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曽野綾子さん

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記事一覧

曽野綾子  決める

周囲から飛び出る 決意や行動をするには ある程度の反動を 覚悟しなければならない。 けれど…

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曽野綾子・間違い

自分だけが 悪夢の中でもがき苦しんでいる 自分だけが 運命の岐路に立たされている と感じて…

曽野綾子・信じる

人を信じるためには その肯定と否定を 自分の中で十分に 審議する必要がある。 その否定を上…

曽野綾子・切り捨てる

年を取ると 残されている時間にも限りがあるので できる限り 負担がかからないように生きてい…

曽野綾子・弱い人

暴力を振るう人は 暴力を振るうことで 自分自身を 必死に守っている 弱い人なのだ。 自分の気…

曽野綾子・人間関係の普遍的な基本形

人間関係の普遍的な基本形は ほんとうには 分かり合うことはできないということ。 複雑であり…

曽野綾子・「おかしさ」と「おろかしさ」と「けなげさ」

体の衰えを感じる頃から つまり あとどれくらい生きられるだろうかと 死を意識するようになってくる頃から それまで生きてきた中で どうしてあんなに頑張ってきたのだろうか。 どうしてあんな風に世の中に流されてしまったのだろうか。 どうしてそんなことを悩んでいたのだろうか。 何に苦しんでいたのだろうか。 どうなりたいと感じてきたのだろうか。 などと 考えてくるようになる。 一生懸命なことはほんとうに素晴らしいこと。 それが自分自身の中だけから湧き上がってきたのであれば。

曽野綾子・いい加減

過労が 苦労となる時 していることが 苦痛のみになる時 また している事柄に 目的や目標が見…

曽野綾子 ・移りゆくもの

何事も 移り変わっていくということを 受け止めて そして 受け入れるのであれば それは それほ…

曽野綾子・いい生き方

自分にとっての いい生き方というのは 他人と同じように生きる つまり 何も考えることもなく …

曽野綾子・諦め捨てる

多くを与えられていながら 心が 不平不満でいっぱいになるのであれば 充たされ満足することは …

曽野綾子・曖昧

人間は完全ではない。 すべてが不完全であり 中途半端。 すべてが過程であり その完成は 永遠…

曽野綾子・傷つかない

どんないいことも悪いことも やがて消え去っていく。 死とともに。 そう考えると いちいち い…

曽野綾子・必ず解決する

自然体で生きる。 失敗した時には 本気で素直にすぐに謝る。 怒られたから謝るのではなく 自分の失敗を認めて謝る。 しかし 人間だから失敗もすると 自分をなぐさめる。 相手に与えた心の傷がある時には 謝るとともに 時がその傷を癒やすのを ただ待つしかできない。 それでもうまくいかない場合には もう何もできないだろう。 そして そのうち 相手も自分も死んでしまうだろうから 必ず解決すると思ってみる。 そうすると 気が楽になる。 死ななくても そのうちに みんな忘れて