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【注意】初ライブで失敗しないために歌い手がチェックすべきことって?実際にライブ出演して知った裏事情をすべて教えます

ももせです!



歌い手ならライブをしたい!


ステージに立って一人で歌うというのは緊張しますが、今までネットでしか会話をしたことがないリスナーと最高の時間が過ごせます。

多くの歌い手仲間とも出会えるので、ネット上で交流するよりも濃厚な関係を築け、そして活動方針が一致すればコラボしてそのまま一緒に活動するということもよく見かけました。


しかし、ライブ出演が初めてだからこそ知っておいてほしい、とてつもない落とし穴がありました。


ライブの出演方法やパフォーマンス、歌の技術は今回は置いておいて。

ももせが実際に挑戦して『やってしまったな〜』ってことや、ライブハウスの裏事情なんかを伝えられればと思います!



とても怖い話なのです


ノウハウや成功体験のお話を求めていた方はごめんなさい。でも成功に必要なことって技術だけじゃなかったりします。

見落としている情報って新しく何かを始めたらありますよね。『こんなはずじゃなかった・・・』って経験、少なからずあると思います。


せっかくライブするまで積み上げてきたTwitterでのイメージを一瞬で破壊されてしまう出来事もリアルの活動では多いのです。そして温めていたキャラクターとしての価値を上手く発揮できなくなる失敗。その価値は一度失ってしまえば取り戻すことができません

また、TwitterやYouTubeでの集客とリアル集客ではまったくの別物で、やることも意識することも変わってきます。それを知ることがないまま、今までと同じやり方で集客し、集まらないことを『まあライブって難しいよね〜』の一言で片付けてしまうことは簡単です。お客が集まらないということはずっと赤字のライブをしなくてはいけない。
それが自己満だったらとやかく言うつもりはありませんが・・・。

そして実はライブっていうのはとてもとても大きなビジネスなんです。もし今後『歌い手で食べていきたい』『歌で仕事をしていきたい』という方は絶対に避けなくてはならない結果があります。そうなってしまったら最後、ずっと搾取され続ける歌い手活動が待っています。私生活も巻き込まれて疲れ果てる、なんて活動者はどうしても一定数いるものですね。


今回は上記のことについて、ももせの持てる知識でお話します。


知ることができれば、、、

以前、事務所に所属する話もしました。それと同様にライブ主催者さんともウィンウィンな関係を築ければ各種のイベントに呼ばれたり、ノルマなしの参加や、逆に自分の主催ライブのサポートなんかも受けられたりするかもしれません。自分にとってメリットのある存在は誰だって優遇したくなりますよね。

※ ↓事務所についてのお話が知りたい方はこちらを参照してください。


『ライブをやりたい』このたった一つの感情に流されることなく賢いリアル活動ができるようになるので、あなたがライブをやる上で本当に力を入れるべきはなんなのかはっきり分かります。新規リスナーもつかない、呼んでも来ない、そんな会場でライブをやる意味って一体なんなんでしょうか。

初ライブからのスタートダッシュを華麗に決めて、良い思い出と今後の成長スピードを早めていきましょう!邪魔なものは邪魔、と弾き返せる判断をできるようになるはずです。まず変なお誘いに二つ返事で乗っちゃうことはなくなります。



忘れないで欲しい


この先、どんな情報を得たとしても自分の『やりたいこと』をしっかりと定めて絶対にブレないでいて欲しいのです。

・ライブをやることで成し遂げたいこと。
・死ぬまでに絶対達成したいこと。

あなたを成功まで導くために絶対に挫折しないためなのですが、それと同時に無駄なことをして遠回りをしてしまうことを避けるということにも繋がります。



ライブ出演で注意したいこと


あくまでも ももせの見解なので考え方の部分としては人それぞれです。ももせとしては『損』と捉えたとことが、別の人にとっては『得』と解釈することもあるのでそこはあなた自身で判断をしてください。

またこのテキストに書いてあるから絶対にやっちゃいけない、ということでもありません。一番はあなたの目標に向かってそれが効率的であるのか有害であるのかを見極めることです。わからない場合はぜひTwitterのDMや公式LINEのメッセージ
で聞きにきてくださいね。

結果から言ってしまいますが『ライブを制限しろ』ということをこれからお伝えします。理由を読んであなたに当てはまるかそうでないか、しっかりと判断してください!



デジタルタトゥー


デジタルタトゥーという単語、ネットやTwitterを使って長い方は知っていると思います。

一度アップされた写真や音源、そして文章は投稿者が消したとしてもずっとネットのどこかに残ってしまっていることを言います。もうネットにアップされたら無いものにはできない、ということ。

リアルイベントというのはどこで誰がどのように写真を撮っているかわからないんですよね。誰かの写真の背景として写り込んでしまっているかもしれないですし、悪意もなく集合写真を上げられてしまうこともあるんです。


ももせが今まで散々言ってきたことなのですが、歌い手は歌だけが武器ではありません。あなた自身のキャラクターも活動の最善で役に立つものだと覚えておいてください。

ということは、今すぐ歌い手として歌が激うまにならないといけない、ということも理解できると思います。今はキャラクターとしての価値に助けてもらいながら歌を歌っていけば、技術は時間が解決してくれるものです。

生の演奏というのは、家でマイクの前で歌ったりカラオケで歌うことよりもとてつもなく必要とするエネルギーが多くなります。集中力、肺活量、忍耐力、持久力、精神力・・・いわば極限状態に近くなるのでその中での失敗や成功は、明らかにあなたの能力として備わっていく経験になります。

しかしその中でも意識しておいてもらいたいのが、ももせたちは『ネットアーティスト』だということです。

すごい経験はステージでしかできないので積極的にやってもらいたいのですが、それでいて害を被ってしまうなら話は別です。


こんなことがありました。

本格的なライブは6年振りくらい。とても久々のライブで、しかもネットアーティストに転向してからは初めてでした。ももせはすっかり油断していたのです。

音楽活動をする上で顔出しを一生しないつもりでいます。雰囲気出しまでです。その延長で”ももせの活動”も顔出しはしないつもりでいます。
ももせとして名が一人歩きするようになりましたが、アーティストとしてももっと大きくなっていくつもりなので、自分の人生も微力ながら守る選択をしました。

それからネットに顔写真を上げてしまえば、歌い手としての価値が下がると考えています。これは本当に人それぞれなのでご自身のブランディングを軸に考えてもらいたいです。顔出しをしていないからこそ、付加価値となってライブに足を運んでくれるリスナーを作りたかったのです。

そして初ライブの最後に主催者が『集合写真を撮らせてください』と申し出てきたので、快く参加しました。この時点でももせはやらかしてしまっています。

歌い手の扱いに慣れていない主催者だったので、なんの報告もなしにイベントのTwitterアカウントに報告投稿で写真を使ってしまったんですよね。

数時間後に気付きましたが、ももせは諦めるしかありませんでした。その時にできたことは、そのツイートに一切反応しないことくらい。

昨今の歌い手は顔出ししない人がほとんどだと思います。リアルイベントに出てきた場合はとても神経を尖らせて欲しいんです。

【写真を撮りたいと言われた時は】
・写真をネットに公開するのか事前に聞く
・顔を隠して投稿してもらうように言う
・自ら顔を隠して写真を撮ってもらう

今回はももせの確認不足でもありました。あいにくマスクをして集合写真を撮っていたので、顔全出しにはならずに済みました。ですが、活動開始から4年間固めてきた自分のブランディングを一夜で台無しにするところだったことには変わりありません。

自分の身は自分で守るしかないのです・・・。



無駄なライブがあります


ライブに出始める方は主に、DMでお誘いをもらって出演を決めていると思います。歌い手仲間の主催だったり、ライブハウスやイベントのブッキング担当だったりしますが、全てに出るということは最終的にやめていきましょう

最初のうちは経験積みであったり、情報収集として参加されていますよね。でも次第にそれは通過点になってきて『リアルにも出てきてくれるリスナーをつけよう』となってきます。そうなったらあっちこっち行けるところ全部に出る必要はありません。

実はそれライブハウス側からカモにされてます
(ここも考え方はそれぞれです。ライブハウスを悪者にしたいわけではありません)

ライブハウスとしてのお客さんって誰だか理解していますか?
”ライブに来るお客さん”をイメージしがちですが、実は”ライブに出てくれるアーティスト”がお客さんなんです。

ライブハウス側としても集客が万能なアーティストさんを捕まえたいところですが、そうじゃなくても出演料やノルマをわざわざ払って出てくれる演者さんって毎日の店舗経営に欠かせない収入源なんですよね。

だからライブが終われば(変なトラブルがない限り)次の出演のブッキングをしてきます。大概は上記の通りで、リピートしてもらいたいからです。

ここで冷静になって考えてもらいたいのが『やりたいことを忘れない』ことです。ただ単にお金を払ってでもライブをやりたいのか、効率よくちゃんとリスナーをつけていくことなのか。ライブイベント全体の雰囲気や、出演者の系統、イベント自体の集客力、運営との相性。そして自分のターゲットとなる観客はいたか。

歌い手なのに踊り手の出演が強いライブに出てみたり、同じシンガーだからといってシンガーソングライターのイベントに出てみることは経験としてはありですが、自分のフィールドとしては絶対違いますよね。
歌い手なら歌い手が主に出るライブを探してみましょう。
最終的に自分に合ったライブハウスで根気強くライブをし続けること。

何度も言いますが、ライブ当日はステージパフォーマンス以外にも神経を尖らせておかないといけません

お金儲けをしたい人に操られず、自分の活動可能な時間と財産を守って有効的に動いていきましょう。



ラットレース にも参加できない


音楽活動で稼ぎ、音楽活動で散財する。そこを超えてやっとアーティストとして芽を出していけるようになります。音楽は昔から裕福な家庭ができる趣味でした。楽器は高いし、レッスン料も毎月一定の金額が飛んでいく。その中で才能がある人、というよりかは効率よく結果を出した人がプロになっていた世界なんです。

お金は散々かかるのに稼ぐことは難しい。効率のいい結果の出し方を知らない
人はずっと地を這い続けるまま
なんです。結果が出せる頃には現役で活動できなくなってることが多いから。

”効率のいい結果の出し方”というワードのヒントとしては、周りがやらないことをやっていかなくてはいけないのです。周りが独学なら、成功したいあなたは知っている人に教えてもらえばいい。上達して頂点を目指したいなら”成功したくて教わった先人”であるプロに指導してもらえばいい。

ここで問題が一つありますね。きっと全ミュージシャンが頭を抱える問題。

『お金』です。(大号泣)

そう、音楽をするにはお金がかかるんです。機材にしても知恵をもらうにしても、それが楽器奏者でも歌唱者だったとしても変わりません。お金をかけずに活動して成功者になろう、は正直諦めるしかありません・・・。

ここまで言われたら心が折れますよね。でも安心してください。当てはまってしまっても諦めることなく活動を続ける決意をした方、素晴らしいです。逆にお金があっても活動しない口だけの人がほとんどですから。今できることを考えて行動しているあなたは胸を張ってください。人生の中で時間は有限ですが、お金は無限なので今なくても大丈夫。

ちょっと脅かしてしまってごめんなさいね・・・
寛大なお心でお付き合いください。


ミュージシャンって、稼いで使ってを繰り返し脱落から逃げ続けるだけのラットレースにすら参加することができないんです。稼ぐことが難しいから。スタートラインに立った時点でレース開始前にゲームオーバーしている状況なんです。


前置きがとても長くなってしまいましたが。

こうなった以上、どれだけ収支を管理できるかに存続がかかってきますね。1つ前の話題で『ライブを選んで』無駄な費用を生まないことをお伝えしました。今回はその逆。『歌い手のライブ』として効率のいい集客は見出せていますか?


ももせの場合、ネットアーティスト歴が長すぎて地方のリスナーが多く、気持ちだけが会場入りしているファンが多かったんです。気持ちだけでは収入って得られないじゃないですか・・・。

ライブハウスに足を運んでもらって財布を開いてチケットを買ってもらわなくてはいけないんです。人間の歩幅って短いから、ライブハウスまでは絶望的に到達できない。ライブ開催前からゲームオーバーです。

こんな時こそネットの力を頼りましょう。リアル集客が難しい方はぜひ『ライブ配信』を視野にいれてください。そして固執してください。ライブに誘われたなら『配信ってあるの?』『あーごめん、ないなら参加やめとくわ』そこで切れる関係ならどうぞ切ってください。この先の活動では、意見の不一致でなくなった関係は活用することができないので。嫌われる勇気を持ってください、未来で輝く自分のために・・・。(切れたとしても利益が互いに一致した場合、その関係性が復活する場合があります。仕事として割り切っていれば・・・)


というのもあからさまに、リアルとネットでの集客の差がありました。配信がないライブでは赤字が出ていたところ、配信があったライブでは未だに赤字が出たことがありません

せめて赤黒なしのトントンを普通にして、成功を掴めるトーナメント戦への出場権利を与えられる、ラットレースだけは参加したいところです。

ただこのラットレース、スタートラインに立ち続ける人も正解ではあります。誰だって挑戦の最初は失敗から始まるものですから、それを耐え抜いていればいつかスタートラインを踏むことができるでしょう。



兎にも角にもライブに出なさい


自由奔放に執筆してしまいましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました。

まずは経験を積むことが大切なので最低でも3ヶ所以上のライブハウスに出てみてください。自分には何が必要で、どんな会場が相性のいいところなのか。そして拠点を定め、そこから再スタートを切りましょう。

会場を絞ることはリスキーに感じている方もいると思いますが、闇雲に動き回る方が金銭面的にリスキーではないでしょうか。同じところでやることによって、ライブ好きの同じお客さんが何度も来てくれることが予想されます。そこで覚えてもらえていれば再認識を経て、あなたに興味を持ち、ライブ後に接触してみたらとても素敵な歌い手さんだった、なんて流れでファンになってくれます

色々な場所で1回しかライブをしないなら、短期間で同じ場所に出ていた方がそんなファンとの出会いが発生しやすいですよね。


この経験談テキストが少しでもあなたのライブワークに役立ちますように。




ももせ。

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