いろんなものを刻んでこしらえたミートソーススパと包丁も使わない即席麺にかける意気込み

画像1 ひき肉と塊肉、そして玉ねぎ、トマトを台所に並べ、飲み残してしまった赤ワインの瓶をながめる。安物のワインを無駄にしない、それだけのためにこれだけの食材を投入してもよいのだろうか? 美味しくなくて悪酔いしそうでも、飲みきってしまったほうがよいのではないか? そんな思いを振り切って勢いよく玉ねぎを刻み、トマトを刻み、にんにくを刻む。塊肉も刻む。ひき肉に混ぜると食感が良くなるからな。さて、それぞれを炒め合わせ、フライパンにワインをドボドボと入れる。モワモワとした湯気の中から、ちゃんと美味しいミートソースが現れる。
画像2 即席麺を作るときは、売り場で食べるタイミングを計算しながら買う。しかも、けっこうな意気込みとともに買う。いまは冷凍庫の焼き豚をほうれん草が頭にあって、スケジュールを確認しながら、近い内に来る外食も料理もしたくない食事時のために、棚の即席麺を選ぶ。新顔の廉価品か、相変わらず強気設定の人気麺か、はたまた食べたことのないローカル即席麺か、迷いながらも結局は値段で決めてしまう。廉価な即席麺は作り方が変わってて、焼き豚とほうれん草の投入タイミングが微妙だ。食べるタイミングは考え抜いても、最後で台無しになるところだ。

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Morihiro Matsushiro
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