藤田 田 「ビジネス脳のつくりかた」

Den Fujitaの商法シリーズも第三冊目になりました。特に印象的だった記述について記載しておきます。

藤田さんは、昭和26年から昭和56年の30年間、平均して、月10万円を毎月貯金していました。30年間一度も引き落とさず、その残高は1億2,400万円にもなっていたそうです!!!もちろん現代とは、金利が異なりますので、同じように貯金をしても同額は貯まりませんが、IdecoやNISAなどで毎月コツコツ積立するという考えと同様な考えだと思います。

藤田さんは、1億2,400万円を見せびらかして貯めていたのではなく、時間をかければ、大きな仕事ができるということを証明したかったと言っています。また、この30年間コツコツと積み立てたという大きな"信用"はビジネスで大きな武器になるという話もしています。

そのほか、5%の正社員と95%のパートタイマーを組みあわせて最大の効果を図るという考え方も目から鱗でした。特に日本は主婦の方など、めちゃくちゃ優秀なパートタイマーさんが多いので、下手に男性の正社員を複数人雇用するよりも、優秀なパートタイマーさんを雇用した方が生産性高く、優れたアウトプットを出すことができるのかもしれませんね。

藤田 田さんの本は、読む人のその時のシチュエーションによって学びが異なりますので、事業を進めていく上で、立ち止まった時はぜひ読み直していきたいと思います。


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