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ゴーンさんが教えてくれたコミュニケーション活性化の本質

「レクリエーションによるコミュニケーション活性化は一時的なもの。本当のコミュニケーションはプロジェクトに宿る。」

2018年にBeatFitという会社を共同創業し、とうとう5年目に突入しました。3人からスタートした会社も、少しずつ大きくなり、徐々に組織化されてきました。意思決定のスピードを早めるために、3階層をまたぐ会議をなるべく減らしたりもしていますが、そんな中で問題になってくるのが社内コミュニケーション。

こういう時のコミュニケーション活性施策として、よく出てくるのがレクリエーション。ランチ会やBBQ、ワークショップ、勉強会などのレクリエーションを僕の会社でも検討していました。

そんな時、ちょうど定期的にコーチングをお願いしているコーチとお話するタイミングがあったので相談すると、社内コミュニケーションについて大変面白いお話を聞かせてもらいました。

コーチは、カルロス・ゴーン社長が日産の立て直しを行っていた時代に、日産のコーチング研修に関わられていました。当時も社内コミュニケーションは組織活性化の重要トピックだったそうなのですが、それについてのカルロス・ゴーン氏はこんなことを言われたそうです。

コミュニケーションはプロジェクトに宿る。

レクリエーションは確かに良いコミュニケーションの機会になるが、その効果は一時的なものに過ぎない。本当の意味で組織の活性化を考えるなら、プロジェクトで多様な人を交わらせるべきという考え方だったそうです。
うーん、納得。

実際、日産のリバイバルプランの策定に組織を横断したクロスファンクショナルチームを活用して成果をあげたそうなのですが、ここには縦割り組織を脱却する組織改革だけでなく、そのコミュニケーションによって組織を活性化するという意図もあったのかな?と感じました。

とはいえ、僕はワイワイするのも好きなので(笑)レクリエーションについても準備をしつつ、仕事の中で組織横断のコミュニケーションを生み出す方法を模索する今日この頃です。

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