合コンビジネス
なんか寝れないので書きます。
大学生の時、合コンが楽しすぎました。なんとかして毎日合コンがしたい。ただ、毎日数千円を払い続けるお金なんてない。
ということは、逆にそこさえ解決すれば毎日合コンができる!
と、言うわけで大学近くの居酒屋に交渉です。
1.単価3,000円でメニューは残り物でいいから飲み放題は付けて欲しい
2.毎日最低8人連れてくるので1人分無料にして欲しい
これだけです。
1日21,000円の売上を保証するわけですから、相手も即OKでした。
あとは簡単。
女子2,000円、男子4,000円で集めるだけ。
合コンを楽しんで、みんなからお金を集めて、僕はクレジットカードを使う。
当時のクレジットカードは、ポイントをそのまま支払いに使うことができたので、ちょっとお得。
限度額は10万円しかなかったから、どんどんデポジットして枠を広げた。
こうして僕は毎日1,000円で合コンをすることができるようになった。
そして三ヶ月ぐらい合コンを続けて気付く。
「あれ?これ自分が参加しなかったら儲かるんちゃう?」
1日2回合コンをして、1回は自分が参加しなければ、1日2,000円儲かることに気付く。
前払いにして、当日のドタキャンで損失が出ることも防ごう。
1日3回、4回と増やそう。
合コンの相手がかぶらないようにだけケアした。
男子には日雇いのバイトを高校の先輩に紹介して1,000円のバックをもらい、さらに儲けが増えた。
毎日タダで合コンができ、お金は増え、クレジットカードはゴールドにまで成長した。
調子に乗って二股までしてしまうぐらい、毎日がウハウハだった。
そう、これがいけなかった。
二股をしていた相手は外国語学部と経営学部。
校舎は離れていたし、接点なんて無いはずだったのに、なぜか2人は友達になった。
「友達に紹介したいから」と経営学部の彼女に呼び出され、ノコノコ行ってしまうと、そこには2人が待っていた。
俗に言う、修羅場である。
これがキッカケで僕の信用は失墜。
あの人の合コンに参加すると二股されるとまで噂が流れ(まあ、そうだったんですけど)、僕の合コンビジネスは破綻した。
みんな、上手くいってるときこそ調子に乗ったらダメだからね!気をつけてね!
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