「自分」について見つめ直してみる
こんにちは。西村です。
ここ最近もやもやごにゃごにゃと考えていたことに、ある程度整理がつき確信が持てたので、今回はそれについて書いて気持ち良くなろうと思います。
私自身の「目指す将来のビジョン」「誇れる長所や直すべき短所」みたいなものについて、改めて考えて自分語りしていきます。
将来の夢を考えてみる
私には、「胸を張って語ることのできる具体的な将来の夢」というものが長いことありません。最後に人に夢を話したのは小学校低学年の頃でしょうか。ただ漠然と、「大工さんになりたい」と考えていたことを覚えています。何がきっかけだったかはすっかり忘れてしまいました。
ただ、抽象的な考えとして「自分が心から楽しい・面白いと思えることがやりたい」というものが今もあります。
多くの人が持っている思いではあるでしょう。しかし、具体的な夢がない分私の中を占める割合は恐らく他の人より多いのだと思います。
では、今までに私が心から楽しいと思ったこと、面白いと思ったことは、一体何があったでしょうか。
最近では、学校に通っていること。
今までの自分には無かった知識や考え方を知ることができる。
自分の書いたプログラミングコードが思い通りに動いた瞬間。
友人たちとの何気ない会話や、学校帰りに食べるご飯。
成人式で中学時代の同級生たちと久しぶりに再会したこと。
夜中まで呑んで終電など気にせずにやったカラオケ。
本気でやり込んだゲーム。
少し遡って高校時代。
文化祭。当日は勿論準備も含めて。
毎日取り組んだ部活動。
友人と学校終わりにやったゲーム。
更に遡って中学時代。
友人と計画を立て、京都の街を巡った修学旅行。
分からない問題が解けるようになった授業。
絵を描いている時。本を読んでいる時。
小学生時代から続けた習字。
もっと遡って小学校時代。
友人とマンガを描いていたこと。
友人と川縁に秘密基地を作ったこと。(今思うとすごい危険)
委員会活動。給食紹介の放送や誕生日給食の準備など。
あまり昔の事は思い出せませんが、こんなところでしょうか。
これらを大まかに分類すると、
・気心の知れた友人と何かに取り組む事
・何かを書いたり作ったりする事
・新しく知識を得る事
大体この3種類に当てはまります。
また、私は人の役に立ったり、喜んでもらったり、認めてもらったりすることが大好きです。自分が生きている意味を再確認しているような気持ちになります。
つまり、自分が心から楽しいと思えること、ひいては私が将来やりたいこととは、「気心の知れた仲間と、知識や技術を活かして、何かを作ること。
それを通して人を喜ばせること」ということになるのでしょうか。まだまだ抽象的ですが、「面白いことやりたい」と比べたら随分具体的になりました。大きな一歩です。
今考えると、幼き日の「大工さんになりたい」という夢はかなり的を射ていました。寧ろまだ幼かったからこそ、純粋な目で自分を見つめることができていたのかも知れません。
自分の長所を考えてみる
次に、私が誰にも負けないと言える長所や要素について考えていきます。
と言っても、自分の長所を探す事はとても難しいんですよね。自分ができる事・得意な事は「できて当たり前」と感じてしまいがちなので。
一人で考えていても埒が明かないので、他の人から見た客観的な視点を入れようと思います。少し前のことになるのですが、学校の授業の一環で「自分の長所・短所を友人に聞く」というものがありましたので、それをもとに考えてみます。
1. 傾聴力がある・気遣いができる
こんなことを言って頂きました。嬉しいですね。
人の話を聞くのは好きです。聞いたことのない話や自分にはない考え方を知るのは面白いですし、自分と同じ考えを聞くと嬉しくなったりもします。友人の他愛のないお喋りを聞いているのも楽しいですし、なんなら電車で隣に座った人が話していることも聞いています。
それと同時に、辺りを眺めるのも好きです。あの子今日も寝ちゃってるなとか、こんなところにこんなお店あったっけとか、あの人何をやってるんだろうとか。新しい発見もあったりなかったりします。
気遣いができているかは少々不安なところですが、周りの人が見えていなければ気遣いはできないでしょう。気遣うための前提条件はクリアしていそうです。
私の好きなことをしているだけなのですが、なるほど長所たり得るのかも知れません。
2. 視野が広い・知識がある・ネタが幅広い
こんな言葉も頂きました。ありがたい限りです。
先ほど申した通り知識に対する欲求はありますし、傾聴力もあるらしいので、どうやら視野が広いというのも当てはまりそうです。
ネタが幅広いというのも含め、これらは幼少期から本を読むことが好きだったり、友人とマンガを描いていたことに影響されている気がします。
本というのは良いものです。書く人によってそれぞれ独自の世界観が展開され、それぞれ独自の「好き」が詰まっています。ピタリとはまれば何時間でも読んでいられますし、何度も読むたびに新しい発見があります。
漫画を描いていた時は、ひたすらに貪欲でした。
本。テレビ番組。友人との会話。身の回りの全てのことからネタを集め、発見を得て、面白さに変えようとしました。
このようなモノの見方は今も変わらずありますし、一生活かせるものだと思っています。
「視野の広さ」に関して少し私の考えをお話ししますと、最も重要なのは「知識の広さ」だと思います。
私が思うに、モノを考える際に大切なのは理由を考えることです。「なぜ」を追うと物事の本質やルールが見えてきます。
知識がないことには思考は発展しません。深い知識でなくとも、周辺の僅かな知識だけでも、あるかないかでは大きな差となります。
また、物事の本質を考えると、その物事の変化させてはいけない部分と変化させてもいい部分が見えてきます。そこを捉えておくと、新しいアイデアが浮かびやすくなるかも知れません。
あくまで私の考えですが。
3. 好きなものに本気になれる
これはその通りかも知れません。好きなことに取り組んでいるときは時間が流れるのが非常に速いです。非常に幸せなことです。
ただ問題点として、体調と時間の管理が絶望的に下手くそです。ふとした瞬間に電池が切れますし、いつも割りを食うのは睡眠時間です。これは改善しなければいけませんね。
自分の長所。案外あるものですね。友人たちに感謝です。ありがとうございます。
さて、長所が見つかったところで、同時に短所についても考えるべきでしょう。こちらに関しては自覚がありますので、自分の思う短所を考えていきます。
自分の短所を考えてみる
1. 瞬時の判断が苦手
これは私の一番の弱みだと思います。
長所を聞いたときに「言葉回しが上手い」というのも頂きまして非常にありがたいのですが、これは十分に考える時間があってこその話なのです。
その場で返答を考えなければならない会話や、時間に限りのある作業など、その場でパッと頭を回すことがすこぶる苦手なのです。そして後になってから「あの時ああすればよかった。こう言えばよかった。」と、ウジウジ考えてしまうのです。
どう克服すれば良いのでしょうか。直し方、絶賛募集中です。
2. 行動を起こすことが苦手
私には、何か行動するときに基準としている考えがあります。
・他にそれをやりたがっている人はいないか
・自分がそれを行うことが本当に適切か
・それを行わなかったことで後になって後悔しないか
・極端にやりたくない要素が無いか
(特段に興味があること・楽しそうなことに関してはこの限りではない)
この無駄に多いハードルと、瞬時に判断ができない弱点と、少しの人見知りが合わさると、本当に動けなくなってしまうのです。
しかし、一度やると決めたときには自分の理念が通っている訳ですから、最後までやり抜くパワーがあるのです。ここは長所に繋がっています。
短所には長所が隠れているといういい例かも知れません。
さて、今回自分の将来の夢・長所・短所について改めて考えてみましたが、なかなかに面白かったです。ここから、いかに長所を伸ばすか、いかに短所と向き合うかというところが本番なのでしょう。
皆様も、こんな感じで改めて「自分」について見つめ直してみるのは如何でしょうか。きっと新たな発見があるはずです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。次回もどうぞよしなに。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?