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終戦から79年。平和は努力によって維持されるもの。

今日は79回目の終戦の日。

私自身は戦争を経験したことはないけれど、去年まで生きていた祖父から、戦争中は食べるものが本当になくて辛かった、と聞いたことがあった。辛そうに話していた祖父を覚えている。祖父が、何年か前の終戦の日の正午に、追悼式をじっと見ていたのを覚えている。高校の修学旅行では広島に行ったし、家族で長崎の原爆資料館に行ったこともある。

この日が来るたびに、平和は人々の努力によって維持されるものだと、再認識する。

ウクライナでの戦争、ガザ侵攻、機能しない安保理。世界は平和からは程遠い状態なのかもしれないけれど、戦争があったことを認識して、同じ過ちを繰り返してはならないと感じる。

ガザ侵攻では何万人ものパレスチナ人が犠牲になっている。女性や子供、赤ちゃんでさえも犠牲になっている。誰にも罪は無いのに。ニュースで聞く犠牲人数はただの数字かもしれないけれど、それぞれの人に家族がいて、大事な人がいて。これが自分の大切な家族だったらどんなに辛いだろうか、と胸が痛む。

過去の過ちを二度と繰り返さないために。戦争を経験していない世代として、数多くの犠牲があったことを再認識して、戦争をしない世の中にしていきたい。個人でできることは少ないかもしれないけれど、世界情勢に興味を持つ、資料館に行く、ニュースを聞いて思ったことを発信してみる、世界中の困っている人たちにお金や物資を寄付するなど、ちょっとしたことをやってみたい。

世界から戦争が無くなりますように。
平和は、皆の努力によって作られるもの。当たり前のものじゃない。
今ある平和に感謝。

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