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Mリーグ2023-24 ファイナルシリーズ(5/6~5/17)のデータ【リーグ概況】

こんにちは!
Mリーグ2023-24シーズンは、5/17でファイナルシリーズの全試合が終了しました!ということで、ファイナルシリーズの各チームのデータを掲載していこうと思います。
まずは、リーグの概況として、チーム・個人のランキングも含め、リーグ全体の成績を掲載します!

 本記事で掲載しているデータは、ファイナルシリーズのみの成績となります。

なお、データの取り扱いについて、下記2点を必ず守ってください。

  • 営利目的でのデータ使用の禁止

  • 誹謗中傷目的でのデータ使用の禁止

詳細については、以下の記事をご確認ください。


過去の成績

レギュラーシーズン(9/18~3/29)の成績

レギュラーシーズン(9/18~3/29)の成績は、以下の記事で紹介しております!

セミファイナルシリーズ(4/8~5/2)の成績

セミファイナルシリーズ(4/8~5/2)の成績は、以下の記事で紹介しております!

チームランキング

レギュラーシーズン、セミファイナルシリーズを共に首位で通過したU-NEXT Piratesが、ファイナルシリーズで16戦トップ7回を記録し+280.5ptと大きくポイントを伸ばし、通算555.1ptで見事優勝を果たしました
セミファイナルシリーズを4位で通過した赤坂ドリブンズは、ファイナルシリーズで16戦トップ5回、4着3回と安定した成績で+165.4ptとポイントを伸ばして順位を上げ、通算184.3ptで2位となりました
セミファイナルシリーズを3位で通過したKADOKAWAサクラナイツは、ファイナルシリーズで16戦トップ3回、2着4回とやや連対が少なく-85.5ptとポイントを減らし通算-42.1ptで3位、セミファイナルシリーズを2位で通過したEX風林火山は、ファイナルシリーズで16戦トップ1回4着7回とラスが多く-360.4ptと大きくポイントを減らし、通算-104.3ptの4位となりました。

なお、U-NEXT PiratesはMリーグ史上初の2度目の優勝を達成しました。(1回目の優勝は、2019‐20シーズン)

個人ランキング

表彰はありませんが、レギュラーシーズンと同様に集計していますので、参考に結果を掲載します。

個人スコア部門

個人スコアは、園田賢選手が最多となる7戦に出場し、トップ3回、2着3回、ラスなしで+214.5ptと大きくポイントを伸ばし1位となりました。レギュラーシーズン、セミファイナルと共にマイナスとしていた小林剛選手が4戦でトップ2回、2着1回、ラスなしと調子を戻し、+126.6ptで2位となっています。
優勝したU-NEXT Piratesは、全選手プラスとし、好調さを物語る結果となりましたが、一方で4位となったEX風林火山は、全選手マイナスと非常に苦しい結果となりました。特に、レギュラーシーズン、セミファイナルとチームを牽引してきた勝又健志選手が6戦でトップがなく、-138.7pt(15位)と大きくポイントを減らし、ファイナルでのチームの不調を象徴するような結果となりました。

最高スコア部門

半荘での最高スコアは、Round2(5/6)に61,500点を記録した小林剛選手がトップとなっています。ファイナルシリーズでは、試合数が少ないこともあり、特大トップはありませんでした。

4着回避率部門

4着回避率部門は、4着回避率100%で6選手が並ぶ結果となりました。特に、今季のファイナルシリーズで最多の7試合に出場した園田賢選手は、4着回避率100%の安定した結果を残し、チームの2位浮上に大きく貢献しました。

リーグ全体の成績

1.基本成績

親番平均局数は3.05で、レギュラーシーズンセミファイナルと比べて大きな変化はありませんでした。ただ、レギュラーシーズン、セミファイナルでは東場と南場に大きな差はありませんでしたが、ファイナルシリーズでは、南場の平均親番局数が1.67と高くなっており、南場での親番維持への意識が高かったような印象を受けました。

2.全体成績

全体成績のリーグ平均値は、和了率が20.90%とレギュラーシーズンと比べてやや高く、流局率が16.41%とレギュラーシーズンと比べて2%以上低くなっています。このようにセミファイナルとは真逆の結果となっており、ファイナルでは和了での決着となる局が多くなっています。
放銃率10.90%、被ツモ率30.00%、横移動率21.79%とレギュラーシーズンと比べて被ツモが多く、放銃、横移動がやや少なくなっています。こちらもセミファイナルとは真逆の結果となっており、ファイナルではツモ和了による決着が増えています。
リーチ率22.31%、副露率24.62%とレギュラーシーズンと比べて副露の割合が1%以上高いものの、セミファイナルと比べるとそこまで前掛かりという印象は受けませんでした。
打点面については、レギュラーシーズンと比べて若干低く、セミファイナルと同水準となっています。

3.リーチ時成績

リーチ時の成績については、和了率が50.00%とレギュラーシーズンと比べて2%近く高く、放銃率が10.92%と1%近く低く、セミファイナルとは逆にリーチの精度は高くなっています。
和了時ツモ率が57.47%とレギュラーシリーズと比べ6%以上高く、一発率も12.64%と3%以上高いことから、放銃となる前にツモ和了で決着したケースが多かったものと考えられます。

4.副露時成績

副露時の成績は、和了率29.69%、放銃率9.38%、流局率20.31%とレギュラーシーズンと比べて放銃率が3%近く少なくなっているものの、それ以外は大きな変化はありませんでした。
流局時テンパイ率は56.41%とレギュラーシーズンと比べて9%近く高く、特に親番では72.73%と12%以上高くなっています。このように、ファイナルでも、セミファイナルと同様に仕掛けた場面では積極的に和了、聴牌に向かって手を進めている印象です。
和了平均打点が3,802点とレギュラーシーズンと比べて1,000点程度低く、ファイナルでは、打点よりも速度重視で手を進めている印象です。

5.その他成績

和了の内訳を見ると、和了時ツモ率が47.85%とレギュラーシーズンと比べて3%以上高く、セミファイナルとは異なり、ツモ和了が多くなっています。流局時テンパイ率が42.19%とセミファイナルと同様にレギュラーシーズンよりも高くなっているため、積極的に手を進めてはいたものの、他家にツモ和了され実らないケースが多くなっていたものと考えられます。

6.和了役

和了役の出現割合については、成立条件が簡単な立直、自摸、役牌を除くと、引き続き平和、断么九の出現回数が圧倒的に多くなっています。また、セミファイナルでは七対子の出現割合が低下し、対々和の出現割合が増加していましたが、ファイナルでは、七対子の出現割合が一盃口、三色同順などと同程度まで増加、対々和での和了は0回となり、レギュラーシーズンと同じ傾向に戻っています。

7.放銃役

放銃役については、和了数と放銃数の比率が大きく変わった役も特になく、レギュラーシーズンと比べて大きな変化はありませんでした。

おわりに

ということで、ファイナルシリーズのリーグ全体の成績を紹介しました!
ファイナルシリーズの各チームのチーム成績と個人成績は、こちらのマガジンにまとめておりますので、そちらもよろしくお願いします!

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