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なんで僕のSNSにはいいねがつかないのか

こんにちはまだ売れてない芸人とまだ売れてないマンガ家をやっているまのゆうすけ虫です。
ぼくはこの半年間で毎日Twitterでマンガを公開しています。4コママンガやエッセイ、短いギャグマンガ等様々です。

いいネタが思いつかなかったり、考えても満足できるネタじゃなかったり、普通にバイトして疲れて寝ちゃったりして描けなかった時は以前描いたマンガを再アップしたりします。
先月は特に多かったです。ぐへ!

そんな中で、同じ内容なのにいいねやリツイートの伸びが違う事に気付きました。
以前に伸びた4コマでも再アップすると伸びなかったりバラつきがあるのに対して、1ページ以上のエッセイやギャグマンガだと必ずいいねが多かったり、ツイートを機にフォロワーが増えたりもします。




オイ!普通に考えてエッセイやギャグのほうが4コマより面白いだけだろ!!黙って面白いマンガ描けよ!!
という意見、一旦、置いときましょう笑
今回はTwitterだと4コマよりエッセイの方が伸びるのは何なんだろう?
どうしていいねが多いんだろう?
今回はそんな部分を深掘りして考えていきたいと思います。それでは、本日のnoteスタートです!


まず、僕はマンガに対してセリフがなるべく少なくて絵だけで分かるコマが多ければ多いほどいいと思っていて極端な話サイレントマンガでめちゃくちゃ面白い事が良い漫画と思っていて、その理念の元僕はギャグマンガや4コマを描いています。

このマンガの描き方がSNSに向いてないのではと思いました。
なぜなら、いいねが中々増えないから!

この描き方自体は悪くありません。セリフが無くても面白いというのは言葉の壁にとらわれず全ての人が面白いと思えるのですから!

しかし!ここで僕は今投稿しているSNSという媒体に注目してみました!
SNSの特徴の1つにみんなが次から次に新しいものをどんどん投稿する流れの早さがあります。

そんな急流のタイムライン一級河川の中でセリフ少なめのたった一枚の4コマは新しい人たちに見つけてもらったりいいねをもらうのはかなり時間のかかるものではないのかと思うわけです!

それは、いいねがたくさんついてて面白い事が保証されているツイートはたとえ知らない人のツイートでもちょっとは見てみたいと思う人は多いのではないでしょうか!
しかし、僕の事を知らない人が、いいねがあまりついていない知らない人の4コマをわざわざ止まってタップして見てみようと思うのはよっぽどのマンガ好きじゃないと至難の技だと思います!

なぜなら、4コマの特徴である4コマでオチがついてて一瞬で読み終わるというメリットがSNSの流れの速さとの相性があまり良くなく、一瞬で読み終わるからこそ記憶にも残らず流されてしまうのではないかと思うのです。

ここで思ったのが!
じゃあ、なんで同じ僕のツイートでもエッセイや短編はそんな急流の中で読まれていいねがつくのかという事です!
それは、流れが早いからこそ、1つのツイートの中に画像が4枚パンパンに詰まってコマワリもガッチリ分けられてる情報過多のツイートだからこそ、ちょっと見てみたいと思ってタップして指を止めたくなる理由の1つではないのかと思うわけです!

しかも、エッセイマンガは日常を描いていて共感もしやすく情報量のある読み応えタップリなのにも関わらずマンガという表現スタイルで無料ですんなり読めるというお得感!
これがTwitterという他の人が情報量少ないツイートをする中で、ドカン!とタイムラインの急流に黒船のようにエッセイマンガがあらわれたら知らないツイートでもいいねがついてなくても読んでしまうのではないでしょうか!



ここで!!!僕はようやく気付いたのです!!


僕は新しい人に見つけられたい事に!(今更)
新規の人に見つけられようとしているのに、あっさり流されやすい4コマを描いていたのです!

そうです!目的と手段が間違ってたんです!

魚をたくさん捕まえたいって言ってるのに、みんなが好きなコミックエッセイやページものという網がめちゃくちゃ細かいやつを投げずに、海岸で1人で釣り糸に4コマを垂らしていたみたいな事をしていたわけです!

魚の釣り方で定置網漁法と海釣りで優劣も善悪もないのですが、自分の目的をしっかりと見極めて向き不向きや手段を選んでいかなければと思いました。


今回は半年間4コマを投稿し続けたからこそ、自分の目的と手段が間違っていたことに気付けたし、その事から見てくれる人を増やすために大勢の人が求めている事をやってみる事の大切さそれと同時に同じくらい大切な自分が好きな事をやり続ける事。
どちらも怠ってはいけなくて、自分の好きをおすそわけするというくらいの謙虚さと自己表現が大事なんだと思いました。




うれしくて喜びます