ガチマリオカートの魅力

スーパーファミコンで1992年にリリースされてから今日まで世界中で遊ばれている任天堂のメガヒットシリーズ、マリオカート。皆さんも一度は遊んだことがあるのではないか。ただその楽しみ方は友達と遊ぶ、CPUと遊ぶ、タイムアタックをするだけではない。
非公式ながら世界大会を戦っている、ガチのマリオカートプレイヤーがいるのをご存知であろうか。今日はそんなガチのマリオカートの魅力を存分に紹介させていただきたい。

なお、私自身はソフトは持っているものの全くやり込めておらず、いわばエアプ勢(エアプレイヤー)なので間違っていることもあるかもしれないので容赦いただきたい。

ガチマリオカートとは

現在非公式で行われているマリオカートの大会ルールや形式はこうだ

ルール
・1回戦~決勝まで全回戦12レース
・グランプリ150cc 個人戦 ノーマルアイテム CPUつよい マシンすべて
・キャラクター、カスタマイズ、コントローラーの選択や変更は自由
・Discord等による通話連携は自由(レース参加者以外との通話は禁止)

・下記点数で競う
1位 15点
2位 12点
3位 10点
4位 9点
5位 8点
6位 7点
7位 6点
8位 5点
9位 4点
10位 3点
11位 2点
12位 1点

例えば6人のチーム戦で1-6位と7-12位となった場合、61点-21点になり40点差がつく計算になる。

行われる大会の種類
・個人戦
・2人×6グループのタッグマッチ
・3人×4グループのトリプルス
・4人×3グループのフォーマンセル
・6vs6のチーム戦

ゲーム内で選択できるチーム戦ではなく、個人戦の形式でチーム対戦を行うことで戦術等ゲーム性が広がっているのが特徴的だ。
ゲーム内でのチーム戦は同じチーム同士でアイテムの攻撃を受けないが、個人戦であれば味方にも赤甲羅などの攻撃が当たってしまう。
そこで行われるのが通話連携なのである。

通話で行われる連携

通話で行われる連携は下記のようなものがある

①順位報告
自分のいる順位を報告し、アイテムの使用にあたり前後の順位が敵かを確認する。
例えば
・自分のすぐ後ろの味方に前にいる敵に赤甲羅を投げさせるように順位を譲る。
・自分の後ろが敵の場合はアイテムをお尻につけ、赤甲羅の攻撃を防げる体制にする。
・下位の味方がトゲゾー甲羅を持った時に1位が味方の場合は保持したりする
など。

②サンダー
このゲームの最強アイテム、サンダーを下位に下がって敢えて狙って取りに行き、味方がその間にスターやテレサ、キラーなどの無敵アイテムを保有。
サンダーを打つ際に合わせて使用してサンダー回避し、一気に順位入れ替えを図る。

③サンダーケア
敵がサンダーを保有しているかを見るために敢えて偵察しに下位に下がるプレイング。
敵がサンダーを保有しているのが確認できたら味方で順にタイミングをずらして無敵アイテムを使用し、サンダー回避を狙う。

④アイテムボックスやコインを取る位置
後ろが敵の場合はダブルアイテムボックスを割る、味方の場合は譲る。
コインは特に1レース目にどの位置のコインを取るのか連絡。

⑤走るコースの選択
そのレースでチーム内の1位が走るコースを味方に指示。チームで全員同じコースにして参加者12人のコースルーレットの当選確率を上げる。
コースの選択に関して、詳細は後述する。

コース選択

前のレースの味方の順位が上位に集中している場合は上位が優位になるコースを、下位に集中してしまった時は下位が優位になるコースを選択する。

**1位スタート優位コース(前逃げコース) **
1周目に1位がコインを集めやすい直線が多い、キノコを使ったショートカットができる箇所が少ないといった特徴のあるコース
上位を固めるとサンダーを引かれない限り、順位を返されづらくなる。

・ワリオスタジアム
・ワリオスノーマウンテン
・ドンキーコングジャングル
・チクタクロック
・ハイラルサーキット
・ミュージックパーク
・グラグラ火山
・パックンスライダー

中位スタート優位コース
スタート直後にSS(スリップストリーム)を取り加速したり、最初のアイテムでキノコを取りショートカットをして順位を上げ、上位を固めやすいコース

・ドルフィン岬
・エレクトリカルドリーム
・エキサイトバイク
・ねじれマンション

下位スタート優位コース(打開コース)
キノコを使って大きくショートカットができたり、ロングキラーで大きく順位を上げられるコース

・カラカラ砂漠
・チーズランド
・ヨッシーサーキット
・GBAマリオサーキット
・ピーチサーキット

トッププレイヤー紹介

マリオカートのチームにはNXという、日本代表が複数人いるレアル・マドリードのようなチームがある。
チーム全員がトップクラスの実力であるが、その中の2人を紹介させていただきたい。

くさあん
NXのキャプテンでありながら日本代表のキャプテンも務めているプレイヤー。走力もさることながら状況判断力に非常に長けており、チーム員からの信頼も厚い。

おまえモナー
走力にともかく長け、タイムアタックで数々のコースで世界一位を叩き出し、個人チーム問わず様々な大会で高確率で決勝に進む、超トッププレイヤー。

まとめ

いかがだっただろうか。
私のこの拙稿だけでなく、まずは大会の動画などをYouTube等で実際に見ていただきたい。
YouTubeでは上記NXのチームチャンネルおよびくさあんさんのチャンネル等があり、くさあんさん視点で様々な動画が上がっているので是非そちらを見ていただければと思う。

https://www.youtube.com/user/tadanokusaan

https://www.youtube.com/channel/UCrL1vdNUAwASk6afakepeyg

お読み頂きありがとうございました。

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