『推し』ではなく『惚れ』を提唱したい

アイドル、俳優、タレント、グルメ、、、

自分の好きなもの・人に薦めたくなるほど愛してやまないものを『推し』という言葉で表現することが流行っている。

推ししか勝たん

推しが尊い

推しは推せるうちに推せ

なんて名言も生まれている。


私自身、モーニング娘。'21の牧野真莉愛ちゃんが大好きで、オタトーク時は必ず『真莉愛ちゃん推しです!』と自己紹介をしてきた。

ただ、最近、『推し』という表現が、自分の好きなものに対する気持ちと、いまいちフィットしない気がしていた。

なぜか。

理由は、私は真莉愛ちゃんを愛してやまないとはいえ、「人に分かってもらおう、薦めよう」とは思っていないからだ。と気づいた。

自分が思う真莉愛ちゃんの良さを、無理に万人に理解してほしいとは思わない。

「へー、あなたはこういう子が好きなんだね。」と、ただ否定も肯定もせず、認識してもらえればそれでいい。認識すらしてもらわなくてもいいかもしれない。

ただただ自分が真莉愛ちゃんに没頭している。それだけでいいしそれがいい。

『誰か』に知ってほしい、『誰か』に好きになってほしい、が、存在しない。

つまり、私は真莉愛ちゃんを『推し』てるのではなく、真莉愛ちゃんに『惚れ』ているのである。

推しではなく、惚れ。

なんとも自分のなかでしっくりくる。

私・真莉愛ちゃん・誰か の関係が前提となるのが『推し』

私・真莉愛ちゃんで終わるのが『惚れ』


我ながらしっくり!

『推し』になんとなく違和感を感じたら、あなたの気持ちは『惚れ』なのかもしれません。

これからも私は、『推し活』ではなく、『惚れ活』を楽しんでいきたいな、と思います。

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