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日常の切り取り。どう見るかは自分次第。

なんでもない日曜の昼間、天気がよく暑すぎずいい気候の中、自転車で走っていたときのこと。

住宅街の、真ん中にある、どこにでもあるような2階建てのアパート。
ファミリータイプの建物のようで、
沢山の子供服が各家庭の窓の外に干されているようなアパートだ。

そんな建物の横を通った時、アパートの階段に座ってタバコを吸っている男性が何故かとても印象に残った。

自転車を運転しながら、ぱっと思い浮かんだのは
この男性は子供がいて
家庭内でタバコを吸うのがよくないと思い
アパートの階段でタバコを吸っているのかな?
ということ。

なんだか哀愁を感じたので、家の中は居心地が良くなくて階段に居るように私には見えて、
連想ゲームのように
家庭内で騒がしくて静かな場所を求めて外にいるように感じた。

ほんの一瞬だったので、男性の顔は見えていない。

でも家庭が円満で、子供もいて仕事もあって、お金の心配がなければきっと男性の顔はなんだか幸せそうな顔なのだろう。
哀愁を感じるのは私の勝手な想像だった

逆に日々に不満があれば疲れた顔をしているのだろうか。

私からしたら家庭の円満、子供が居る、仕事にもお金にも困っていないというのは幸せな状態だ。

でも生い立ちによって人の幸せは違うだろう。
お金に困ったり、毎日うるさい中で育ったりしたら、大人になってそんな状態が解消されたら満足かもしれない。
両親と暮らしたいと思っていたら、子供と配偶者と一緒にいれば幸せを感じるだろうし、
その人それぞれである。

多くを望むタイプであれば、
私の基準ではもの足りず、不満に感じてきっとどこか浮かない顔をしていたのだろう。

でも私の基準と同じであれば、哀愁は私の勘違いで男性は笑顔だろう。

見かけたアパートは裕福な家庭が住む感じにはパッと見た感じしなかった、私の偏見から
なんだか哀愁を感じたのだろうか。

それともたまたま友人と話していて子供の時にお金に苦労した、ということを聞いたからそんな事を感じたのだろうか。

色々考えていて
男性の年齢次第でもまた話が変わる。
20代と若いならこれから脂が乗りだして、家を買ったりして引っ越すことなど考えているのではないだろうか。
40代となると、この住宅で住み続けていくのだろうか。

単なるいち場面を見ての妄想なのだが、少し見方を変えるだけで色々な見方ができるのだな、と感じた。

一瞬見た光景。

でもそこから想像は色々できるのだと、なんだか改めて感じた。

最近スマホばかり見ているから、深く物を考えず情報をもとめるだけになっているきがする。
色々な考えた事をノートにかいてみようと思う。



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