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Mリーグ2023‐24 中盤戦終了時点(9/18~1/26)でのデータ【KADOKAWAサクラナイツ】

こんにちは!
Mリーグ2023-24シーズン、中盤戦までを2位で終えたKADOKAWAサクラナイツのデータを紹介していきます!

なお、データの取り扱いについて、下記2点を必ず守ってください。

  • 営利目的でのデータ使用の禁止

  • 誹謗中傷目的でのデータ使用の禁止

詳細については、以下の記事をご確認ください。


過去の成績

序盤戦(9/18~11/17)の成績

序盤戦(32/96戦)の成績は、以下の記事で紹介しております!

前半戦(9/18~12/19)の成績

前半戦(48/96戦)の成績は、以下の記事で紹介しております!

チーム成績

前半戦終了後は、16戦でトップ4回、2着5回、3着4回、4着3回とほぼ均等な着順分布で着実にポイントを伸ばし、380.8ptの2位となっています。

攻撃面では、和了率22.16%(2位)、和了平均打点6,578点(6位)と前半戦終了時点からやや打点は減少したものの、リーグ平均以上の成績を維持しています。
守備面でも、放銃率8.76%(1位)、放銃平均打点5,788点(3位)と大きな変化はなく、こちらもリーグ平均以上の成績を維持しており、攻守に安定した結果を残しています。
被ツモ率が29.64%で全9チーム中最も高い数字となっており、被ツモ平均打点も2,724点(6位)とやや高く、放銃は抑えられているものの、被ツモでの失点が多くなっています。

リーチ率は21.65%(7位)と前半戦終了時点から大きな変化はなく、和了率48.81%(4位)、放銃率13.69%(7位)とリーグ平均に近い数字を残しています。親番に限ると、和了率40.91%(9位)、放銃率20.45%(9位)とやや成績は向上したもののどちらも全9チーム中9位の数字となっており、依然として苦しい状況が続いています。
和了平均打点7,241点(9位)、放銃平均打点7,748点(8位)と、打点面では引き続きやや苦しい状況となっています。

副露率は23.97%(3位)と前半戦終了時点から1%近く低下しており、和了率32.80%(2位)、放銃率10.22%(1位)と大きな変化はなく、リーグトップクラスの成績を維持しています。
和了平均打点5,220点(2位)、放銃平均打点4,658点(2位)と打点面も高水準の成績を維持しています。
一方、被ツモ率26.34%(9位)、被ツモ平均打点2,931点(7位)と被ツモでの失点は多く、展開面ではやや恵まれない状況が続いています。

和了の内訳を見ると、和了時の黙聴率が16.86%(1位)となっており、黙聴時の和了平均打点が7,562点(1位)と高く、高打点の手を黙聴にとって確実に和了していることが見て取れます。
また、黙聴での出あがりが多いこともあってか、和了時のロン率が60.47%と全9チーム中トップの数字となっています。
流局時テンパイ率は37.50%、親番では40.62%とどちらも全9チーム中最も低い数字となっており、守備意識の高さが見て取れます。

個人成績

内川幸太郎選手

前半戦終了後は、3戦で3着1回、4着2回と連対がなく大きくポイントを減らし、-107.3ptの個人27位となっています。
ここまで東場の親番での連荘がありませんでしたが、自身15戦目となるRound143(2024/01/26)に東場の親番での初の連荘を決めています

攻撃面では、和了率22.22%(9位)、和了平均打点6,264点(27位)と前半戦終了時点からどちらも少しずつ成績を落としており、リーグ平均レベルの成績となっています。
守備面では、放銃率11.11%(21位)、放銃平均打点5,305点(8位)と放銃率が1%以上増加しており、こちらもリーグ平均レベルの成績となっています。
被ツモ率は25.40%(8位)と低いものの、被ツモ平均打点が3,233点で全36選手中最も高い数字となっており、展開面でやや恵まれない状況となっています。

リーチ率は26.46%(4位)と前半戦終了時点から引き続き高く、和了率44.00%(25位)、放銃率20.00%(34位)とどちらも2%以上成績が悪化しており、苦しい状況が続いています。特に親番では、和了率25.00%(35位)、放銃率37.50%(36位)と、成績は向上したものの放銃率が和了率を大きく上回っており、依然として非常に苦しい状況が続いています。

副露率は19.05%(31位)と前半戦終了時点から大きな変化はなく、和了率38.89%(2位)、放銃率2.78%(1位)と引き続きリーグトップクラスの成績を維持しています。
和了平均打点も4,571点(25位)と低くはなく、現状では一番の得点源となっています。

流局時テンパイ率が44.44%(10位)と高く、特に親番では、83.33%(5位)とかなり高くなっています。
黙聴時の和了平均打点が6,700点(8位)と高く、黙聴時はロン率が100%となっており、高打点の手を黙聴にとって確実に和了を決められていることが見て取れます。

岡田紗佳選手

前半戦終了後は、4戦でトップ1回、2着2回、4着1回と高い連対率を記録してポイントを伸ばし、147.2ptの個人6位となっています。

攻撃面では、和了率20.48%(17位)、和了平均打点7,612点(7位)と前半戦終了時点から打点が1,000点以上減少したものの、リーグ平均以上の成績を維持しています。
守備面でも、放銃率7.83%(5位)、放銃平均打点5,485点(15位)とやや成績は落としたものの、こちらもリーグ平均以上の成績を維持しています。
被ツモ率33.13%(34位)、被ツモ平均打点2,600点(16位)と依然として被ツモでの失点が多く、展開面で恵まれない状況が続いています。

リーチ率は21.08%(24位)と前半戦終了時点から4%近く上昇しており、和了率40.00%(29位)、放銃率14.29%(24位)と放銃率が5%近く上昇したものの、和了率は7%近く上昇し、全体としては成績が向上しています。
ただ、和了平均打点は7,343点(28位)と2,000点近く減少しており、得点の期待値としては大きく変わっていないようです。

副露率は24.70%(14位)と前半戦終了時点から4%近く低下しており、和了率36.59%(6位)、放銃率7.32%(7位)とさらに成績を向上させており、リーグトップクラスの成績を維持しています。
和了平均打点も7,527点(1位)とリーチ時の打点を超えており、仕掛けによってかなり効果的に加点ができていることが見て取れます。

流局時テンパイ率が50.00%(2位)と高く、テンパイは取りに行きつつ、放銃も最小限に抑えられており、押し引き判断が非常に冴えている印象を受けました。
和了時の黙聴率が14.71%(11位)、黙聴時の和了平均打点が8,620点(2位)とどちらも高く、黙聴でもしっかりと加点できていることが見て取れます。

堀慎吾選手

前半戦終了後は、6戦でトップ2回、2着2回、3着2回とラスなしでポイントを大きく伸ばし、195.6ptの個人5位となっています。

攻撃面では、和了率22.92%(4位)、和了平均打点6,382点(25位)と前半戦終了時点からやや成績は下がったものの、リーグ平均以上の成績を維持しています。
守備面では、放銃率7.50%(2位)、放銃平均打点5,406点(12位)とさらに成績を向上させ、リーグトップクラスの成績を維持しています。

リーチ率は17.92%(34位)と前半戦終了時点から1%以上低下しており、和了率55.81%(9位)、放銃率13.95%(23位)とどちらも1%以上成績が向上しています。和了平均打点は7,492点(27位)とやや低いですが、和了が多く、十分に加点できています。
放銃平均打点は7,600点(24位)とやや高く、放銃での失点は多くなっています。

副露率は28.75%(7位)と前半戦終了時点から1%近く低下しており、和了率27.54%(21位)、放銃率8.70%(10位)とどちらも1%以上成績を悪化させています。
流局時テンパイ率29.41%(34位)とかなり低くなっており、仕掛けた場面でも無理には和了に向かわず、危険牌を掴めばオリる判断をしているようです。

流局時テンパイ率は23.08%(35位)とかなり低く、特に親番では、15.38%(35位)とさらに低くなります。このことから、親、子に関わらず、基本的には形式聴牌は無理に狙わないスタイルであるものと考えられます。
和了時の黙聴率が21.82%(2位)、黙聴時の和了平均打点が7,458点(6位)とどちらも非常に高く、黙聴で効果的に加点できていることが見て取れます。

渋川難波選手

前半戦終了後は、3戦でトップ1回、2着1回、3着1回とラスなしでポイントを伸ばし、145.3ptの個人7位となっています。

攻撃面では、和了率22.65%(7位)、和了平均打点6,307点(26位)と前半戦終了時点から和了率が3%近く上昇しており、リーグ平均以上の成績となっています。
守備面では、放銃率8.84%(11位)、放銃平均打点7,100点(33位)と大きな変化はなく、放銃による失点は平均的な水準を維持しています。

リーチ率は22.10%(18位)と前半戦終了時点から2%近く増加しており、和了率55.00%(10位)、放銃率5.00%(6位)と和了率が8%以上上昇しています。
和了平均打点は6,923点(33位)と低いものの、和了が多いため、十分に加点できています。
一発率も15.00%(3位)と非常に高く、リーチの精度が上がってきていることが見て取れます。

副露率は22.10%(20位)と前半戦終了時点から大きな変化はなく、和了率32.50%(9位)、放銃率22.50%(35位)と放銃率が4%以上増加しています。
和了時ロン率が84.62%(3位)と非常に高く、相手が切りやすい牌で待てている、という印象を受けました。

和了の内訳を見ると、親番ではツモ率が71.43%(7位)、子ではツモ率は26.47%(35位)と真逆の結果になっています。例えば、親番では山にいそうな牌で待ち、子では親の現物など切られやすい牌で待つ、といった戦略の違いがあるのかもしれません。
流局時テンパイ率は、親番では14.29%で全36選手中最も低い数字となっていますが、子では52.17%で全36選手中最も高い数字となっています。ここでも真逆の傾向となっており、また、通常の傾向とも逆の結果となっています。(通常は連荘のために親番での聴牌率が高くなることが多い)
平均親番局数も少ないため、あまり親番での連荘にはこだわりがないのかもしれません。

おわりに

ということで、中盤戦終了時点で2位のKADOKAWAサクラナイツの成績を紹介しました!
中盤戦終了時点での、各チームのチーム成績と個人成績はこちらのマガジンにまとめておりますので、そちらもよろしくお願いします!

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