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きょうだい児の私、妊娠しました

ご無沙汰しております。

ありがたいことに読んでくださる方が増えていること、大変嬉しく思っています。

前回の投稿から随分時間が経ってしまったのですが...

その理由のひとつが、まさにタイトル通り。



こんな私ですが、「妊娠しました」


***

結婚できない。

子ども産みたくない。

私には育てられない。


ずっと、そんなことばかり思っていました。


自分に自信がなく、親から愛されているのかも不安で、おまけに障害のある兄もいる。

「子どもがほしい!」とまっすぐ口にする友達を見て、どうしてそう思えるんだろう...と真剣に考えてしまうほど、

自分が子どもを産むことに、強い抵抗感がありました。

そんな私が、考え抜いた結果、「子どもがほしい」とやっと思えるようになり、このたび妊娠することができました。

考えが変わったきっかけは大きく二つ。

ひとつは、旦那の存在です。

旦那は、こんな私と結婚してくれて、安心感と愛する喜びを教えてくれました。

どんな人生にしたいか、

どんなことがやりたいか、

「我慢するためじゃなくて、一度きりの人生を、ふたりで目一杯楽しむために結婚したんだよ」

と、いつも言ってくれる旦那のお陰で、

ふたりで未来を創っていこう、と思えたのが大きかったです。

そして、結婚式で親の涙を見たとき、

孫の顔を見せてあげたいな、とぼんやり思いました。



もうひとつのきっかけは、児童福祉の仕事に就いたこと。


たくさんの親子に関わる中で、当たり前ですが、本当に色々な親子がいることを知りました。

学生の頃の私は、なんとなく(言葉が適切ではありませんが)「ダメな親」「良い親」がいると思っていました。

家庭環境や親の影響で、子どもの発達は大きく左右されると思っていたから。

そんな考えをもっていたので、どこかで私は「良い親」になれない気がしていました。

でも、「良い親」ってなんだったんだろう。

実際に色々なお母さんと接すると、お一人お一人、必死に考えて、迷って悩んで、どうにか頑張っている。

良い親になるというより、必死に子どもと向き合い、愛情を注ぐしかないんだ、と、

言葉にすると陳腐だけど、心からそう実感しました。

そう思えてから、親になることへの捉え方が少し変わった気がします。

さらに、私の職場は家族ぐるみで交流するのがひとつの文化で、子育てを楽しんでいる人たちや、子育てを終えて「色々あったけど、本当に幸せだった」と言っている人たちと、たくさん出会えたことも、大きかったのかもしれません。


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不安がないと言ったら嘘になる。

きょうだい児だから、遺伝するんじゃないか。

兄のことも問題山積みなのに大丈夫だろうか。

私にちゃんと産んで育てられるのか。

このご時世で、ますます子育て大変じゃないか。

とか、とか...


でも、きっと大丈夫。

過去の私が支えてくれる。

旦那と、大切な人たち、

そしてこれから出会う人たちと支え合っていける。

そう信じて頑張ろうと思います。

書きたいことは色々あるので、またnote更新したいな。

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