彼が僕を忘れるくらい(脚本)
人物
男(20)大学2年生
弓場(22)お笑い芸人
〇東京駅近くの喫茶店(夕)
人がまばらな喫茶店。男(20)、弓場(22)が向かい合わせで座っている。男は弓場を見ながら、顔をしかめている。弓場、熱心に地図を読んでいる。男、テーブルに置いてあるコップを手に取る。弓場、それに気づき顔を上げ、
弓場「それ、なんだっけ?」
男「ストレートティーです」
弓場「ちょっと飲ませてよ」
男「やめたほうがいいと思いますけど」
男、ため息をつきながら、ストレートティーを弓場に渡す。弓場、ス