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【休校明けに、学校という空間の中でどのように子どもたちの公衆衛生を守るのか】

「アフターコロナ」、「ウィズコロナ」という言葉が頭の中でぐるぐると回っている―。

今日は落合陽一さんのnoteをいよいよ購読するようになって(月額3980円!)、頭の中が落合語録でいっぱいです。

とりわけ「ウィズコロナ」という視点が非常に興味深い。
今、僕の周りでも騒然と繰り広げられている休校措置中のオンライン化の対応などは、
「このひと月さえ凌げれば…」
というところが大きいように感じていますが、実際はもっともっと長く、中・長期的な対応の始まりに過ぎないのかも知れない…というほとんど確信に似た気持ちでいっぱいです。

と、「ウィズコロナ」と今の自分の学習上の取り組みを絡めた話がしたいなという気持ちがとてもとても強いのだけれど、今はあまりに熱病的なので、とりあえず今日は止すことにします。
 
▽▽▽
 
ただ、また違った視点の問題意識が新たに生じたことだけは言葉にしておかないといけないなと思いました。
これについては、僕はからっきし想像力が足りないなと感じたからです。
それは学校再開後の子どもたちの公衆衛生の話です。
 
 
僕の今朝の時点での公衆衛生の意識を正直に書くと次の通りです。

「子どもたちが学校に戻って来られるようになる頃には、感染拡大の懸念は峠を越えているわけだけれど、これまで同様、手洗い・うがい・手指の消毒をとにかく徹底させ、こまめな換気をしないといけないな(なんなら暖かくなってきたから窓全開でやろう!)」

でも、そうじゃないんですよね…。

休校前の2月末は感染経路が特定しうる発症者がほとんどでした。
それはつまり、その経路と直接関係のない人たちはある程度安全であることが保証されている状況です。
でも、現在の東京のように発症者のほとんどが感染経路不明となってしまった以上、この保証はどこにもなくなってしまいました。
 
そのうえ、発症しても軽症者が多いというコロナの特性から、自覚症状がないまま登校してきてしまう子ども・大人がいる可能性は拭えません。
 
そうなると、学校という施設において、これまで以上の殺菌・消毒の徹底が求められることになります(よね?)。
マスクしているからOK、手洗い・うがい・手指の消毒をさせているからOK、換気しているからOKというわけにはいかないということになります(よね?)。

児童の下校後は徹底した共用部の消毒が必要…?
そうなった場合、どこをどれだけ消毒すべきなのかという計画が必要になります。
また、そのためのアルコール等の備品は、現場で十分に確保できるのでしょうか。
現在のような衛生意識の高まりの中で「そこまではしなくてよいのではないか」ということが実際、どこまで許されるのでしょうか。
そして、このような対応は今後、いつまで続くのでしょうか。
 
もう「元の世界にはしばらく戻れない」ということを考えれば、これまで以上の公衆衛生の体制づくりが、学校という「生身の人間」が多く集まる場所には求められるのだなと、ようやく自覚しました。
「しばらく」と書きましたが、こういう状況下で変容した価値観の中、これまで通りの公衆衛生の体制が成立するとは思えません。
その中でこれまでの同様の教育的活動はどこまで担保できるのでしょうか。
こういったところに授業成立云々とはまた違った「学校の危機」を感じています。
これはきっとミュージシャンや俳優、飲食業等々、そこに人が集まる活動すべてに関わる、「緊急事態宣言」解除後の課題です。
 
話が大きくなってしまったので、学校の課題に戻りましょう。
僕が思いつけるだけでも、ざっとこのようなところが検討事項になると思います。
 
・施設内の空間をどのように利用し、消毒等の対応にあたるのか。
・消毒用の備品等の購入に伴う、臨時的予算の計上。
・そもそも全国の学校現場の公衆衛生体制を築くだけの備品は用意できるのか。
・(いざ消毒するとなった場合の)教職員の動き
 
 
…など、結構こちらも課題が山積みです。
その割に授業のオンライン化などの声に比べれば入ってくる情報は限定的だと感じています。
こういう情報も関係者の間で、並行して共有していかなければいけないのかなと思いました。
教育委員会の指針を待つという考え方もありますが、現場でも想像力を働かせて、先々の動きをしたほうがよいのかなと感じました。
 
 
ウイルスの正体がまだ定かでないだけに、確かな情報が得難いことは事実です。だからこそ、休校中からこういったことにもアンテナを張って、来たるべき休校明けの体制づくりを急がなければいけないのだなと思いました。

繰り返しになりますが、こんな当たり前のことにようやく気付く僕なので、ぜひぜひいろいろなお知恵やアドバイス等の情報をお寄せいただけますと幸いです。

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小学校教諭(国語・劇)。学校が好きなインプロバイザー。 教室と舞台、二足のわらじを履いています。晴れときどき曇り。
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