採用担当から見た、お付き合いする人材会社の選定基準

※本当に主観ですので、あしからず。

もう5月。21採用もバタバタしている状況ですが、22採用向けの戦略策定や情報発信をしていかなければいけない時期になりました。

戦略を考えるための情報や、実現したいことを様々な形で支援してもらうために、多くの人材サービス系の会社さんとお付き合いさせていただいてます。ちなみに、新卒採用の人数規模は3~400名の会社なので、合同説明会などのピンポイントのものも含めると2~30社くらいはありそうです。

で、毎年新規で付き合うことになる会社さんもあれば、付き合いがなくなる会社さんもあるんですが、その自分の基準をまとめてみます。※自分の気分でブレることがあるので、整理しておきたい。

分かりやすく、「こんな会社はヤダ」を挙げていきます。(笑)

・クソ忙しい時期でも電話してくる(例:新型コロナ対応の緊急事態宣言前後、入社式や内定式直前、など)

⇒ 相手の状況を慮れない会社とのコミュニケーションがしんどいことは容易に想像できるので、お付き合いする気になりません。

・自社サービスが好きすぎる(使ってもらうことが目的)

⇒ 最近スタートアップの魅力的なサービス提供している会社が増えてきたとは本当に思います。で、最近はやりのカスタマーサクセスを名目にすごく連絡をしてくれるんですが、「サービスを使ってもらうこと目的になってません?」というケースが多いです。アウトソースもできます、ってそういうことじゃない・・・。

・サービスから生み出される成果が短期的・短絡的。

⇒ 分かりやすい例は「学生に金払って動員します」です。そこまで困ってる会社に見えたかな?とも思うし、金で動く人は金で動機づけする会社じゃないと続かないって考えます。どういう学生がこのサービス活用するのかを考えてますよ。(歳くっても、応募者目線は忘れたくないですね)

・競合との差別化ができてない

⇒ 最近の例だと、ターゲットリクルーティングのサービスも乱立していて、たくさん営業の電話をいただきます。いま、弊社も2つ使ってますが、ターゲットリクルーティングは何よりも工数がかかるので、手一杯。ただ、利用中の2つも絶対的なものだとは思ってないので、情報収集はしたい。なので最初にこう聞きます「いま使ってるこれと何が違いますか?」。多い返事は「そのあたりも含めて、ご用意してお持ちします」。いや、その時点でアウトですから。営業電話はコールセンターでもいいけど、対応者へのinputができてないのは費用の無駄遣いだなーと思っちゃいますね。

・当社の課題と自社サービスがどうマッチするか考えていない

⇒ 「課題は何ですか?」と言われること、意外と多いです。マジか、と。何で電話してきたん?と思いますね。仮説くらい立てましょうよ。話聞いても、どう使えそうか考えるの、全部こっちになることが想像できちゃいます。

一回話聞いてみてもいいなと思うのは、上に挙げたものの逆ですね。もちろんどこかで耳にしてて興味をもってたものは、多少担当者がイケてなくても話を聞いてみたいと思いますし、サービスはよく分からなくても担当者の方がビジネスパーソンとしてイケてそうなら、戦略パートナーとして接点持っておきたいと思います。

採用に関わる方がみてくださっているなら、ハードなシーズンを迎えますがお互い頑張りましょう。笑

採用支援をされている方、かつ提案機会がとれない方がいらっしゃったらご参考ください。

これから就職活動を考える方がいらっしゃるなら、使うサービスはよく考えましょう。企業は何でこの会社と付き合いたいと思うのかな~?なんて視点を持ってみると、自分の価値に気付けるかもしれませんよ。情報を得る場所はたくさんあるはずですからね。一緒に考えていきましょう!

(コメント等いただけたら、個別の話も答えていきたいと思ってます!)