「物語思考」読者グループまとめ12
《お知らせ》
けんすうのNFTについてのポストをまとめたよ😃良かったら読んでください。
「何をやるか」は、どう決めたらいいか?
けんすう
逆にこれ
>しかし、私には、特に情熱を持てるほど好きな分野やジャンルがありませんし、これを作りたい。といったアイディアもありません。
これの何が問題になっている感じですか!
(こうなりたい、というのがある上で、それに対して達成効率がいい順にやっていけばいいと思うんですが、情熱を持てるほどの好きなジャンルが必要な理由とか、アイデアが必要な理由を知りたいという意図できいてます!
けんすう
なるほど!かなり理解しました。
結論からいうと、「やりたいことが見つからない」に近い罠にはまってしまいそうだな・・・とおもいました。というのも「自分が情熱を持てたり好きなジャンルでやりたい」というときに、おそらく「それってなんだろ?」となるんですよね。
というのも、やってみないといまいちわからないというのがあるので・・・。たとえば「跡継ぎを探している旅館と、買いたい人のマッチングサイトが5億円くらいになりそう」といわれても、その業界に興味があるのか?というのわからないんです。正確にいうと「なんとなくの今のイメージでしか判断できない」となるわけです。
僕も、跡継ぎを探している会社の社長、というのを1人も知らないのでいまいち想像ができませんし、旅館を買っている人も殆ど知らないので、ピンとこなかったりして・・・。
なので、そこを探そうとすると「情熱を持てるものが全然わからない」というので止まってしまうのです。
物語思考的には、基本的に「やりたいことを探そうとすると、その状態に陥って動けなくなるから、なりたい状態から探そうね」となっているので、今回の場合「5億円ほしいよね」に対して、最短距離のものを考えて、よさそうな順にやる・・・というのが正しいかなと。
YouTubeの例は、どちらかというと「作業としてこれが耐え難い」というものだと思うので、起業とかサービスづくりと、作業はまた別として考えたほうがいいかしら、と思っています。
というのも「自分は赤ちゃんが好きだから、育児系のサービスを作ろう」と思っても作業としては、コードかいたりすることじゃないんですか。なので、どんなにその領域に情熱があっても「コードかくのつらいなあ」となったら、つらいことになったりします。
というので、「ジャンルは分野は成功すればなんでもいい」にしつつ、作業としては「自分が苦なく続けられる行動量が決め手になるもの」としてやるといいかなあ、と。今エンジニアで働けているなら、「エンジニアとして動く」がもっとも効率がよさそうな気がします。
最初の1年くらい全然興味なくても、「あ、なんか旅館を引き継ぐってこういう感じなんだな、すげーおもしろいな」と思ったりするかもしれないですし「なんか5億円売るまでやったけど、結局、跡継ぎとか旅館に全然興味なかったな!」でもまあ、いいんじゃないかなーと思うこの頃です。
ReHacQ SP 後編
けんすう
「ReHacQ SP」配信スタート!
今回の「ReHacQ SP」後編は ひろゆきさんの旧友で
『物語思考』著者のけんすうさんにお越しいただき
「嫌われている人ほど出世する理由」について
お話しいただきました
ご視聴はこちらから!
物語思考のAIチャットbot
けんすう
やばい!あとで触ってみます!仕事がAIに奪われる!
関口メンディーvoicy
けんすう
メンディーさん!
「クイックウィン」について
けんすう
結構シンプルなんですが「部署の人とかに話を聞く時間をもらう。できればインタビューみたいな感じにして、自分でまとめてシェアをする。それによって、他の人が何を考えていて、どういう仕事をしているのかの共有になる」というのはおすすめです。僕やりましたそれ。
# 相手のメリット
・自分の話を聞いてもらえるとうれしい
# 周りの人のメリット
・他の人がどういう仕事をしていて、どう考えているのかを理解できる
# 自分のメリット
・聞いている側も、仕事の内容や人となりを理解できる
あとは「ぼく、入社したあときに、わからないことがたくさんあったので、業務のマニュアルや入社時に気をつけておくべきことをまとめてドキュメント化しました!」も失敗がない施策です。これ、
・すでにいる人はぶっちゃけあまり作りたくない(わかりすぎててつまらないから
・でも新しい人のために用意しなきゃね、感は強い
仕事なので、誰かがやってくれるとうれしい。そして、それは新入社員が作るのが一番いい
というものなので、これもおすすめです!
あと「すげーやる気があるようにみえる」し「面倒なことをやってくれそう」っていうイメージにもなります!
けんすう
座席表もいいすね!作った記憶がある!意外とないんですよね
友達は、たばこすわないのに、各フロアの喫煙室に1時間づつくらいいって、他部署と交流していました
起業したいが人脈がない
けんすう
なるほど!僕は友人と起業するの賛成派なんですけど、その場合普通に「ビジネスパートナーを探す」という気持ちでやればいい気もします!友達じゃなくて、優秀そうで仕事を一緒にできればいいので。
仕事の上では非常に良好だが、別に遊びにはいかない、みたいな間柄、社会人だとよくある構造なので、その気持ちであればいいのかなーと。
で、「どうやって見つけるのか」というと、もうこれは数、としかいいようがないですね・・・。なので、「起業したいが、誰か優秀そうな人いないか」というのを手当たり次第聞いてみたり、優秀な大学生ときいたら、とりあえずSNSで連絡をしてみたり、とかを地道にしまくるといいとおもいます!
けんすう
なんか少しでも「直感的にはいまいちだけど、経歴とか、能力だけでみるといいんだよなあ」という人は、だいたいダメだった、というのがあるので、直感的にも、論理的にもよい、という人と働くといいとおもいました!
「行動を小分けしよう」の戦術について
けんすう
あー、とりあえず「GTD」とかが初心者にはいいかなーと思いました。
タスク管理が苦手な人、「タスク管理などの本をあまり読んでいない」というケースもあるので、その場合は、5〜10冊くらい読んでみたり、YouTubeとかでいろいろ見てみるといいかもしれません。
ツールはなんでもいいですが、Todoist、TickTickあたりがやはりこなれてていいなーと思います。僕とかは、もはやGoogleタスクとか使っちゃっています。
若い頃にいやってたのは「手帳サイズくらいの大きなポストイットをかって
今日やること
一週間以内にやること
みたいなのをペンでかいておく」
とかは結構有効でした
直感を信じるのがいいか?
けんすう
ご質問ありがとうございます!
めちゃくちゃ本の本質を短くいうと「自分を物語の主人公みたいに客観視すること」「メタ認知(自分がこう認知しているんだな、というのを認知)すること」が大事だよね、というところで、
わかりやすくいうと「物語の主人公みたいに、外からみていれば『もっとこうしたらいいのに』とかがすぐわかるように、自分の人生でもそう考えたほうが最適な行動が取れるのに、みんな自分のことになると自分が大事すぎてできな」というのがあるので、それの視点をかえましょう、みたいな感じなんです。
恋愛相談で「こんなひどい恋人と付き合っている」みたいな感じで悩んでいる人がいたら「いや、さっさとわかれなよ」と思ったりするとかはあると思うんですが、本人だと主観的すぎて判断できないというのがあります。常に恋人とかからの連続的な刺激があるので客観視するのが難しい。
そのまま別れたあと数年したら「あれ、マジで速攻別れたほうがよかったよな」みたいに冷静に判断できたるする人も多いと思うんですが、まあ、そういいう感じです。
ということを考えると、「自分を客観視したり、メタ認知できたりしている」という状況であれば、
うまくいかないときは、キャラを速攻でかえてしまう
戦略とか戦術もそっこうでかえる
は全然OK!という感じです。
僕は割と速攻かえますし、慣れてきたら「これをやってみよう」というときには「このキャラをインストールしてやってみよ、試してダメだったら変えよう」くらいの気楽さでやっています。
要は「自分のこととして重く受け止めた結果、失敗や行動が怖くなったり、変な判断をしてしまうのを避ける」というのができているだけで、行動や意思決定の質が変わる、というのを思っています。
10年後のなりたい状態について
けんすう
なるほど!
これ、たとえば「年収1200万円で、会社で働くこと」みたいな感じなんですかね?たとえば「年1億円で、個人事業主」みたいなのは全然違う、という感じかどうかが、まず出発点になります。
というのも「今、会社員をやっている人は、その延長線上で考えがちであり、その結果、枷がついた状態で思考してしまい、逆に難易度が高いルートを通ってしまう」というのがあるので聞いています。
たとえば、やまもとりゅうけんさんという人がいますが、エンジニアで、5000人くらいのサロンを作ってたり、ブログで月商500万円いったり、YouTuberとして活動してたりする人がいますが、
こういうパターンもある中で「いや、どうしても会社員がいいんだ」とか「会社という組織で働くことがなりたい状態」であるならいいと思いますし「年5000万円よりも、1200万円がいい」というのであればまずOKなんですが、ここを限界突破するとしたらどうなるか?とかを考えてみるのもいいかもしれません。
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となると、この3つの選択肢以外もたくさん生まれてきて・・・。たとえば、CTOコンサルみたいなことをやっている人もいますし、企業の技術顧問をやってたりする人も多いです。技術顧問の場合、「1時間10万円」とかでやっている人をよく見るので、そういうのもありますよね。そうすると「技術顧問をやっている人ってどういう人だろう」みたいな感じで調べると幅が広がるかもです。
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なので、僕がきになるのは「この3つの選択肢なんだっけ?」というところだったのでまずそれを伝えました。その上で、質問にお答えすると(前提が長くてごめんなさい!)
まずは解像度を高めるといいです。たとえば、技術のスペシャリストってどういう状態?というのを語れるようになるとか。たとえばRubyを使っているなら「Rubyのコミッターになる」とか「解説本を出版している」「技術ブログが有名」でもなんでもいいんですが、その状態を明らかにする。
そうすると、どれが難易度が高いのか?みたいなのがわかってきます。プロダクトマネージャーって正直、たくさんいますが、2のスペシャリストは、おそらく結構人数が限られてきます。才能や運、タイミングが大きく関わりそうです。一方で、2になれると、収入はぐっとあがりそうです。僕が思い浮かぶこの領域の人、やっぱり年収は本業で2000-3000万くらいいっていますし、本とか講演とかでを入れると、もう+500-1000万円くらいもらっているな、という感覚ですね。
安定して1200万円くらいを狙うなら、1とか3はいいなと思いますが、この場合だと「技術や能力」よりも、ほぼ「どの会社にいるか」のほうが重要になる気がします。
それを踏まえた上で個人的には「この3つの選択肢かなあ」というのは思いました。普通に「スタートアップのCTOを目指す」とか「技術と経営がわかる立場になって、コンサルをする」とか、そういうほうが確度が高く、難易度が低いのでは・・・と思ってしまうんですよね・・・。
というので、この3つの選択肢からどれを選ぶのか?よりも
本当になりたい状態のベストがこれか?逆算してしまって頭の枷がないか?
その状態から逆算したときの選択肢ってこの3つで本当に正しいか?もっといいものはないか?
の精度をあげるほうに注力したほうがいいかなと思います。
AってことはBだよね、ってことは、選択肢はこの3つだよね。
さてどれを選ぼう
みたいなときに、一番よくないのが、AやB、そして選択肢が間違っていると、その先の意思決定がどれだけ精度高くても意味がない、、みたいなことが起こるので、注意です!
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