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付かず離れず

学生の頃からの親友?親友って言葉を使うことに若干恥じらいがあるが
ずっと長く楽しくやっている奴がいる

そいつとの出会いは高校に入ってからである
高校は地元の学校に進学しなくてやりたかったPCを使った仕事を学べそうな学校行った

なので中学から一緒にいっている人もいない状態で右も左もわからないし
自分から話しかけるのも苦手だしこれから高校生活やっていけるか
めちゃくちゃ不安だった

入学初日
初めて入る教室
出席番号順に座っている同級生
打ち解けて雑談をしているクラスメート


私の本名が必ず出席番号だと一番最後になる苗字なので
一番左の隅に座って机をずっとみていた

そんな中、前の人から話かけられた

僕と友達になってくれませんか?

言われた瞬間、自分の視界がパッとひらけたように思た
ただ、返事は少しどもりながら

お、お願いします。

敬語気味で返答した。

この後、みんなとも打ち解けて楽しかった高校生活だった!
と言えれば良かったのだがそうではなかった

次の日から入院することになったのである

もう、ほんとこんな漫画みたいなことあるか?と思った
ただ何ヶ月も入院したわけではなく約2週間ぐらいだった

ただ、入学してからの2週間なんて一番大事な時期
退院して戻ってきたときにもうみんなある程度グループができてしまっていたのだ

こうなるともう自分では入れない。

ここでさっき友達になったあいつがまた話かけてくれて
他のクラスメートとの間を取り持ってくれてなんとかなった

本当にあの時は感謝しかなかった!ありがとう!


後になって聞いた話だが私のことは噂になっていたみたいで
入学してすぐにいなくなった出席番号最後の人みたいに
誰も知らない幽霊みたいな話をされていだそうですw

そいつとは学生の間はずっとつるんでいて
私がやりたいと言ったことには嫌な顔せず一緒にやってくれたし
バカなことをいろいろやってきました

このnoteとかがそうです

そこから社会人になりたての頃は
給料をもらって自分で好きに使えるお金が手に入ったので

急に車で遠出してうまいもの食いに行ったりしました
18切符使って旅行にいったりしました

そのあと数年、私が忙しかったり向こうも仕事辞めたりで
会う機会がなかった期間がありました

ここ2−3年前からまた会える機会ができて年末とかにあうことができた

去年の年末にあった時のはなしになるのですが
去年私に子供が生まれたのですが、なんと向こうにも子供が生まれていたのです!

最初聞いたときは、え!?何これまた漫画みたいなことおきたと思ったのと
何かしら運命的なものを感じましたね

今度はうちの子供が向こうの子供にこれを言ってあげれたらうれしいな

僕と友達になってくれませんか?


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