プレゼンテーション6

単なるタレント本じゃなかったぞ 「ピコ太郎のつくりかた」を読んだ

先日、仙台遠征の際に、改札内の書店で発見した。
しかし、どうせタレント本だろうとたかをくくって、手に取ることはなかった。

仙台から戻った翌日、資格試験の勉強のために近所の図書館に寄ったら新刊コーナーにこの本が置かれていた。
これも何かの縁、タレント本でも無料で読めるなら読んでみようと、手に取り、勉強前に読んでみた。

結果、その日は勉強することなく、この本を読み漁っていた。
むしろ、取りたくもない資格試験よりも、この本のほうが勉強になった。

これは、古坂大魔王版の「成りあがり」である。
って、書いたら、矢沢永吉さんのファンには叱られるかな。
でも、そんなに外れていないと思う。
そして、こっちの方が、数段読みやすい。

PPAPが単なる幸運で、あれだけバズったのではないことがよくわかった。
ピコ太郎のことを、一発屋だと揶揄する人は多い。
私自身も、一発屋だけど、一発も当てない人の数倍すごい、程度の評価でしかなかった。

PPAPは一過性のバズりだったかもしれない。
しかし、それがもたらした成功は半端ない。
彼より稼いでいる人は、たくさんいるだろう。
でも、アメリカ大統領を迎える晩餐会に呼ばれる人って、どれだけいるのだろうか。

この本の中で気になったフレーズをちょっとだけ引用

・他者評価
・こだわったものを本物に届ける
・どうせ じゃなくて なんで
・無駄な経験はひとつとしてない

単なるタレント本じゃない。
多くの人に読んでほしい一冊。


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