iPad講座をして感じていること
地元のカルチャースクールで週に2回、iPad講座を行っております。
時間帯が平日の午前中という事もあり、受講している殆どの方が60代以上。
一回目の講座では必ず生徒の皆さんに自己紹介をしてもらい、そこで受講理由を聞いています。
すると大半の方が「子供に薦められて買ったけど、いざ使い方を聞くと面倒臭がって教えてくれないので...」とのことだった。
耳が痛い。
私も母親からiPhoneの操作を聞かれ、すぐに分からない内容の時は聞き流しているからです。
恐らく殆どの息子・娘さんは「iPadなら操作が簡単だし、すぐに覚えられるあろう」と簡単に考え、薦めたのかもしれません。
しかし受講されている方の殆どは「Wi-Fiって何?」「インターネットってヤフーですか?」というレベルのため、講座内容は本当に基本の基本から始めることになり、講師としてはまぁやりがいを感じます(笑)
こうしたデジタルネイティブ現役世代とその親の世代のリテラシー・スキルはかなりの断絶があり、その世代交代が進むまではオールデジタルな時代は来ないのではないかと思ったりもします。
個人としては、その結果として講座の仕事の需要が出ているのでアレですが、どうにかしてこの差は埋まらないかなーと考え、今日も生きています。
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