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2019年8月の記事一覧

126:行方知らずになっていく「穴」

内田ユイ|TYM344「ART FOLDA 00 スキップ・トレーサー」で、内田さんの「穴」が描かれていた…

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4年前
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125:すべてはXY座標の平面に還元される体験であるようだけれど…

私たちが写真をみるとき、写真の奥行きが世界の奥行きに重なり合い、写真の平面性が奥行きのな…

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4年前
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124:向こう側」を感じさせるような一つのサーフェイスとして,世界を一度遮断する

現在,写真研究会での発表のために「写真」について考えているけれど,私はどうしてもデスクト…

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4年前
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123:「GUI体験」としてあたらしく書いた部分

昨日の段階で,発表の流れは以下のようになっていた. 写真の「向こう側」を考える ・重なり…

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4年前
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122:「パラドクス」を明示する表象

研究会の発表のためのテキストを書きはじめて,note に書いたものをまとめて,最初の流れは以…

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4年前
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121:紙にプリントされた猫の写真を切り抜く

紙にプリントされた猫の写真を切り抜くとき,それは「紙=像物体」を切っているのであろうか,…

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4年前
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120:整理で空いた空間が考えを圧迫してきて,頭をボーッとさせてくる

30日連続でnoteを書くと,頭のなかが空っぽになるような気がする.発表と連載のテキストの準備のためにnoteを書いてきて,書くことで考えがまとまっていくことがあるので,このまま書き続けたいのだが,考えがまとまっていき,頭のなかが整理されるとともに,整理で空いた空間が考えを圧迫してきて,頭をボーッとさせてくるような感じもある. 研究会の発表タイトルは「写真の「向こう側」を考える」となっている.これまで書いてきたnoteを並べ替えながら,Dropbox Paperにコピペして

119:過去の自分の発表を振り返りつつ,写真の正面性を考えようとしたけれど

ダニエル・ルービンシュタインとカタリーナ・スルイスの「The Digital Image in Photographic …

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4年前
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118:写真はモノであり,イメージであるという関係

前回のnoteで写真を考えた果てに,理論物理学の話に行ってしまったので,この流れでデジタル写…

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4年前
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117:重なりの双対性

写真研究者の村上由鶴は「デジタル化以降の現代写真における写真メディウムの可視化」のなかで…

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4年前
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116:二次元と三次元とが同等であるという状況が生まれる?

前回のnoteで,二次元↔️三次元と書いて,その後で歯医者に行って,歯のクリーニングをしても…

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4年前
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115:カーソルの二次元平面と三次元のイリュージョンをうまく拮抗させる

Facebook経由で知った Dirk Koy の映像作品. このような映像を見ると,どのように記述してい…

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4年前
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114:デジタル世界を実体のあるものとして捉え直す

名古屋での写真研究会での発表準備に,美術手帖2016年9月号・特集「#photograph」に掲載されて…

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4年前
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113:カーソルによってキャンバスと座標平面を攪拌する

2019年の2月から3月に開催された個展「LO」で初めて発表された新作です.カーソルのポイントしている位置,キャンバスの傾きや絵をかける場所などが,デジタルと実空間の重なりの中ですべて関係しているペインティングシリーズです.制作プロセスとしてはまず,コンピューターのプログラムでランダムな点を打ちその座標を出します.キャンバスの中のその座標の位置に釘を打ち壁にかけます.重力によって自然に傾いたキャンバスに,コンピューター上の正しい角度のカーソルを描きます.キャンバスの左上をX0