【第4回】社名の由来「自動化の悲劇」
前回より
合同会社ムジンケイカクプロ
社名がまぁまぁそれなり変なので、由来をよく聞かれるのですが、仕事場を極力無人にするから「無人計画」なんです。
目の前の作業、これ自動化しよう。
無人で作業できるようにしよう!
こう思ったのが、無人化のきっかけの一つ目でした。
2つ目の理由も簡単な発想からでした。
自動化がもたらす悲劇
自動化=誰がやってもいい状態。
しかも時短。
アルバイトの子、やることなくなる。
手が空いたところに、新しく仕事を作るが、それも私自身が自動化する。
だんだん振れる仕事が少なくなる。
本人もやることがないから、やる気がなくなる。
退社するorクビになる。
あれ?
本当に職場が無人!
なんてこった…
やってしまった。
当時は「自動化良かれ」と思ってやっていたが、会社組織の全体感を掴めていなくて、こんな悲劇を生んでしまった。
誰がやってもいい=私がやってもいい。
アルバイトから人員削減。。。
こんな簡単なことに気が付かなかった。
そして、
自分で自分をクビにした
自分で自分の給与をカットし、しばらくして自分で自分をクビにしました。
どうしても、この自動化という技術を扱えなかった。
雇用を生み出しながら、自動化を推進する力が、当時はまったくなかった。
私の実力以上の力を「自動化」という作業が出してしまい、会社組織をミニマムにし過ぎた。
これがどういうことになったかというと、いざ何かのプロジェクトを立ち上げようとすると、周りに人がいない。
新しく人材雇用をしようとすると、様々なコストが大きくなる。
※大きく見えてしまう
また、場に慣れて、成長するまで育てるコストもかかる。
採用直後から、こちらの思ったように仕事ができる人材なんて、そうそう見当たらない。
もう今後は一人で事業をやるしかないかもしれない。
一旦、フリーランスとしての活動も辞め、勉強をしてみよう。
今までわからなかったことがわかるかもしれない。
これが今から10年前の出来事。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。 書くだけでなく読みたいので、コメント欄で記事名入れてもらうと見に行きます。