北部風の甘いコーンブレッドと女友達
梅雨時とはいえ、あまりに激しい雨音で目が覚めた。未明の予報では夕方までにやむということだったが、気がつけば強まる一方で、梅雨寒にしてもひどく寒い。それもそのはずだ。終電で来た女とシャワーも浴びずにセックスし、そのまま裸で寝入ってしまったのだから。
頭を軽く起こし女の姿を探したら、隣で半身を起こして大きな乳房をおもたげに持ち上げ、身体の脇を抑えつつ顔をしかめていた。もし乳に絡むことなら、男が下手なことを言うと地雷を踏む。そっとしておこうかとも思ったが、なにかただならぬ雰囲