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誰にでもどれでもなじむ、それが「mm(ミリ)」!

大人気ケアスタイリングブランド「mm(ミリ)」の開発メンバーの1人であるUn ami omotesandoの津村佳奈さんは、2009年にデビューした「ロレッタ」の開発メンバーでもあります。「ロレッタ」を経て「mm(ミリ)」の開発を担当したリアルな感想はもちろん、結婚・出産を経てサロンに復帰したママ美容師・津村さんの新しい日々についても、色々伺いました。

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――8アイテム全部揃った今、改めて思う「mm(ミリ)」の良さとは?

どのアイテムも不快なところがひとつもなく、製品に対しての安心感がありますよね。手がベタベタしないですし、髪につけても重くならない、手に取った感じとか時間が経ってからの香りとか、とにかくすべて、夜お風呂に入るまでイヤなところがひとつもないんです。また、どのアイテムも誰にでもなじむところもすごいなと思います。たとえばオイルは細毛やペタ毛の方向けに、オイルモイストは硬毛や多毛の方向けに、というように髪質に合わせて作り分けているのですが、「私は細毛だからオイル」と当てはめるのもOK、でも「オイルモイストを使うのもいいよね」「今日の気分はクリームバターかな」という感じで、全アイテム異なるけれど全部誰にでもなじむというのは、他のスタイリングブランドにはないと思うんです。全アイテムが発売されてみて、改めてそう感じています。

――そうなると、逆におすすめするのが難しくないですか?

普通に考えるとそうですよね。細毛の方にはコレ、と決まっているほうが楽です。でも「mm(ミリ)」なら、「細毛さんなのでベースはクリームバターを使い、まとめたり束感を出したい時はバターがあるといいですよ」というように、その人の求めるヘアスタイルに応じた使い分けを提案できるんです。その人の髪自体は変わらないけれどヘアスタイルは変化するので、それに寄り添える感じです。複数アイテムを持つ楽しさもあり、2個持ちしているお客様も多いです。

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――津村さんの”推しミリ”は?

悩みますが、オイルモイストです!普通に髪を下ろしている時でも、オイルモイストをちょっとつけると、なんとなく形になります。ベタベタするような不快感はないのにちゃんと質感が出るので、とても気に入っています。香りも大好きです。

――「ロレッタ」に続き「mm(ミリ)」の開発にも携わった感想を教えてください。

今までは、作るからには売れるものを作りたいという気持ちが強かったのですが、今回は、まず使ってもらいたいという気持ちが強く、また、女性だけで作ることができたのがすごくよかったなと思います。「こういうのがあったらいいな」という、自分が作りたかった物を形にすることができ、「mm(ミリ)」を作って本当によかったなと思います。私たちが「mm(ミリ)」に懸けた色いろな思いや「mm(ミリ)」の良さを、SNSを通じて伝えてくれている方が大勢いるのを見ると、本当にうれしいです。

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――津村さんはご結婚されて、2018年6月から産休に入り、出産されて2019年4月にサロンに復帰されました。約10カ月間、お休みを取ることへの不安はありませんでしたか?

すごくありました。妊娠がわかった時、うれしいという気持ちの次に、「1年後にあるbexさんのセミナーのお仕事が受けられない、どうしよう…bexさんにも会社にも迷惑をかけてしまう…」ということが頭を駆け巡りました。忙しく働き、撮影もさせていただいていたので、このペースを落とすのはどうだろうか?、早く産んで早く復帰して新しいことをしていくほうがいいのだろうか?、今の仕事を思い切りやり切ってから出産したほうがよかったのだろうか?…。色いろなことを考えましたね。そんな時、オーナーの森内をはじめ先輩方やスタッフのみんなが「そんなこと気にしなくて大丈夫」って言ってくれたのがとても心強かったです。お客様も「津村さんがいない間、どうしたらいいのよー!」って言ってくれる方もいたのですが、信頼できる後輩にお客様を託し、しっかり引き継ぐことができました。最初はとても不安でしたが、復帰した今となっては仕事がより楽しく感じます。もちろん戻ってこないお客様もいますが、限られた時間の中でがんばって仕事をする姿を見せていけば、安心してみんながやりたいことを続けながら子育てができる環境を作ることができるのではないかと。私のあと、産休に入るスタッフが何人か続いているので、出産してもまた働けるという流れを後輩に作ってあげられたのは良かったなと思っています。

――育児と仕事の両立は大変ではないですか?

大変ですが、できないことはできないと割り切り、適当かな?と思う面もあります(笑)。朝ごはんを作っている間はテレビを見させながら「アンパンマンチーズ食べといて~」と。ぐずっていても「はい、歯磨きするよ!」って。朝は戦争です。汗だくになります。朝は普通ですが終わりの時間を17時にしていただいているので、保育園のお迎えは私が行きますが、朝早い仕事がある時は旦那さんが保育園に送ってくれることもあります。

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――仕事面で何か変化はありましたか?

よりそのお客様のライフスタイルを考えるようになりました。たとえば、出産=髪を短くする、というのがベーシックな提案だったのですが、自分が出産を経験してみて、実は髪は結べたほうがいいなとか、髪を乾かす時間や体力がないというお悩みに対しては、毛量を軽くしておこうかなとか。その人のより深い部分を考えるようになった気がします。また、限られた時間の中で集中してお客様と話をするためか、今まで以上にお客様との関係が深く、濃くなったと感じています。

――サロン内での役割も変わりましたか?

そうですね。ミーティングやスタッフ教育などは基本、ノータッチです。店長や副店長ということではなく、役職が「津村佳奈」なんです。森内がそういう風にしてくれました。「やりたいようにやりなさい」と。私は森内が好きですし、森内が私を信頼してくれているのもわかっていますので、いい信頼関係だなと思っています。最近はあまりお会いしていないですが、いい意味で心配されていないのかなと。会っていなくても信頼関係があれば大丈夫ですし、こうして仕事ができているのは本当にありがたいです。サロン内の連絡はLINEで情報を共有したり、わからないことはみんなに聞けばわかるので、安心して働くことができています。

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――今後の展望を教えてください。

もう1人子どもがほしいと思う気持ちもありつつ、10年先の自分のことをよく考えるようになりました。子どもが小学校にあがったら、そこから新しいことができるのかな?とか。母親としての役割だけでなく、その歳になったらできることが増えているのではないかと。そう思うと、歳を取るのが楽しみです。元気があれば何でもできる!と思いながら、仕事も育児もがんばっていきたいです。

ママになっても可愛い津村さん。芯が通っていて頼もしい先輩でもあり、後輩思いのやさしい先輩でもある津村さんに、率直なお話をお聞きできました。「mm(ミリ)」の開発はまだまだ続いているので、津村さんのこだわりや伝えたいことがぎっしり詰まったアイテムが仲間入りするのを、楽しみにしていてくださいね!

ライター 森永泰恵

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