出エジプト記35：20 〜 29★2022/08/20掲載分
デボーションガイド＊ハーベストタイムより
【御言葉】出エジプト記35：20 〜 29
20 イスラエル人の全会衆は、モーセの前から立ち去った。
21 感動した者と、心から進んでする者とはみな、会見の天幕の仕事のため、また、そのすべての作業のため、また、聖なる装束のために、【主】への奉納物を持って来た。
22 すべて心から進んでささげる男女は、飾り輪、耳輪、指輪、首飾り、すべての金の飾り物を持って来た。金の奉献物を【主】にささげた者はみな、そうした。
23 また、青色、紫色、緋色の撚り糸、亜麻布、やぎの毛、赤くなめした雄羊の皮、じゅごんの皮を持っている者はみな、それを持って来た。
24 銀や青銅の奉納物をささげる者はみな、それを【主】への奉納物として持って来た。アカシヤ材を持っている者はみな、奉仕のすべての仕事のため、それを持って来た。
25 また、心に知恵のある女もみな、自分の手で紡ぎ、その紡いだ青色、紫色、緋色の撚り糸、それに亜麻布を持って来た。
26 感動して、知恵を用いたいと思った女たちはみな、やぎの毛を紡いだ。
27 上に立つ者たちはエポデと胸当てにはめるしまめのうや宝石を持って来た。
28 また、燈火、そそぎの油、かおりの高い香のためのバルサム油とオリーブ油とを持って来た。
29 イスラエル人は、男も女もみな、【主】がモーセを通して、こうせよと命じられたすべての仕事のために、心から進んでささげたのであって、彼らはそれを進んでささげるささげ物として【主】に持って来た。
《参考》
民の応答
＊感動した者
幕屋の建設が始まっている。
モーセは民に【主】への奉納物を持って来るように命じ、幕屋を建設するための材料になった。
「イスラエル人の全会衆は、モーセの前から立ち去った。感動した者と、心から進んでする者とはみな、会見の天幕の仕事のため、また、そのすべての作業のため、また、聖なる装束のために、【主】への奉納物を持って来た」
（1）民はつぶやいたりせず、すぐに行動した。
「感動した者と、心から進んでする者」が行動を起こした。
（2）金の子牛事件の罪が赦され、聖霊による感動がある。
【主】の臨在が再び宿る（幕屋の中に）という恵みに対する感動。
詩篇110：3 に「メシア的詩篇」があり、神の国が世界中に広がる喜び歌。
「あなたの民は、あなたの戦いの日に、聖なる飾り物を着けて、夜明け前から喜んで仕える。あなたの若者は、あなたにとっては、朝露のようだ」
＊労働の提供
「また、心に知恵のある女もみな、自分の手で紡ぎ、その紡いだ青色、紫色、緋色の撚り糸、それに亜麻布を持って来た」
（1）彼女たちは、原料を提供したのでも完成品を作ったのでもなく、中間的作業である糸を紡ぐという労働を提供。
これらの糸がなければ、ベツァルエルは幕を作れなかった。
（2）一見重要でないように見える作業が、幕の強度と外観の美しさ、糸の紡ぎにかかっている。彼女たちは、捧げる物がなかったので、自らの労働を捧げたのである。
「イスラエル人は、男も女もみな、【主】がモーセを通して、こうせよと命じられたすべての仕事のために、心から進んでささげたのであって、彼らはそれを進んでささげるささげ物として【主】に持って来た」
＊【主】への奉納物から教訓を学ぶ
（1）金の子牛を作るためにアロンが指定したのは、金だけで持っていない人たちは参加できなかった。
（2）幕屋建設には、15種類のものが必要とされ、誰もが参加できる命令。
民はあり余るほど捧げ全員参加できた。神の事業は全員参加を要求する。神の教会も信者全員の参加によって建て上げられる。
★教会の頭はキリストであり、信徒一人ひとりはその体の器官。
そのことを覚え、喜んで仕える者とさせていただこう。
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