[OldCityBoy的「ファッション」講義] COMME des GARÇONS SHIRTの縮絨ジャケットのコーディネート方法
COMME des GARÇONSに回帰したことで、店員さんとよくしゃべるようになりました。
そんな中
自分:ギャルソンシャツって今の自分には若い服で、ちょっと恥ずかしくて着れないんですよね~。
店員さん:ギャルソンシャツって今やオジサン向けブランドですよ!
な会話がありました。
個人的にはオジサン向けブランドと聞いてびっくりしたのですが、なぜ自身が"若い服"と認識していたかと言うと、
1. コレクションで若いモデルが着ている
2. 服の色合いや雰囲気がポップ(明るい)
が印象としてあるからです。
でよくよく店員さんに聞いてみると、
1.は、
・年齢が高いモデルは料金が高い
・個性が強いモデルにすると服の個性が目立たないので、それは避けたい
2.は、
・日本ではなく世界向けブランドなので、世界で売れる演出・色合い・雰囲気にする必要がある
とのことで、な~るほどと納得したわけですが、その店員さん(恐らく50代)のカッコを見ていると、ギャルソンシャツの縮絨のコートを着ておられ違和感がないのですが、でも短パン…
自身は短パンを履くわけにはいかず、ギャルソンシャツを着るとするならば10年ぶりぐらいでブランクがありすぎ、さんざん悩んだあげく選んだのがこちら↓
homme duexが縮絨を30年ぶりに復活したことは聞いており、"縮絨"なるものを是非着てみたかったのですが、なんしかギャルソンを着ることにブランクがあるため、やっぱ"黒"が無難だろう、とのことで、これを選びました。
ちなみに"縮絨"とは、
ウールをせっけん液などアルカリ性の液に浸して、もみ洗いやこすり洗いをすることで、毛を絡ませて縮めること
となり、販売時点で毛玉だらけです。(でも生地が詰まるので温かいです。)
いまでこそ"縮絨"加工は認知度はありますが、30年前に毛玉だらけの製品を商品として売るギャルソンの攻めっぷりはやはり凄い…
もう一点、裾の裏地が出ていますが、
洋服の裏地は外に出してはいけないものなの?
の服そのものの概念を問うギャルソンらしい問いかけですが、homme plusの過去のコレクションのなつかしさも購入の決め手になりました。
で、このアイテムをどう着ているかというと、意外と普通なコーデで着ています。
上では、洗いがかかっているジャケットなので崩した着方の方がいいかな、とスニーカーで合わせいますが、ギャルソン!、な感じもせず、厳かなギャルソンコーデで自身は気に入ってます。
で、もっと厳かで大人っぽく(オジサンっぽく)ギャルソンシャツを着こなせないものかと革靴に合わせてみましたが、これまた違和感がなく、我ながら良い買い物をしたな~、と大変満足しております。
ギャルソンシャツは円安の影響で価格が高く、なかなか頻繁に買えるものではないですが、そんな意味でもオジサン向けブランドなCOMME des GARÇONS SHIRTの紹介でした~。
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ギャルソンシャツに関しては過去にも記事にしているので、覗いていただけると嬉しいです~。
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