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僕が経済学にハマった理由

半年ほど前から、経済学にハマっております。
最近は経済学の本ばかり読んでいますし、noteの記事でも経済に関わるテーマが増えています。

「経済学にハマっているんです」という話をすると、
「それはどういうきっかけで経済学を勉強しようと思ったの?」と聞かれることも多いので、今回はその辺を書いてみようと思います。

きっかけはブロックチェーン

昨年末に、こんな記事を公開しました。

これをベースにして、1月にはKindle電子書籍も出版したりもしていますが、告白すると、僕はブロックチェーン自体にはさほど期待していません。
ブロックチェーンにはまだまだ課題も多いですし、実際のところ、わざわざブロックチェーンを使わなくてもいいことはたくさんあります。

そんな風に思っているブロックチェーンエンジニアでもない僕が、なぜそれを解説するような本を書いたのか。

僕がブロックチェーンに興味を持ったのは、確か3年くらい前、大学の4回生だった頃だと思います。
ちょうどビットコインやリップルといった「仮想通貨」が話題になり始めた時期でした。

動機は、単に「話題になっている最新の技術について理解したい」というだけのことでした。
しかし、当時はまだ分かりやすくまとめられた解説記事や書籍も少なく、僕の頭ではなかなかすんなり理解することが叶いませんでした。

それから2年間ほど、実際に少し仮想通貨を売買してみたり、活用事例を調べたりしてみたりするうちに、
ブロックチェーンの本質は制度設計なのではないか」という解釈に辿り着きました。
それで、このことを整理するために記事にまとめてみたというわけです。

詳しくは割愛しますが、ブロックチェーンというのは、お金や不動産その他のあらゆる取引の履歴を記録する電子台帳で、中央管理者がいなくても正常に機能するような仕組みになっています。
したがって、そのブロックチェーン上のプラットフォームに、どんな思想のもとで、どんなルールを、どんな仕組みで組み込むかという制度設計が重要なのです。

まあ、読んでみてください笑


みんなハッピーな方がいい

かくして、「ブロックチェーンの本質は制度設計」という解釈に行き着いた青年の興味は、ブロックチェーンから制度設計の方に移ります。

そして、壮大な問いが降りてきます。

「皆がそれぞれに自分の幸福のために行動した結果が、社会全体にとっても良い結果になる仕組みを作るにはどうすればいい?」

だって、みんなハッピーな方がいいじゃないですか。
自分だけがハッピーになることには全く興味がないわけです。
どうせ死ぬんだし。

じゃあ、どうすればいいか。
足りない頭で考えても無駄です。
まずは勉強しなければいけません。
何事も基礎から固めるのがセオリーです。

ということで本屋に向かい、手に取ったのがミクロ経済学の入門書でした。

それから、マクロ経済学の入門書を読み、ゲーム理論、行動経済学、制度論といった新しい理論に触れつつ、
やはりちゃんと偉い人のことは知らないとなあということで、アダム・スミス、マルクス、ケインズ、シュンペーター...... といった感じで少しずつ勉強を進めています。


とりあえず楽しいから続けます

経済学なんて勉強したところで、残念ながら仕事には役立ちません。
プログラミングとか、マネジメントとか、ファイナンスとか、たぶんそういうことを勉強した方がいいです。

でも、経済学の方が楽しいのでしばらくは続けます。

普段の生活、仕事、ニュース、それら全てが経済学と絡めて考えられる材料になるので、そういった意味でも社会人になってから趣味として学ぶには面白いと思います。

そんなわけで、読みたい本もどんどん増えています。
一応、読みたい本リスト置いておきます。

学んだこと、考えたことは、noteやKindleで少しずつ咀嚼して発信していきます。
「面白そうじゃん」と思ってくださった方、なにとぞ <(_ _)>

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