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十一月二十六日(金)[詩]

じゅういちがつにじゅうろくにちきんようび の詩

 彗星の彼が怪人だったにしても
 小惑星のあいつらは名誉毀損で
 これが恋ならヒトは孤独過ぎる
 バスは右側で全然いいよと言う
 金木犀の彼女は夜景を見なくて
 やはり私は子どもであるようだ
 いい加減軌道に乗ろうとぼやくと
 ブラウン運動のあなたも好きだよと
 言って笑う彼女はやはり天体なのだった


たしか劇を観た帰りにバスの中で書いてた気がします。

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