料理はレシピ通りに作りすぎないのが大事

クックパッドやクラシルなどの料理レシピサイトはたくさんあり、本屋に行けばたくさんのレシピ本が並んでいる。

そんなレシピを見ながら料理を作る人も多いだろう。

だけど、レシピにとことん忠実に作るのはあまりよろしくない。

その理由は2つある。

1つ目は、料理を楽しむため。
レシピに忠実に作るために、一つ一つ調味料を計ったり、何度もレシピ本を見たりするのはやっぱり手間と時間がかかる。
そうすると料理が大変だな…となり、億劫になりがちである。
料理はもっと自由に適当にやった方が楽しい。
最初はレシピに忠実に作るのも良いが、だんだん慣れる方がいい。
もちろんこれは個人の主観の部分が大きいので、人それぞれで良いと思う。

2つ目。こっちが真の理由。
それはレシピ通りに作っても、レシピ通りにはならないから。
いったい何を言っているんだなんて声も聞こえてきそうだが、詳しく説明する。

例えば、麺つゆが大さじ1と書かれていたとする。だから麺つゆを大さじ1入れる。
ここで考えてみてほしい。それで同じ味になるか。
もちろん麺つゆはスーパーに行けば色んな種類が並んでおり、それぞれ出汁も違えば塩分濃度も違う。
果たしてそのレシピの麺つゆはどんな麺つゆなのか。

他にも、塩小さじ1と書いてあった場合には、塩の粒度によって小さじ1の重さは変わってきてしまう。

つまり、レシピ通りに作るには無理がある。
同じように作ったはずなのにちょっとしょっぱいなんてことも全然あり得る。

だから自分で味見をして、塩加減を調整したり、味を整えたりすることが、とっても大事なのである。

だからこそ、レシピ本を参考にするのはとってもいいことだが、一方で忠実に作りすぎない、神経質になりすぎない、ちょっと適当な気持ちで作ることもとっても大事だと思う。


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