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ブランディングとは、絶対的な「世界観」「らしさ」を"ブレず"に伝えること

企業価値=実質的価値+"情緒的価値"

どの会社よりも安く、早く、いいものを売る。そんな競争化社会から時代は変わりつつある。絶対的から相対的へ。競争力より”らしさ”が求められるようになった。

実質的価値だけでなく情緒的価値が重要。

モノやサービスの価値=実質的価値を高めることはもちろん、ビジョンやミッション、ストーリー性やデザイン、CSR活動などのブランドの世界観=情緒的価値が非常に重要な存在になっている。

この、ブランドの世界観、企業の”らしさ”を戦略的にユーザーへ届けること、それが「ブランディング」である。

ブランディングのプロセス

大きな流れとしては、

・企業/商品/サービスの強みを引き出し本質を見極める
・本質をわかりやすく概念化
・ユーザーが直感的な形に体現する

この中で特に重要なのが本質を捉えること、つまり、ブランドの世界観、ストーリー(目指すべき方向)をきっちり定めること。

とにかく、ブレないこと。一貫した世界観を定め、伝え続けること。

さらに具体的にどういったプロセスを踏んでいくのかをここから説明します。

(1)ヒアリング・リサーチ・分析
→企業/商品/サービスがすでに持っている魅力を引き出し整理すること、そして、時代や消費者ニーズを適切に捉えること。これが最初のスタート。
(2)ブランドDNA
→ここは詳しく説明
(3)ビジュアル・アイデンティティ
→ここでビジュアルのルールを策定する。全てのビジュアルがこのルールに従って作られる。
(4)ブランド・コラテラル
→大きさや規模に関わらず、ブランドの世界観を発するもの全てがコラテラル。全てのユーザーとのタッチポイントでどう世界観を伝えるかを練る。
(5)インナー・ブランディング
→社内への内向きのブランディングも怠らずにやる。
(6)ブランド・マネジメント
→ブランディングは中長期的な経営戦略。継続的にやらなければならない。そのために管理体制を整える。

(1)→(6)の順でブランディングは行われていく。

この中で最も大事なのが、(2)のブランドDNAの構築である。これが先ほどから言っている”一貫した世界観の構築”である。

簡単にまとめると、ここでは、まず自社の商品/サービスについて自社視点とユーザー/社会視点の両面で知り、一貫した世界観を構築すること。そして、その世界観に沿った伝え方を決めることである。

ここで大事なのが、自社視点、ユーザー/社会視点の両面でブランドを捉えるということだ。

何を提供できるのかという自社視点も、なぜユーザー/社会は選ぶのか/求めるのかというユーザー/社会視点の両面で初めてブランドは確立される。

自社視点の中に、自社の強い思いやストーリー性を組み込み、独自性を生み出す。企業のミッションやビジョンなどである。

とにかくブレないこと。伝え方などはその次である。

以下にブランドDNAの手順について記しておく。

(1)ターゲット・オーディエンス
→この商品/サービスはどういう人が買う/利用するのか
(2)プロダクト・ベネフィット
→なぜユーザーは選ぶのか
(3)ブランド属性とブランド価値
→ユーザーや社会にどういう価値提供できるのか
(4)ブランド・パーソナリティ
→このブランドの人格はどんなものか
(5)ブランド・ビジョン
→このブランドは何を目指しているのか
(6)ブランド・プロポジション
→ブランドの概念は一言で言うと何か?
(7)市場での位置付け
→競合の中でどこに位置しているか(カオスマップ)
(8)ブランド・プロミス
→ユーザー/社会はこのブランドに何を期待できるのか
(9)ブランド構造
→自社の中でこの商品/サービスはどういった立ち位置なのか
(10)ブランド・エクスペリエンス
→このブランドではどんな体験ができるのか
(11)トーン・オブ・ボイス
→どう言った口調や言い回しで表現するのか
(12)ブランド名称
→覚えやすく読みやすく発音しやすい、ブランドの世界観を表現する名称を考える
(13)ブランド・ストーリー
→心に響くブランドのストーリーは何か
(14)タグライン
→世界観を一言で表すと何か(ex.ナイキ「Just Do It」)



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高知大学体育会サッカー部4年。POL 営業(2019.2~2020.2)→ContentsCrew 営業&マーケ(2020.3~) 地方課題に興味があり、超ポジティブでビックマウスと言われます。社会を変える投稿と自己整理にnote使ってます。 #21卒 #レバレジーズ入社予定
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