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Mリーグ2023‐24 80試合(全96試合)終了時点(9/18~2/27)でのデータ【リーグ概況】

こんにちは!
Mリーグ2023-24シーズンは、2/27でレギュラーシーズンの5/6を消化、ついに最終局面へと突入します!ということで、各チーム全96試合中80試合が終了した時点でのデータを掲載していこうと思います。
まずは、リーグの概況として、チーム・個人のランキングも含め、リーグ全体の成績を掲載します!

なお、データの取り扱いについて、下記2点を必ず守ってください。

  • 営利目的でのデータ使用の禁止

  • 誹謗中傷目的でのデータ使用の禁止

詳細については、以下の記事をご確認ください。


過去の成績

序盤戦(9/18~11/17)の成績

序盤戦(32/96戦)の成績は、以下の記事で紹介しております!

前半戦(9/18~12/19)の成績

前半戦(48/96戦)の成績は、以下の記事で紹介しております!

中盤戦(9/18~1/26)の成績

中盤戦(64/96戦)の成績は、以下の記事で紹介しております!

チームランキング

中盤戦終了時点で4位だった赤坂ドリブンズは、鈴木たろう選手がMリーグ記録を更新する112,800点のトップを獲得するなど6トップで大きくポイントを伸ばし、499.3ptの首位に浮上しました。
中盤戦終了時点で首位だったU-NEXT Piratesは50pt近くポイントを減らし2位に、2位だったKADOKAWAサクラナイツは60pt以上ポイントを減らして3位に、3位だったKONAMI麻雀格闘倶楽部は273.2ptから136.7ptへとポイントがほぼ半減し4位にそれぞれ順位を落としています。
5位だった渋谷ABEMASは100pt以上ポイントを伸ばしプラス圏に復帰して5位をキープしセミファイナル進出争いから抜け出し、6位には9位だったセガサミーフェニックスが浮上し一気にセミファイナル進出ラインをクリア、7位だったTEAM RAIDENは100pt以上ポイントを減らすも7位をキープ、8位だったBEAST Japanextはポイントに大きな変動がなく8位をキープ、6位だったEX風林火山は更に200pt以上ポイントを減らしついに9位まで順位を落とすこととなりました。
セミファイナル進出争いは、6位から9位までが96.6pt差にひしめき合う大混戦となり、最後の1枠をどのチームが勝ち取るか、目の離せない展開となっています。

個人ランキング

個人ランキングですが、鈴木優選手が1位をキープしたもののポイントを80pt以上減らし、瑞原明奈選手も2位をキープしたもののこちらも100pt以上ポイントを減らしています。6位だった岡田紗佳選手が2トップを獲得してポイントを伸ばし3位に浮上、8位だった園田賢選手も2トップを獲得して200pt台に復帰し4位に浮上しています。
一方、3位だった勝又健志選手はトップ0回、4着2回と苦しみポイントを100pt以上減らし9位に順位を落としています。
また、中盤戦終了時点でマイナス域だった21位の浅見真紀選手、22位の仲林圭選手は100pt以上ポイントを伸ばし、それぞれ10位と12位に順位を大きく上げました。

チーム単位では、首位の赤坂ドリブンズは全4選手がプラス圏と好調さがうかがえる状況となっており、2位のU-NEXT Piratesも小林剛選手は-179.1ptと苦しむも鈴木優選手、瑞原明奈選手、仲林圭選手がそれぞれ3桁のプラスとしており、3位のKADOKAWAサクラナイツも堀慎吾選手、岡田紗佳選手、渋川難波選手が引き続き3桁のプラスと、好調さのうかがえる結果となっています。
一方、セミファイナル進出争いをしているセガサミーフェニックス、TEAM RAIDEN、BEAST Japanext、EX風林火山に所属している16選手の内、個人プラスとしているのは勝又健志選手(EX風林火山)、魚谷侑未選手(セガサミーフェニックス)、菅原千瑛選手(BEAST Japanext)の3選手のみで、TEAM RAIDENの4選手は全員マイナス圏と苦しいチーム状況が見て取れます。

リーグ全体の成績

1.基本成績

Round178に、鈴木たろう選手(赤坂ドリブンズ)がMリーグ記録を更新する112,800点を記録し今季の最高スコアを更新しました。なお、最低スコアは更新はありませんでした。
親番平均局数は3.01で、若干減少したものの大きな変化はなく、東場、南場どちらかの親番では連荘出来ている、といった数字となっています。

2.全体成績

全体成績のリーグ平均値は、和了率20.25%、放銃率11.08%となっており、中盤戦終了時からほとんど変化がなく、依然としてネット麻雀と比べて和了も放銃も少ない状況となっています。
リーチ率22.46%、副露率23.35%とこちらも中盤戦終了時からほとんど変化がなく、ネット麻雀と比べるとかなり門前寄りの数字となっております。
そのほかの項目についても、中盤戦終了時点から大きな変化はありません。

前半戦終了時点からほとんど変化がないため、リーグ平均の成績であれば、500半荘程度で十分収束するものと考えられます。
※個人のデータであれば、上振れ・下振れの影響がないデータとなるには何千半荘という単位でデータが必要、とされていますが、リーグ全体の成績の場合は、上振れ・下振れがどちらも含まれているデータになるので、数百半荘でもデータは収束するものと考えています。

3.リーチ時成績

リーチ時の成績については、中盤戦終了時点から、どの項目についても大きな変化は見られませんでした。

親と子で、和了率や一発率の差は徐々に少なくなってきているものの、放銃率は差が広がっており、これらの数値がどのように推移するかを今後も注視していこうと考えています。
(親と子でのリーチの精度がどのように異なるのか、の検証ができればと考えています。)

4.副露時成績

副露時の成績も、中盤戦終了時点から、どの項目についても大きな変化は見られませんでした。
親番での和了率が29.57% → 28.50%と1%程度低下、放銃率が15.96% → 14.84%と1%程度悪化
しており、親番についてはまだ局数が少なく、収束していない印象を受けます。
このままの成績だと、親番では和了率は変わらず、放銃率だけが増える結果となっており、守って親被りするのとどちらが損になるのか、といった観点での検証をしてみても面白いのでは、と感じました。
(有識者の方は、ぜひとも統計的観点からご意見いただけると大変ありがたいです。)

5.その他成績

その他成績については、親番も含め中盤戦終了時点から、どの項目についても大きな変化は見られませんでした。
和了時黙聴率が、親では9.61%、子では14.13%と親のほうが5%近く低く、和了時リーチ率が、親では57.25%、子では52.41%と逆に親のほうが5%近く高くなっており、
「親のリーチには逆らうな」と言わんばかりに、親では黙聴とはせずにリーチをする割合が高いようです。

6.和了役

和了役の出現割合についても、中盤戦終了時点から大きな変化はありませんでした。
成立条件が簡単な立直、自摸、役牌を除くと、平和、断么九の出現回数が圧倒的に多く、次いで一盃口、七対子、混一色、三色同順の出現回数が多い状況が続いています。

偏りがあった部分としては、ここまで1回しかなかった小三元での和了が2度発生しており、ダブル立直での和了は中盤戦終了後からさらに2度発生、後半戦だけで4度発生しており、前半戦の3回をすでに上回っています。

7.放銃役

放銃役についても、中盤戦終了時点から大きな変化はありませんでした。
必ず単騎待ちになり読みづらい七対子については、変わらずロンが多くなっており(放銃が85回中59回)、河に情報がなく愚形待ちの場合も多いダブル立直は、直近2回についてはツモ、ロンが1回ずつとなっており、全体でも7回中ツモ4回、ロン3回とほぼ半々となっています。

おわりに

ということで、リーグ全体の成績を紹介しました!
各チーム全96試合中80試合が終了した時点でのチーム成績と個人成績は、こちらのマガジンにまとめておりますので、そちらもよろしくお願いします!

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