不器用な人が年相応に悩んでるだけで、メンヘラ扱いされてしまう世界で。

不器用な人が年相応に悩んでるだけで、メンヘラ扱いされてしまう世界で。

恥ずかしい話、学生時代の私は自分のことをもっともっと特別なんじゃないかって思っていました。でも、当たり前に、社会に出ると思っていたよりもずっと私は何者でもなくて。

最近ずっと、どうして私はミスiDに出たんだろうって考えてるんです。どうして出たかったんだろうって、最近いろんなものを見失いがちになってしまっていて。

私はホステスをしているけど、出勤するたびに「どうせダメだよ」って冷ややかな目で見られる中で、「まだそんなことやってんの?」って失笑される中で、時々、私のことを応援してくれる人の声が、私の中でかき消されてしまう。

どうして、こんなに弱くなってしまうんだろう。

どうして、まっすぐ自分を信じられないんだろう。

不器用な人が年相応に悩んでるだけでメンヘラ扱いされてしまう世界で、今の私は、正直、悩んだり迷ったり落ち込んだりするのすら、こわいんです。ほんとうは。

でも、そんなでも、ぐずぐずでもどこか自分を諦めきれなくて。やっぱり、学生時代の自分への期待みたいなものが捨てきれてないんです。たぶん、きっと、ぐずぐずな今だからこそ、それを捨てちゃいけない気がして。

だから、変わらなきゃって。ちゃんと自分で考えて悩まなきゃって。きっと、ミスiDはそういう私にちゃんと悩むチャンスをくれたのかもしれない。

私は、今、私の知ってるすごく狭い世界から、どうにか踏み出したくて。どこまでも臆病な私だけど、やっぱり、もっともっと広い世界を知りたい。もっと世界を見て、私にしか言えない言葉を発信したい。実は、どんなにしんどくても「もういいや」なんて思ったことはないんです。


こんな自分のままじゃ嫌だって、変わりたいんだって、もがきながら歩く道は、びっくりするほど真っ暗で、不安で足が止まってしまう時もあって。ほんとうは、誰かに手を引いていってほしい。誰かの後ろに隠れていたい。でも、今はひとりで踏み出さなきゃ行けない時だともわかっていて。

私はこれから先、今よりもっと迷うし悩むし落ち込むと思います。画面の向こうの彼や彼女達みたいに突き進むことは私にはできないけど。でも、ちゃんと進んでみせたい。

迷ってしまう私達が困難や生きづらさを抱えるからこその「なにか」を、私なりの言葉で証明してみせるから。

だから、もう少しだけ、ほんの少しだけ、待っていてください。

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ミスiD2019SF。 1994年、広島生まれ。 日芸文芸学科 https://twitter.com/mjc5ak