【172ページ目:もちおのソフトテニスノート】この練習をするとボレーが上手くなりそう(TNBソフトテニスクラブ見学Vol.1)

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//もちおのソフトテニスノート
//2020年7月5日(日) 第172号

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こんにちは。もちおです。

久々に朝早くからの遠征に行って、心地の良い疲れがズッシリと来ております。

昨日は、埼玉のTNBソフトテニスクラブというチームの見学をさせてもらいました。TNBソフトテニスクラブは埼玉県の某公立中学の自主練習をクラブチーム化したものらしいのですが、その某公立中学はソフトテニスにそれなりに詳しい人なら「あ、あの学校か!」ってなる学校。関東や全中で何度も入賞したことのある強豪校です。

※TさんのTwitterアカウント→@TNB32791773

ありがたいことに、教えていただいた内容を発信することを快く承諾してくださったので、少しずつではありますが、記録に残していこうと思います。



ボレーボレーの練習

練習の序盤に行われたのが、ボレーボレーの練習。
動画を見てもらえるとわかるように、みんなジュニア上がりの選手ということもあって、上手です。

でも、この練習を見て、「あれ?」って思いませんか。

僕がこの練習を見て気になったのが、かなりネットに近づいた場所でボレーボレーをしているということ。通常のボレーボレーの練習では、サービスラインの少し前あたりに立ってボレーをすると思うのですが、この練習ではネットに近いところに立ってボレーをしていました。

初心者の中学生にボレーボレーの練習をさせると、(ラリーを続けたい、という心理で)このようにネットに近づいてボレーボレーをし始めることが多いんですよね。なので、この光景を見て「初心者がやる”間違った”ボレーボレー」という印象を正直、抱きました。

また、TNBソフトテニスクラブのTさんは「足を動かすなよ」という指示もしていました。ボレーボレーは足を動かしてやるものだという考えしかなかった僕は、ますます「?」。

で、Tさんに「これって、どういう練習なんですか?」と質問しました。

最初に「練習にはいろんなこだわりがある」とおっしゃっていたTさんの言葉通り、この練習には、ボレーの本質につながる明確な意図がありました。

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