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Mリーグ2023‐24 前半戦(9/18~12/19)データ掲載 【リーグ概況】

こんにちは!
Mリーグ2023-24シーズンは、12/19でレギュラーシーズンの半分を消化しました。ということで、前半戦のデータを掲載していこうと思います。
まずは、リーグの概況として、チーム・個人のランキングも含め、リーグ全体の成績を掲載します!

なお、データの取り扱いについて、下記2点を必ず守ってください。

  • 営利目的でのデータ使用の禁止

  • 誹謗中傷目的でのデータ使用の禁止

詳細については、以下の記事をご確認ください。


序盤戦(9/18~11/17)の成績

序盤戦(32/96戦)の成績は、以下の記事で紹介していますので、併せてご覧いただけると、より楽しめるかと思います!

チームランキング

序盤戦終了時点で6位だったKADOKAWAサクラナイツ、7位だった赤坂ドリブンズが共に300pt近く伸ばし、それぞれ1位、2位に順位を上げています。一方、序盤戦終了時点で1位だったKONAMI麻雀格闘倶楽部、2位だったU-NEXT Piratesは共に少しずつポイントを減らし、それぞれ4位、3位に順位を落としています。

序盤戦終了時点では100pt台前半でほぼ差のなかった、TEAM RAIDEN、EX風林火山、渋谷ABEMASの3チームですが、全チームポイントを減らしています。
EX風林火山はプラス圏を維持し、順位も4位から5位と大きく落としてはいませんが、渋谷ABEMASはマイナス圏に突入して5位から6位に順位を落とし、TEAM RAIDENは250pt近く減らして-100pt台に突入、3位から7位に順位を落とし、現状ではセミファイナル進出ラインを下回っています。

序盤戦終了時点で共に-400pt台と苦しいスタートとなった、BEAST Japanext、セガサミーフェニックスの両チームですが、セガサミーフェニックスは100pt以上伸ばしてセミファイナル進出ラインまで300pt以内とし、後半戦に向けて希望の見える位置まで浮上しました。
一方、BEAST Japanextはさらに100pt以上減らす結果となり、セミファイナル進出ラインまでは500pt近く、かなり厳しい状況となっています。

個人ランキング

個人ランキングですが、勝又健志選手が3戦3勝で大きくポイントを伸ばし、10位から1位に浮上しました。鈴木優選手も4戦3勝として12位から3位に浮上しています。
園田賢選手は、5戦でトップ1回、2着3回の安定した成績で2位を維持しましたが、序盤戦終了時点で1位だった松本吉弘選手、3位だった仲林圭選手は共に5戦で4着3回と苦しみ原点付近までポイントを減らす結果となっています。

チーム単位で見てみると、首位のKADOKAWAサクラナイツは全選手がプラス圏に浮上しており、2位の赤坂ドリブンズは不調だった鈴木たろう選手が100pt以上伸ばして個人最下位から27位まで浮上、チームの好調さがうかがえる結果となっています。
セガサミーフェニックスは、チーム唯一プラスしていた魚谷侑未選手が4戦3勝で個人4位まで浮上、ほか3選手もポイントに大きな変動はなく苦しいながらも耐えている、といった状況です。
BEAST Japanextは全選手がマイナスという状況は変わらず、1巡目指名の猿川真寿選手は-244.5ptで個人最下位となっており、チームの苦しい状況がうかがえる結果となっています。

リーグ全体の成績

1.基本成績

序盤戦終了時点から大きな変化はなく、最高ポイント、最低ポイントどちらも3桁には到達していません。
(※ 2023/12/22 Round111に、鈴木大介選手(BEAST)が最高ポイントを104.4ptに更新しました。)
親番平均局数も、東場の数値が若干減少したのみで大きな変化はなく、東場、南場どちらかの親番では連荘出来ている、といった数字となっています。

2.全体成績

全体成績のリーグ平均値を見ると、和了率20.34%、放銃率11.05%となっており、序盤戦終了時からどちらもわずかに上昇していますが、依然としてネット麻雀と比べて和了も放銃も少ない状況となっています。
リーチ率22.69%、副露率23.43%とこちらも序盤戦終了時からはわずかに上昇している程度で、ネット麻雀と比べるとかなり門前寄りの数字となっております。

親、子それぞれの成績を見ていくと、親番での放銃率が12.32%→13.70%と大きく上昇しています。リーチ率や副露率は大きく変化していないため、どういった場面での放銃が増えているかを、次の項目以降で詳しく見ていきたいと思います。

3.リーチ時成績

リーチ時の成績ですが、和了率48.46%、放銃率11.51%、和了平均打点は8,401点、放銃平均打点6,638点となっており、序盤戦終了時から大きな変化はありませんでした。親、子での成績についても大きな変化はなく、全体的に序盤戦終了時と変わらない成績となっています。

4.副露時成績

副露時の成績は、和了率28.59%、放銃率12.36%序盤戦終了時点からどちらも1%程度上昇しています。親、子の成績を見ると、子では和了率27.90%、放銃率11.47%と和了率だけが2%近く上昇しているのに対し、親では和了率30.37%、放銃率14.61%と放銃率だけが4%近く上昇していました。
このことから、親番での放銃率の増加は、副露時の放銃が増加したことが主要因と考えられます。
副露時の放銃率が増加していることについては、各チームの成績を見ていく際にも注意してみてみようと思います。

5.その他成績

その他成績についても、序盤戦終了時から大きな変化はありませんでした。
引き続きみられる傾向としては、和了の内訳が、親ではツモ率が高く、子ではロン率が高い、流局時の内訳が、親ではテンパイ率が高く、子ではノーテン率が高い、という点です。子では親に対して引き気味に打ち、親では押し気味に打つ、という傾向が表れているデータになっているかと思います。

黙聴時の和了平均打点についても、高打点と躱し手が入り交じり、何とも言えない数字が引き続き出ています。打点の平均値よりも分布を見た方が良さそうですが、実装できていないので、ここも見ることができていません。
(打点の分布については、オフシーズンの課題にしようかと考えています。。。)

6.和了役

和了役の出現回数についても、序盤戦終了時点から大きな変化はありませんでした。
成立条件が簡単な立直、自摸、役牌を除くと、平和、断么九の出現回数が圧倒的に多く、次いで一盃口、七対子、混一色、三色同順の出現回数が多くなっています。
また、序盤戦終了時に赤ドラありのルールでは出現回数が少ない、と紹介した‎混全帯么九と‎純全帯么九ですが、混全帯么九は3回→4回と微増でしたが、‎純全帯么九は0回→2回と比較的まとまって出現していました。
また、小三元もこのタイミングで今季初出現しております。

7.放銃役

放銃役についても、序盤戦終了時点から大きな変化はありませんでした。
必ず単騎待ちになり読みづらい七対子はロンが多くなっているようです(放銃が54回中37回)。同じく、ダブル立直も河に情報がないため読みづらく、3回中2回がロンでの和了となっています。

おわりに

ということで、リーグ全体の成績を紹介しました!
前半戦終了時点での、各チームのチーム成績と個人成績はこちらの記事にまとめておりますので、そちらもよろしくお願いします!


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