出エジプト記1：6 ～ 7★2022/01/21掲載分
デボーションガイド＊ハーベストタイムより
【御言葉】出エジプト記1：6 ～ 7
6 そしてヨセフもその兄弟たちも、またその時代の人々もみな死んだ。
7 イスラエル人は多産だったので、おびただしくふえ、すこぶる強くなり、その地は彼らで満ちた。
《参考》
人口増加
＊時間の経過
「そしてヨセフもその兄弟たちも、またその時代の人々もみな死んだ」
6 節と7 節の間には、かなりの時間の経過がある。
（1）ヨセフが死んで、イスラエルの民がその地に満ちるまでの時間は、大体100 年前後。多産は、神の祝福の現れ。
（2）8 節では「さて、ヨセフのことを知らない新しい王がエジプトに起こった」と時代が流れている。
エジプトを支配する王朝が変わったことを示し、エジプトの支配者が、親イスラエルの人物から反イスラエルの人物に変わった。
＊アブラハム契約の約束の成就
「イスラエル人は多産だったので、おびただしくふえ、すこぶる強くなり、その地は彼らで満ちた」
（1）エジプトにて、イスラエル人はおびただしく増えた。
これは、エジプトでもアブラハムへの約束は、有効だった。（創15：5）アブラハムの子孫は、星の数ほど増えた。
創世記15：5 そして主は彼を外に連れ出して言われた、「天を仰いで、星を数えることができるなら、数えてみなさい」。また彼に言われた、「あなたの子孫はあのようになるでしょう」。
（2）イスラエルの民の上に神の守りがあり、400 年の間に70人からおよそ200 万人に増えた。
「すなわち、登録された者の総数は、六十万三千五百五十人であった」（民1：46）
男の数だけで60万人を越え、女性と子どもを加えると200 万人以上になった。
（3）イスラエルの民は、エジプトの地において守られた。
バビロン捕囚の時にも、紀元70年以降の世界離散の時にも、神の守りがあった。神の守り無くして、ユダヤ人が民族として、生存し続けた理由を説明することはできない。
神は、アブラハムに与えた約束を必ず成就される。
★人生には、不思議なことがたくさんあるが、理由は、神だけがご存じ。
一つ言えるのは、神は私たちのことを決して忘れない。
出エジプト記の神は、覚え行動する神である。
試練の中でも、神の臨在が私たちから去ることはない。
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