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プラスチックフリーの暮らしを目指す

もう見て見ぬフリは出来なくなってきた、環境問題。
いろいろなドキュメンタリーを見たり、本を読んだりして、自分なりにできることを考えている。サステナブルな生活を意識して、まずはプラスチックを減らす取り組みから始めている。完全にプラスチックフリーな生活にシフトすることが、当面の目標だ。
このプラスチックレスの暮らしは、環境のためだけでなく、節約にもなるのだから、続けやすい。サステナブルな暮らしは、「意識が高い人」だけがすることではなく、誰でも簡単にできることなのだ。
今回は、わたしが実際にやっていること、そして気になっていることを少し書いてみる。

毎日飲むコーヒーは、自宅で淹れて持っていく

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以前は、会社に着く前、毎朝コンビニに寄ってコーヒーを買っていた。
最近ではコンビニのコーヒーも、ストローなしで飲める蓋があったり、環境にやさしい容器を使っていたりするが、毎朝100円のコーヒーを買っていたら、お財布もじわじわ痛む。
フレンチプレスの機能がついた「Vitantonio」のボトルを買ってから、コンビニのコーヒーを買わなくてよくなった。毎朝15分で支度して家を出るのだが、朝起きてまずお湯を沸かし、粉を入れ、お湯を入れて4分間待つだけでおいしいコーヒーができるこのボトルは、忙しい朝とても役に立っている。
わたしは猫舌なので、オフィスに置いてあるマイカップに少しずつ淹れながら、毎朝自宅で淹れたコーヒーを楽しんでいる。

家で飲むときは、金属フィルターで

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大学生の時、一人暮らしを始める際に母にもらった金属フィルターを、今も愛用している。毎回使い捨てのペーパーフィルターを使うより、繰り返し洗って使える金属フィルターで淹れた方がいい。
濃いコーヒーが好きなので、金属フィルターで淹れた方が好みの味になるため、節約・エコ・好みの味で一石三鳥だ。

使い捨てマスクの代わりに、布マスクを使う

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今やマスクなしでの外出ができなくなった。花粉症やアレルギーがないわたしは、マスクをストックする生活に慣れていない。毎回使い捨てのマスクは、衛生面ではいいかもしれないけれど、どこか後ろめたい気持ちもあった。最近では、布マスクを使い、洗って繰り返し使うようにしている。
可愛いデザインのものを選べば、おしゃれの一部になる。
せっかく毎日身に着けるものは、少しでも気分が上がるものにしたい。

ペットボトルは買わず、ウォーターボトルを持ち歩く

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先日、ずっと使っていた水筒が壊れたため、アメリカ滞在中ずっと欲しいと思っていたウォーターボトルを買った。これがまた使えるのだ。
漏れないし、サイズもちょうどいいし(もっと大きいサイズを買ってもよかったくらい)、保冷機能はないけれど、常温の水を飲むのが好きなら、問題ない。加えてこのウォーターボトルは、リサイクル可能なプラスチックを使用しているので、安心だ。
日本では、海外ほどあらゆるところに水を補給できるところが少ない。だからついついペットボトルの飲み物を買いたくなってしまう。厳しい暑さが続く今、少し歩いただけで喉が渇いてしまうので、常にウォーターボトルを持ち歩き、ペットボトルの飲み物を買わないように意識している。

エコバッグを持ち歩き、プラスチック袋はもらわない

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地元ではとっくの昔からレジ袋が有料化していたのだが、ついに東京でも、最近レジ袋が有料化した。必要以上に渡されることに疑問を抱いていたコンビニのレジ袋さえ有料化したのは、嬉しいことだ。
エコバックは、いつも小さく折りたたんで持ち歩いている。いつ買い物をしてもいいように、有料化される前からもう長いこと使っている。
自分の出来ることは、小さいことでも意味はあると信じて、続けていきたい。

プラスチックのラップから、蜜蝋ラップにシフト

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Apiary Madeはオーストラリアのブランドで、蜜蝋で作ったグッズを販売している。まだ購入していないのだが、蜜蝋ラップはとても気になっていて、デザインは可愛いし、繰り返し使えるしで、今後使っていきたいアイテムNo.1である。

バンブー歯ブラシを使う

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プラスチックの製品に囲まれた生活をしていると、それがプラスチックであることさえ意識しないのだけれど、まずは毎日使うプラスチックからなくしていきたい。バンブー歯ブラシをご存知だろうか。海外で話題になっているのが、これもとても魅力的である。最近ヘアブラシを木製に変えたのだけど、今度は歯ブラシをバンブー歯ブラシへ変えたいと思っている。

プラスチック容器からガラス容器へ

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ガラス製品は割れやすいのが心配で、食器や保存用容器など、プラスチック製品ばかり使っていた。しかし、ガラス製品を多く取り入れるようになって、気が付いた。ガラス製品の方が手入れは楽なのだ。
油がついたプラスチック製品を洗うも、いつまでも油でギトギトした感じが抜けず、嫌だった。ガラスでは紙で一拭きしてお湯で流すだけですっきりだ。割れてしまっても、ガラスはリサイクルすることができる。
これからは、タッパーなど、もっともっとプラスチック容器を減らしたい。

その他、わたしが好きで買っている古着や古本だって、サステナブルである。持っている衣類のほとんどは古着だし、読む本だって電子書籍か古本だ。これからもっと、どうしたら身の回りのプラスチックを減らせるか(例えばゴミ袋の代わりになるものは何か?)、ゴミを減らせるかを考えながら、そしてもう一つの課題、エシカルな消費を意識して、暮らしていきたい。
親元を離れて6年が過ぎ、やっと経済的に自立してきた人生四半世紀。自分の生活の舵を取ることができるようになった今、どのような暮らしを送ることが幸せか、心地がよいか、日々考えている。
まだまだサステナブルな暮らしの旅は、始まったばかりである。

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