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鈴木淳也さんと語る「個人認証と決済の今」(02)

ライター/ジャーナリストの鈴木淳也さんとの対談は2回目に入る。

セルフレジや無人決済の話は、注目されたもののなかなか実装が進まない。正確に言えば「店舗の事情に合わせたフィッティング」が進められている最中、というところだろう。ではそこで本質的な問題となっているのはどこなのか。そして、日本と海外の違いはどんな部分になるのだろうか。

今回はそういう部分に話をフォーカスして進めていく。(全6回予定)


■セルフレジの「メリット」を考え直す

西田:コロナの時期を挟んで大きく変わったことに、いわゆるセルフレジも含めた、個人がお金を払うという行為の対象、サービスを受けてお金を払うという行為の対象もあります。

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