来ます。
もちろん人それぞれの楽しみ方があって良いし、人に迷惑さえかけなければどんな楽しみ方をしても良い。

そんな趣味を持っていると、ココロの病にもなりにくくなるものです。

色々なライブなどで声出しが解禁となった今、面白いモノを観て笑い声が上げられる、その楽しさを思い出せた昨晩でした。

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