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創世記7:1 ~ 5★2020.12.12掲載分


デボーションガイド*ハーベストタイムより



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【御言葉】創世記7:1 ~ 5



1 【 主】はノアに仰せられた。「あなたとあなたの全家族とは、箱舟に入りなさい。あなたがこの時代にあって、わたしの前に正しいのを、わたしが見たからである。

2 あなたは、すべてのきよい動物の中から雄と雌、七つがいずつ、きよくない動物の中から雄と雌、一つがいずつ、

3 また空の鳥の中からも雄と雌、七つがいずつを取りなさい。それはその種類が全地の面で生き残るためである。

4 それは、あと七日たつと、わたしは、地の上に四十日四十夜、雨を降らせ、わたしが造ったすべての生き物を地の面から消し去るからである。」

5 ノアは、すべて【主】が命じられたとおりにした。



《参考》




ノアへの命令
*あなたとあなたの全家族は


「あなたとあなたの全家族とは、箱舟に入りなさい。あなたがこの時代にあって、わたしの前に正しいのを、わたしが見たからである。」(1 節)

洪水の7 日前になって、ノアにこの命令が与えられた。

内容は、前に語られたことのくり返しだった。



(1)ノアと家族全員が、箱舟に入るように招かれた。ノアの一家8 人は応答して箱舟に入った。神はすべての人を招いているが、応答する人は少ない。驚くべきことに、ノアの時代にあって、全人類の中でたったひと家族しか「信仰による義人」はいなかった。



(2)「あなたとあなたの全家族とは、箱舟に入りなさい」とは、命令であり、招きでもある。この招きは、洪水による破壊を免れるためのもの。ノアを守るのは箱舟だが、この箱舟はキリストを象徴している。



★神は今も、来るべき破壊から私たちを救おうとして『招きのことば』を発しておられる。「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。」(マタ11:28)と今も私たちを招いておられる。この招きに応答する人は幸いである。



*種族保存のために


種族保存の目的のために、『すべての動物のつがいを箱舟に入れるように』と神から指示があった。


(1)きよい動物は7 つがい・きよくない動物は1 つがい・鳥は7 つがいずつ箱舟に入った。


(2)この記述から、きよい動物ときよくない動物の区別は、モーセの律法が与えられる前からあった。


(3)きよい動物とは、犠牲のささげ物にも食用にも適した動物。牛・羊・ヤギなどがきよい動物として分類される。きよい動物は、洪水が引いた後、食用と農耕のため、短時間に繁殖する必要がある。


(4)きよい動物の7 番目のつがいは、犠牲のささげ物となった。犠牲のささげ物の習慣もモーセの律法の前から存在している。

雨が降り始めるまでの7 日間は、神が人々に与えた最後の猶予期間。神のことばを信じて箱舟に入る人は、だれでも救われる。唯一の条件は「神を信じる」ということ。



★「ノアは、すべて主が命じられたとおりにした。」(5 節)私たちが学ぶべきは、ノアの従順。ノアは、神と事の良し悪しを論じることなく実行に移した。これが「信仰による義人」の姿である。



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