二人が出会うまでの時間と距離
昨日、世界仰天ニュースで
2000年に起きた日比谷脱線事故の特集がやっていました
そこで、とても心を動かすストーリーを見ました
女子高生が痴漢にあっていて、困っていた
ある日、ひとりのイケメン高校生が現れて
そっと彼女を痴漢から守りました
そんな日が続いて、次第に彼女も彼を意識するように
だけど、ある日歯車が狂いました
事故です
その彼は偶然その車両にいて
亡くなってしまいました
僕はこれを見て
なんっていい話なんだろうと
事故に有ったことではなく
それまでの二人の距離、時間
人生は長かった、特に子供時代や学生時代は特に長く感じたものです
そんな二人があの車両で出会うまで…
話しかけてみたい…けど勇気がない
部屋でひとり想い出す
なんて切ない
人生いろいろ
あなたに辿り着くまでどれほど長かったか
そして、なぜ…なぜ彼を事故は選んだのか
運がなかったんだよと言われても腑に落ちない感覚
もし、まだ彼が生きていたら
あの二人は付き合っていたのかな
彼女にも、結婚して子供ができたんだって
その子供に本物のヒーローは日常にいるんだよって
たしかに、有名人だからってみんながみんな
すごいわけでもない
僕だってそんな良いものばかりでもない
でも彼の誠実で礼儀正しくて真っ直ぐなとこ
もし生きていたら…
なんてそんなもしもが、後悔が彼女にはまだ残ったり、ふいにこぼれおちる時もあるかと
彼は天国で
彼女はもしもと後悔
だけど、きっと彼女は前を向いていると思う
届かなかった初恋、話しかけれなかった
そんな足跡を連れて僕らは生きていく
別れも切なさも抱えて
なんて、素晴らしい世界なんでしょう
切なくもあり甘酸っぱい
別れがこの世にはたくさんある
ひとつの事故でもコロナで亡くなってしまった方も
他人事に聞こえても、一番近い存在は
やはりかなしみに暮れたりして
それでも生きて、生きて
途方もない果てしない過去を背負って生きていく
うまく書けるか不安でした
だけど昨日見てて、とても感動したし
心を震わせられました
伝えたい、それだけが胸にありました
伝わるといいな
そして、なによりも
彼はきっと…あなたのことを空からまだ見守っているんじゃないかな
片思いって切ないよね。
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