第6回 LOOKREC画像診断勉強会 - 肺結節に強くなる編 -
こんにちは!広島を拠点に活動している医療系学生団体MNiSTの大本です🙋♀️ この記事では2021/6/21 19:30-21:00 に配信した第6回 LOOKREC画像診断勉強会を振り返りながら、特に私が勉強になった「肺結節読影時のポイント」をまとめていきます✏️
1. 肺癌
まずは前回の復習として結節影が肺のどの区域に存在するかを確認していきまた。このように充実成分とすりガラス様像が混合している結節では炎症とがんの区別が重要です。
がんだと周りの組織を追いやった様な像が確認できます。例えば、気管支を圧排したり、牽引したりして、気管支のサイズが変わっちゃうとか…。また内部が崩壊したり繊維化する像も見えることがあります。対して、炎症だと水っぽくなったり、air bronchogramが確認できます。
2. 肺膿瘍
次は咳、痰、発熱、左上胸部の疼痛を主訴に来院された患者さんの画像です。
画像から若い方であることが分かったので、年齢から鑑別をあげると肺膿瘍が上位に上がってきます。他にどの様な鑑別が出てきたのかは動画内で確認してみてください!✅
患者さんの左上胸部の疼痛の原因は画像で見られるように、炎症が胸膜まで達し、胸膜炎をきたしていることによると考えられます。
3. 肺過誤腫
ポップコーン状石灰化!
こんなに分かりやすいケースは珍しいそうです😳
石灰化を伴っている結節影は良性のものが多く、特に脂肪が含まれているものは過誤腫の可能性が高くなるみたいです✍️
以上の3疾患の他にも気管支炎をきたしている患者さんのCT像や、挑戦!と称して複雑な肺炎像を呈している患者さんのCT像を見ながら炎症についても勉強しました!
気になる方はぜひ本編を見てみてくださいね🌟
今回も参加者の皆様には実際にご自身で画像を自由にスクロールしてもらいながら一緒に勉強しました📖 上記の動画の概要欄に画像のリンクが貼ってありますので、ぜひ自身の手でスクロールしながら画像を見てみてください💁♀️
使用方法は以下の動画でご確認頂けます🙆♀️
大本
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