育児中のひとり情シスのタイムスケジュールと環境など
こんにちは、しがない情シスです。
もういくつ寝るとクリスマス!
8月に子どもが生まれて、人生で初めて育休を取って、人生で初めて育児時短で働いて。(収入減少に涙して)
そして今月で短い育児時短も終わろうとしています。
さよなら…育児時短、楽しかったぜ………。
そんなノスタルジーに浸りつつ、育児時短のひとり情シスの
育児・業務のタイムスケジュール
育児関連のIT環境周り
あと思うことなどなんやかんや
というような内容を振り返ってみようと思います。
たぶん喉元過ぎたら記憶も薄れちゃうので(なんならもう色々忘れてるので)備忘録と、どこかの誰かが同じようなシチュエーションになった時の参考になればなぁ、と思いました。
関連記事としてこちら↓もどうぞ。(露骨な宣伝)
育休に入る前の準備編から、育休取得後の感想などなどのまとめです。
一日のタイムスケジュール(時短勤務Aパート)
6:00 起床
6:30 朝ごはん、朝の支度
7:00 上の子の登園準備、検温、連絡帳記入
7:45 登園
8:00 上の子を保育園へ預け、出勤(途中でコンビニによっておやつを買う)
9:00 始業
16:00 終業
16:30 いったん帰宅、休憩or家事or下の子のお世話
17:15 保育園お迎え
17:45 上の子と帰宅
18:30 下の子とお風呂タイム
19:30 晩御飯
20:00 上の子の歯磨き、寝る支度、隙を見て洗濯や洗い物
20:30 嫁が上の子を寝かしつけている間家事(主に洗い物と洗濯干し)
21:30 フリーダムタイム(趣味の時間)
23:00 就寝
※タスクの合間に下の子のお世話がちょいちょい差しはさまれます(主におむつミルク寝かしつけ抱っこ)
※下の子が生後2ヶ月ごろになるまでのスケジュールです、以後タイムスケジュールが変更になります
一日のタイムスケジュール(時短Bパート)
6:00 起床
6:30 朝ごはん、朝の支度
7:00 上の子の登園準備、検温、連絡帳記入
7:30 上の子とジブリとかプリキュアを観る
8:00 出勤(途中でコンビニによってポケゴーのジムバトル)
9:00 始業
16:00 終業
17:00 帰宅
17:30 上の子と遊ぶ(近所の公園で体力発散したり、図画工作したり、アニメ見たり)
18:30 上の子とお風呂タイム
19:30 晩御飯
20:00 上の子の歯磨き、寝る支度、隙を見て洗濯や洗い物
20:30 嫁が上の子を寝かしつけている間家事(主に洗い物と洗濯干し)
21:30 フリーダムタイム(noteの原稿時間もここ)
23:00 就寝
※自治体から「嫁さん育休入ってるなら時短保育やでー」と言われ保育園送迎は嫁担当となりました
※時短保育なのにフルで預かるのと保育料変わらないのはなんだかなぁ、と思います(公的サービスなので収入に応じて算定されるのは仕方ないですが)
今はまだ下の子が小さくて、ベビー布団のうえでじたばたしてる程度なので手はかかりませんが、自分で動けるようになってきたら「ここからが本当の地獄だ…」みたいなことになりそうです。
一日のタイムスケジュール(休日パート)
休日?そんなもんはない。
休む日と書いて休日ですが、子供の相手と平日こなせなかったタスク消化と、子供のイベント事に終始するのでそもそも「休む」という概念が存在しない世界線です。
常在戦場。
いや子供は可愛いんですけどね。
「完全に自分の自由にできる時間」というものは一日のうち1~2時間程度取れればいい方です。
さて、これより先はお仕事や育児のなんやかんやトピックスです。
やったほうがいいこと︰定時で絶対PCシャットダウンしちゃう
定時が来て「さーてPC落として帰るか」って時に電話がなったり話しかけられたりしません?
時短勤務時は特にそうなんですが、定時直後に何か請け負ったりすると、頼んだ側も頼まれた側もお互い不幸になると実感しました。
頼む側としては定時過ぎに頼むわけなので、すぐ対応してほしいものorすぐ回答できるだろうと思った内容の依頼をしてきます。
頼まれる側としては「えーそれ今やんないと駄目?緊急性ないよね?なら帰りたいんだけど」となります。
事実、育児にリソースを投入するために時短取ってるのに帰らなかったら「なんの為の時短やねん!」ってなわけですよね。
回答が遅れること、帰りたいことをバカ正直に伝えると大抵「えー」という否定的なリアクションをされます。
(ひどいときには「そんなんどうでもいいのでやってください」と言われます)
どのような言葉で返答するにしても、電話とか取っちゃって会話を開始した時点で「後回しでいいですか?」と言う旨回答することが確定してしまいます。
なら、物理的に社内に存在しなければ解決ですね!
PCの電源落として、即帰りましょう!
電話が鳴った?留守電なら後で聞きます!
というかお問い合わせフォームあるんだからそっちにまず入れようね!
定時間際に「もうちょっと…キリのいいところまで…」とかPCに向かってると、高確率で捕まるので、強制的に切り上げましょう。
どうせ出来上がる成果物は大して変わりません。
強制的に帰るために、スマートウォッチに定時アラームセットして、振動したら即時帰宅ルーティンに入る、というマイルールを作って守るようにしてようやく癖づけました。
思うこと︰オンプレサーバと育児時短の相性
いやー、悪いですね。すこぶる。
物理的にサーバーが存在し、その中にシステムがあるという事は、その御守りとしてシステム管理者が物理的に近くに存在しないといけません。
リモートでの監視や対応も勿論可能です。
でも物理的な障害はその場に居ないと基本的に対応出来ません。
仮に故障があって修理を業者に依頼したとしても、業者受け入れはシステム管理者のお仕事ですしね。
システムや機器のリプレースがあろうものなら、当然ながら業務が停止している定時外での対応になります。
対応中は完全に嫁にお任せすることになり、とんでもない負荷となります。
親一人に対し子供二人の長時間お世話って、控えめに言って地獄です。
シンプルに良くないですね。
何も事件がなければそれでいいんですよ。
オンプレサーバとシステムに対する定常業務は監視通知で「正常」の文字を確認するくらいなので。
でも何か(トラブルにしろ計画された業務にしろ)があるときは「これがSaaSか、あるいはIaaSならもうちょいやりようあったかもなぁ」と思ったりもします。
あとこれは個人的なお気持ちなのですが、レガシーシステムのお守りでメンタル病んでSIer辞めたのに、なんでまた私はレガシーシステムのお守りをしてるんだろう…って思います。
サービス提供側と顧客側ではプレッシャー具合が全然違うんですけどね。
世の中にはびっくりするぐらい多くのレガシーなシステムが存在し、企業を支えているんだなぁと実感します。
レガシーって、ベンダーからしたら古かろうとも「最低限の保守要員だけアサインしとけばあんまり弄らなくても定期的に保守料が入ってくる」いわば鉱脈です。
ユーザーからしたら「一応動いてるんだから下手に弄りたくないし、リプレースするにもコストやリソースがたくさん必要」なのですぐに手放せない存在です。
なんか倦怠期の夫婦みたいな関係性ですよね。熟年離婚も視野に入ります。
おうちIT環境︰育児業務も効率改善
情シスなので、育児面でもITつこうて効率化をしようと、できる範囲で色々やってみてます。
ワシがおうちひとり情シスじゃい!!
大まかな我が家のIT環境の概要をリストアップしてみました。
選定基準:私の好み(無論嫁と相談した上で)
ちょいちょいガジェットとサービスは増えていってます。
ある程度デバイスとサービスは課金したほうがトータルで幸せになれますね。(F2Pゲームとおんなじ)
親や親族に気軽にヘルプを頼めず、公的支援もそこまで豊富ではない、育児は基本的にツーオペなので、自動化できる作業は自動化必須です。
上記の構成でどうにか人間らしい暮らしを保ててるという感じですね。
嫁も元IT職種なので、家庭内IT介護の必要性ゼロというのも大きいです。
あと、デバイスに名前つけて、名前呼びながらメンテしたりするときがひっそりとした幸せなひとときだったりします。
それと、ガジェットじゃないんですが、マイナンバーカードは必須ですね。
出産・育休・時短に伴って何かにつけ公的書類(住民票や戸籍証明)を求められることがあり、コンビニでおやつ買うついでに書類を出せるマイナンバーカードは便利です。
出産に伴う医療費控除の確定申告にも使えますしね。
もしカード無かったら貴重な時間を潰して赤子を抱えて窓口に並ぶという苦行を経験できます。
心がけてること︰コミュニケーションってだいじ
嫁に対しても子供に対しても、言語によるコミュニケーションを取るときには以下の点を心がけています。
・なるべく短く
・わかりやすく
・ポイントを簡潔に
普通にビジネスでも通じるコミュニケーション手段だなーと思います。
コミュニケーションってつまるところ3歳児に対しても大人に対してもそんなに変わらないのでは?と最近よく思います。
3歳児と大人って、語彙が多いか少ないかぐらいの差しかないんじゃないでしょうか。
私自身も決してコミュニケーション上手い方ではない(むしろ苦手意識が強い)のですが、「ちゃんと伝わるようにするにはどうしたらいいか?」という点についてはいつも考えるようにはしています。
子どもにもそうですし、嫁にも、ご近所さんにも、会社の同僚やユーザーにもそうしてます。
ユーザーをでっかい3歳児だと仮想すれば、少しは寛容にもなれますよね。
(両者とも腹立つときは腹立ちますけど)
日常化していること︰負荷分散と並列化
これは私の愛するロマサガ3の主人公の1人であるトーマスの劇中台詞です。
何で唐突にロマサガやねんと思いますが、この台詞が割と私にとっての育児観やお仕事観に影響を与えています。
何でもそうだと思うのですが、色んなことが出来ないより出来たほうがいいですし、出来ることが多ければ困った時に助け合えます。
育児関連は全業務出来るように嫁コーチからやり方を習得して(第一子のときに概ね学んだものを近代化改修して)、日常の育児面では手が空いてるほうが流動的にタスクを消化するようにしています。
(嫁がおっぱいあげてるな…じゃあ私は脱水終わった洗濯物を干しとくか…みたいに)
私はタスクを体に叩き込む方式で覚えましたが、可視化した方が分かりやすいと思うので、育児タスクリストとかを作ってみてもいいかもしれません。
で、タスクの押し付け合いとかが発生しないように、フラットに話し合った方がいいでしょうね。
育児やってみたら分かるんですけど、やるまで知らなかった夥しい数のタスクが山のように積み上がります。
仮に夫婦どちらかがダウンした際には、文字通り「一通りのことはこなせる」ようでないと生活が回らなくなります。
実際、現時点で夫婦双方1回ずつ以上は何らかの不調でダウンしてます。
普段からタスク分散して経験値を積んでなかったらヤバかった。
「男性の育児参加うんたら」とか言うのはここでは少々野暮ったくて、単一障害点をとっぱらう為に属人化を解消しましょうね、日常でもタスクは並列処理して負荷は分散しましょうね、というだけなのです。
情シスのお仕事も同じことが言えるんじゃないでしょうか。
情シスってひとくちに言っても色んなことを頼まれるケースが多いと思うので、対応できる範囲はなるべく広いほうがいいと思います。
(色々頼まれすぎるのもアレですけど)
それにしてもトーマスのこの台詞、ゲーム序盤にちらっとしか出ない割に凄い心に残ってるんですよね。やっぱロマサガは名作。
大事なことは大体ゲームかアニメで学びました。(過言)
おわりに
随分とまあ、まとまりに欠けた文章ですが、情シスと育児ってお互いにその経験や知識や考え方を活かし合えるジャンルだなぁ、ということを何となく感じていただけたら幸いです。
情シス向いてる、とか楽しい、とか少しでも思えるなら、育児も似たような感じでいけるんじゃないでしょうか。
そうそう、保育園とかも最近はデジタル化にシフトしてきてるようです。
そういう面でも、即時追従できる情シスは強いですね。
こないだは園に記念写真販売のショッピングカートが導入されました。べんり。
今はまだ子供が小さいですが、そのうち就学したら教育カリキュラムにもITは必須になってます。
そうなったときにも、情シスとしての真価が問われることでしょう。
10年後ってデバイスとか教育用のツールとかってどうなっちゃってるんでしょうね。想像つかん。
時代も技術も変わっていくけど、相変わらず何かしらITに関わっていて、面白がりながらいじれてたらいいなぁ、と思います。
そんでもって、我が子に「ITはこう付き合ったらいいんじゃよ」と教えてあげられたら本望ですね。
という感じで、なんかふんわりと未来に思いを馳せておしまいにしたいと思います。
余談ですが、執筆時点で娘たちのクリスマスプレゼントが決まってません。
マジで何にしよう…頑張れ未来の私…。(案件先送り)
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