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絵が上手くなるのは根性論ではない!1年近く通ったオススメのデッサン教室教えます。

CGモデラーとして働いていた僕は、観察する力だったり3D上で立体的な形を作る力をあげたいと思ってデッサン教室に通っていましたがとても良い教室に通っていたので、これからデッサンの力を身に付けたいと思っている人にオススメ出来る学校を教えたいと思います。


今まで僕自身色々なデッサン教室の体験を受けたりしてきましたが、どこも大勢の人で一気に同じものを描くだけだったんです。

体験で行くと先生も「初めてにしては上手だね!センスあるよ!」と勧誘強めだけど特に技術的な部分を教えてくれずに「ちょっとどいて」と言われてたまに直されるのみで、見て覚えろと言われるようなデッサン教室がほとんどだったので、これだったら家で1人で描いてるのと何も変わらないんじゃないのかなと....月謝を払って通いたいと思う学校に巡り会えずにいました。

パースが狂ったり描き方がおかしいのは描いてからだったらいくらでも指摘できますが、どうやったらそれを事前に意識しながら描くかを教えてくれる学校というのは非常に少なく、何度描いても上手にならない自分の絵に嫌気がさしてくるんですよね...。

特に1番最悪なのはデッサンの知識もない先生がとりあえず授業を教えてるパターンもありますがそんな授業は絶対に受けないでください。

しかし、どうしても絵が上手くなりたい。ものを見る力をつけたいと思って自分で絵を描いてみましたが、下手くそなんです..。クロッキーブックを片手に鉛筆を購入して描いてみましたが、今だからわかりますが鉛筆の使い方もしらずにH2とかの硬い鉛筆でゴシゴシかいていたんです..。

その時描いたのがこれです。自分で見てみると絶望しかありません...。硬いから消しゴムで消す事もできずにどうやって絵を描いてるんだろう...と思っていたこともありました^^;

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そんな時に色々とネットで調べたら少人数の小さな教室で個人で運営しているアパートの1室で教えてくれる学校を発見しました。

通っている人の作品は美大を現役で目指す人が多くて、めちゃんこうまいデッサンがずらっと並んでいるわけでもなく、少しアットホーム目な感じなので最初はう〜ん...と思いましたが、その教室のサイトにはどのように絵を教えてくれるのか書かれているんですが、とにかくひたすら描け!という指導ではなく、「なぜそのように見えるのか?」の気づきをしっかり教えてくれて、独自のカリキュラムがあり徐々に絵を描く技術をあげてくれる仕組みがあって、先生の文章からは熱意が伝わり絵を描く技術がメキメキと上がりそうな気がしたので、まずは体験だけ行ってみることにしました。

そして体験で描いたのがこの絵です。

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どうでしょうか。

時間にして2時間30分ぐらいでパースや物の反射だったり鉛筆の使い方など色々な事を教わりました。しかも最初にも説明しましたが少人数なので先生がほぼマンツーマンで教えてくれるので、わからない所はより教えてくれるのでとても勉強になるんですが、何よりも2時間30分で丸みのある立体的なりんごを描けたことに感動した事を今でも覚えています。(立方体のパースは狂ってますが^^;

教わったという部分も、四角い箱にりんごを用意されて自分で描いてみて〜ではありません。「まずは丸を描いて」「~次に四角を描いて~」「じゃあ影を描いてみましょうか」と全て丁寧に教えてくれるので、何から絵を描いたらいいのかわからない超初心者でも安心して絵を描けるんです!そして下手くそだった自分でもこんな絵をたった2時間30分で描けたことに絵を描く楽しさを体験出来るというのがここのデッサン教室の醍醐味なんです!

この体験をした僕はすぐに入会して毎週1回の授業を受けることにしてデッサンの基礎的なオリジナルカリキュラムを受けることにしました。

教室の特徴

ここの教室は手ぶらで通えて一人一人仕切られたブースに事前にその人が前回何を描いていたかオブジェを先生がセッティングしてくれるので身軽に授業を受けれます。そして、それぞれの人が描きたい物を勉強出来るので、皆で同じ物を描かないからそれぞれのスピードで絵を描く事ができるので、誰かと競い合ったりする事をせずにじっくり勉強できます。絵が下手くそな僕は一気に皆で〜というのが苦手だったので気兼ねなく絵を描けてよかったです..。

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カリキュラムではそれぞれどんな事を学ぶのか決まっていて、お題にそって絵を描きその回ごとに学びがあります。りんごを描いた次はこちらの紙につつまった便を描きました。

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次にキューピーちゃん

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石膏1枚目

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石膏 2枚目

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石膏3枚目 

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また人体について勉強したかったので、特別授業で人体の描き方を学べる授業も受けたりしてました。

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足の筋肉

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模写をしたり

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模写をしたり

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模写を繰り返したりしてました

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この他にも色々な絵を描きましたが、1年近く通って最後に描いたのがこちらの作品です。1人で描いたペットボトルよりも断然良い感じで描けているかなと思いますがどうでしょうか?

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週1回2時間30分を1年続けた結果です。

仕事で疲れた休みの土日に通っていたので眠たくて通いたくない日もあったし肩が痛くて辛い時もありましたが、自分がここまで描けるようになるとは思っていなかったので本当に嬉しかったです。あの時は家が近かったので通いやすかったですが今は引っ越してしまい気軽に通えなくなりましたが、是非また通いたいと思っている場所です。やっぱり近々改めて通おうかな...。

僕が通ったデッサン教室の良さを改めておさらいしておきます。


●少人数なので先生がマンツーマンで教えてくれる。もちろん他の人が聞いてる場合は少し待つ事もあります。そして描いてる後ろからもっとこうしたらいいんじゃないの?と声をかけてくれることもありますが、美大出身のタメ語で偉そうな態度で教えてくる某所もありますがそんな事も一切ありません。とっても親切でわかりやすいです。人見知りの僕でも大丈夫でした。

●絵の描き方。物の見方を説明してくれます。「何枚も描き続けたら絵がうまくなる」「努力した先に自分でみつけよ」という方法ではなく、こうやったらパースがうまくなって質感を別けて上手に絵が描けるよというのを教えてくれる。上司として一緒に仕事を教えて欲しいタイプです。

●一人一人描くものがブースで別れているので、皆で同じものを一斉に描いたりしない。あの人うまいけど、あの人下手くそという評価がされません。

●鉛筆も紙も用意してくれるので手ぶらでいけちゃう。前回描いたオブジェを先生が事前に並べてくれる。

●鉛筆も紙も用意してくれるので手ぶらでいけちゃう。前回描いたオブジェを先生が事前に並べてくれるので楽なんです^^



そして気になるのがそのデッサン教室の名前と場所はこちらです

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