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2019年4月の記事一覧

ザニー、ザニー、ザニー 「機動戦士ガンダム サンダーボルト(13)」を読んだ

ザニー、ザニー、ザニー 「機動戦士ガンダム サンダーボルト(13)」を読んだ

機動戦士ガンダムサンダーボルトの最新刊。
この作品の冒頭で、健康上の理由で画風が変わったと明言しているが、私は全く気にならなかった。
言われなければわからなかったと思う。

今回、最も気に入ったのはザニー。
これまでのガンダム作品の中で、これほどまでザにーが活躍した話はなかったであろう。
ザニーは、テレビシリーズには登場しない、後付け設定のモビルスーツである。
だが、私にとって最も好きなモビルスー

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「放課後ていぼう日誌(4)」を読んだ

「放課後ていぼう日誌(4)」を読んだ

私が大好きな釣りマンガの最新刊が出た。
なんとアニメ化されるらしい。
すげえなあと思いつつ、アニメ化されるような類のマンガではないと思うので、困惑している。
原作不足ってやつかな。

釣り部に所属する女子高生の話。
学校のすぐ近くに、こんな素敵な釣り環境があるというのが、極めてうらやましい。
私は何を血迷ったのか、高校の時は陸上部に所属していた。
もしうちの学校に釣り部があったら、絶対に入部してい

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絵に慣れてきた 「化物語(5)」を読んだ

絵に慣れてきた 「化物語(5)」を読んだ

西尾維新の化物語りをコミカライズした作品の第5巻。
前巻に引き続き「するが・モンキー」

原作を読んだのはかなり前だったので、いろんなことを忘れていたから、新鮮な気持ちで楽しく読むことができた。
アニメの絵に慣れていたので、最初のうちはマンガの絵にどうしても馴染めなかったが、最近ようやく慣れてきた。

すげえ面白いんだけど、ちょうどいいところで話が6巻に続いてしまったのが残念。
久しぶりに原作を読

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小休止ってところかな「ギフト±15」を読んだ

小休止ってところかな「ギフト±15」を読んだ

毎回グロくて痛そうなシーンが満載のこの作品だが、今回は小休止って感じ。
あまり話が進まない。

環と瑞希が会ったり、リュウと楊が会ったりと、今回はやたらとキャラクター同士が遭遇している。
次巻では話が大きく動くかな?

社会の闇を描いた作品って、興味をそそられるけど、本当に遭遇したら、怖いだろうねえ。

思ったよりも考えさせられる小説だった「よるのふくらみ」を読んだ

思ったよりも考えさせられる小説だった「よるのふくらみ」を読んだ

なんとなく書店内をフラフラしていたら目に入ってきた本。
ちょっと読んでみたらエロい。
でも、一般的な小説のコーナーにあるので、単なるエロ小説でない事は明らか。
どんな感じなのかな?と思いながら、読書メーターやアマゾンのレビューで感想をチラ見してみると、どうも私好みの小説っぽいので、すぐに購入。

序盤はエロい表現があった。
すごい読みやすい文体。
すらすら読めた。

登場人物3人の視点が章ごとに切

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難しいけどなんとなく好き 「人形の国(4)」を読んだ

難しいけどなんとなく好き 「人形の国(4)」を読んだ

シドニアの騎士から弐瓶ワールドに足を踏み入れた、ニワカな私にとっては少し難しい作品。
面白いんだけど、すんなり入ってこないって感じ。

キャラクターの見分けがつかないのは、私の注意力が足りないからなんだろうな。
まあ、名前と顔が一致しないのは今に始まったことじゃないし。

主人公のエスローがバラバラになったけど、死んでいるわけじゃないらしく、そのうち再生するらしい。
それってどれくらいかかるんだろ

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「未来のセックス年表 2019-2050年」を読んだ

「未来のセックス年表 2019-2050年」を読んだ

友人が読んで、YouTubeで紹介していたので、気になって読んでみた。
ちなみにエロさは全くなし。
エロさを期待する人は読まない方が良い。

感想としては、ちょっとこじつけが多いなあと感じた。

でも、AIが普及したら、まず飛びついて積極的に活用するのはアダルト業界だろうな。

昭和のビデオやパソコンのアダルトコンテンツを見ればわかるだろう。
まずはアダルトが普及を後押しするだろう。

話が難しくなったかな「金魚妻(5)」を読んだ

話が難しくなったかな「金魚妻(5)」を読んだ

不倫する妻たちを美しく描いた作品、金魚妻の最新刊が出た。
最初は、ネット広告で続きが気になってしょうがなかったから1話だけお試しで読んだような気がする。
それがエロ美しく、エロいだけじゃなくてしっかり読ませる内容だったので、ずっと読み続けている。

5巻はちょっとわかりにくい話が多かった。
特にわからなかったのは、駝鳥妻。
私の読解力が低いせいか、最後までよくわからなかった。

作品タイトルでもあ

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ちょっと展開が遅くなったな「監禁嬢(7)」を読んだ

ちょっと展開が遅くなったな「監禁嬢(7)」を読んだ

気がついたら発売されてたので、速攻で購入。

一応、ネタバレ対策でアマゾンリンクの後に感想。

主人公の元エロ教師が、ついに元教え子と一線を超えてしまう。
元教え子だからいいのかもしれないけど、主人公は堕ちるところまで堕ちたな。

その教え子、登場したての頃は、もっとやばいやつだったはずなのに、いつの間にか普通よりちょっととんでるだけの女子高生になってる。

結ばれたことにより、一応主人公にとって

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「機動戦士ムーンガンダム(3)」を読んだ

「機動戦士ムーンガンダム(3)」を読んだ

機動戦士ZZガンダムと逆襲のシャアの時代の間を描く作品の第3巻
ジオンのモビルスーツに連邦のモビルスーツの頭をくっつけただけで、これほど強くなるということに違和感を感じる。

1年戦争の頃とは違い、モビルスーツを作っているのが国ではなく企業だから、規格とか統一されてるんだろうなあ。

本体とは違う頭部が、本体を操るということにグレンラガンとかギガンティックフォーミュラとかへのオマージュを感じる。

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ようやく追いついた「鬼滅の刃(13〜15)を読んだ

ようやく追いついた「鬼滅の刃(13〜15)を読んだ

息子が買ってきたのを読んでハマった鬼滅の刃。
3巻ずつ読んで感想を記してきたが、面白いので、早く続きを読みたくなり、どうしても感想が遅れがち。
ようやく追いついたので、これからは1冊ずつ書ける。

刀鍛冶の里が完結。
柱たちの刀が、色々バリエーションあるのが、るろうに剣心かと思った、

炭治郎の新しい刀、完全じゃなくてもかなりの切れ味。
これからの活躍が楽しみ。
刀が黒くなった伏線は、どう決着をつ

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マンガ大賞受賞に納得「彼方のアストラ(5)」を読んだ

マンガ大賞受賞に納得「彼方のアストラ(5)」を読んだ

今だったらわかる。この作品がマンガ大賞を受賞した理由が。
1巻を読んだときは、どうしても馴染めず、続きを読むのをやめようかと思った。
あの時止めなくて本当によかった。

この作品、ウェブ連載だったそうだが、もしも週刊少年ジャンプで連載されていたら打ち切りだったかもしれない。
それぐらい序盤は、私としてはつまらなかった。

以下、ネタバレになるのを防ぐために、アマゾンリンクの後に感想を書く。

すべ

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「鬼滅の刃(10〜12)」を読んだ

「鬼滅の刃(10〜12)」を読んだ

ようやく年度末年度始の激務がひと段落した。
いつも通りのペースで執筆できたらいいな。

遊郭編というか花街編の最後と幕間の3巻だった。

どんどん面白くなっていくな。
序盤で危惧していた呼吸設定の掘り下げも、どんどん進んでいく。
主人公が常に最強じゃないのもいい。
完全にヒーローズジャーニーに沿ってる。
面白くないはずがない。

遊郭編は兄妹愛VS兄妹愛だった。
まあ、当然のごとく主人公側が勝つの

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やめられない止まらない「彼方のアストラ(4)」を読んだ

やめられない止まらない「彼方のアストラ(4)」を読んだ

実はこれを書いている時点では、既に5巻まで読み終えている。
本当は1巻ずつ順に、新鮮な感想を書きたかったのだが、忙しかったのでなかなか時間が取れず、こんな感じになってしまった。
つまり、我慢することができないほど面白かったということだ。

最後まで読んでしまってから、改めて読み返すと、不要だと思っていたギャグが巧妙に伏線になっている。
本当に素晴らしい。

4巻から話が急展開。
登場人物の共通点が

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