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予期せぬ引っ越しで、てんやわんや(´゚д゚`)

職場を辞めよう辞めよう、と思って奮闘している日々の中に、急に引っ越しが決まりました。

義父と私たち夫婦が同居することになったのです。

慌てて段取りや準備を始めました。

すぐ近くへの引越しなのに、引っ越し料金は同じ、と言われて業者に文句言ったり、同居先の家が不用品だらけで、引越し前に処分の業者を入れることになって、予想外の出費があったり。

くっそ忙しい中、毎日ヘロヘロで荷造りしたり(笑)

仕事しながらよくやれたと思います。

義父と義母の話はこれまた色々あって、オイオイ書いていきたいのですが、義母は若年性認知症の診断を受けています。
長い長い入院を経て、現在は老健に入っています。
このときは、まだ病院にいました。

引越し先となる、義父の住む家は2世帯住宅で、夫が育った家でもあります。数年前までは夫の祖父と祖母が1階、義父が2階に住んでいたけど、祖父と祖母が亡くなってからは、1階は空いていました。


夫は、同居したら家賃がなくなることや、義父が日々の仕事(自営)や義母のことなどで忙しく、時折不安定になるので心配な面もあることから、いつかは同居したいようでした。

そしてその年、私たちの賃貸が更新だったこともあり、一応お父さんに聞いてみよう、ということになり、半年以上前に聞いてみたら、


「俺は2階から1階に下りたくない。」
「自分の歳を考えれば、お前たちが2階に入るのがいいと思うけど、花子(義母)との思い出がたくさんあるから、2階から動きたくない」
「会社(自営)の倉庫を解約して、在庫を全部1階に入れるつもりだから、住む場所ないよ」

と言われたため、私は別に入るのは1階でもいいけど、なんかお父さんがそんな感じだしめんどくさいから、じゃあいっか、と一旦は同居はしない方向になっていたのです。

その時の私の気持ちとしては、正直、引越しはめんどくさいし、その家は住みにくい間取りだし(笑)

何よりも、義母含めて親族の女性がこれまで、重症な病気になってる率がめちゃ高く(なぜか男性陣は長生き)、恐怖すら感じていたので、出来ることなら入りたくないと思っていました。

私の実家の父からは、「同居なんかするより、とっとと自分たちで家を買ったほうがいいぞ、好きなように出来るんだから。」なんて言われてもいました。

そもそも、家って、買うのが当たり前なんでしょうかね?
私はあまり欲しいとは思わなかったです。


長いローンを組んで払うのがまずしんどい。ローンが好きじゃない。
払い終わるころには家は築年数が経っていて、別のメンテナンスでお金が必要になる。何よりも、住む場所をしばられるような感じがちょっと。

ずっと賃貸でいいし、ずっと働けばいいんだし。なんて思っていました。

でも、今となっては、引っ越してよかったなあと思っています。

結局1階に入りました。賃貸の更新直前に、一応、最終確認として、今回は同居しないですよね?と義父に伝えたら、

「お前たちが1階に入るなら、いいよ。俺は2階で。」と急に言われたのです。

え?話が違うんですけど(笑)

どうやら、倉庫の解約をせずに済んだらしく、在庫は家に置かないことになっていて。他にも何かあって義父の気分が変わったもよう。

それで、急きょ引越しの準備に入ったのでした。

祖父と祖母のものを業者処分して、義父も細かいものをコツコツとゴミ出ししてくれて。自営で義父が使っていた1階の事務所のものは2階に上げて。

あの怒涛の引越しから、もう1年が過ぎました。

私は仕事を辞めたから経済的にも助かっているし、義父の予定もわかってお互いに安心だし。

何よりも、女性の私ですが今のところ、すこぶる元気で、親族のように病気になる感じは全くありません(笑)

雇われ仕事の縛りやストレスがなくなって、むしろのびのびしています。

築30年、へんな間取りで、冬は底冷えして外より寒い感じがするけど(笑)
入れてくれた義父に感謝しています。

ですが、引越してから、町内会とか、ご近所さんとの関係を持つことになりました。今までは賃貸暮らしで近所付き合いもなく、適当に暮らして来ました。

だから、色々と気づくこと、感じることがたくさんあります。
これまで、仕事を言い訳に、暮らす地域では全く貢献してこなかった私たち。

引越しを機に、義父が長年つないできた、地域のコミュニティに入ることになりました。

今まで頑張って来た仕事や活動も関係ない、町内での自分の存在、見られ方、と向き合うことになったのです。

それはとても、衝撃的で、苦笑する要素しかない現実だったのです(笑)

つづく

・・・なかなか退職後の話にならなくてすんません(/・ω・)/

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